2025出会ってよかった音楽5選
早いもので2026年の足音が聞こえつつある12月下旬、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はあり得ない冬の寒さと短すぎる日照時間に身体をやられてしまい先日ついにU〇er Ea〇sに手を出したのですが、その便利さにまんまと心を掴まれてしまいました。家で食うファストフード、旨い!金が、無い!あと最近辛いものがめっちゃ旨い!お気に入りはセブンの蒙古タンメン中本です。麺は勿論のこと、残った汁に米入れて温玉乗せて食うのがガチで世界一旨すぎるのでみんなやってください。
ところで先日有難いことに人様からドカ良・ヘッドホンをプレゼントしてもらったのですが、これがま〜じで良い。元々デバイスには詳しくも興味もさほど無く、100均で見つけた数百円のイヤホンや某中華系サイトで購入した1500円のヘッドホン(猫耳付きで両サイドの肉球印刷がゲーミングに光るよ♡かわいいね)を使用していたのですが、ちゃんとしたものを経験するともう戻れませんね。重低音が違いすぎる。ノイキャン凄い。左右から聞こえる音の移動の滑らかさ。これが立体感ってやつか。感動することばかりです。この世に爆誕してから20年と幾ばくが経ちましたが、世界ってまだまだこんなに広いんだ。捨てたもんじゃねぇな!
少し一人語りをすると、音楽を本格的に聴き始めたのは今年からで。元々ボーカロイド楽曲を好きでよく聞いていたものの、自分から音楽を漁りに行くといったことをしていなかったのです。
そんなときに長年の付き合いのある𝑳𝑶𝑽𝑬友人から、「"そういう良さげな音楽"だとか、"誰かのイメソン"みたいな曲をただひたすらにぶち込んでいくプレイリストがあるのだけど、よかったら一緒にぶち込んでくれない?」とのお誘いを受けました。思えばこれが全ての始まりでした。友人、本当にありがとう。
それからはというもの、直感的に良さそうだな…と思った音楽をそのプレイリストにひたすらにぶち込み、そのぶち込まれた楽曲たちをひたすらに聞き、自分に刺さった作品をまた自分用のプレイリストに入れては聞きを繰り返す日々。これのな〜んと楽しいことか!もっと早くやっときゃよかった!もしかして私より音楽音楽しているみんなはもっと早くからこの楽しさを知っていたんですか?なんで教えてくれないんですか?ずるいです
というわけで、僭越ながら2025年に出会ってよかった音楽を5曲紹介していきます。普通にめちゃくちゃ語ってしまったので、曲聴くだけで嬉しい限りです。物好きな方がいれば、ぜひ読んでいってやってください。
これを見たからには聴けよ。フォロワー、信じてるからな。
ふたりだけの閉じたせかい/落合一十
これは例のプレイリストに友人が追加しており、一聴き惚れした楽曲です。
あの、本当にすごい。
この下にある曲語りとか見なくていいから一旦マジで本当に聞いてください。
顕微鏡で覗いたような、閉じているのに広い、有限と無限という対極が共存してしまったようなMVにまず心を取り込まれます。Vocalや作曲者、BPMまでもがこの画角に収まっているのがまた"閉じたせかい"を表しているようでとても好き。
流水に薄れていく絵の具、クラゲの漂う水の中、細胞のようなうごめき、いくら大切にしていても流れうるその残酷で輝かしい刹那と確かな永遠への祈りが融け合うような空気感に、手を握られた時のような驚きの混じる嬉しさがあります。
落合一十さんの織りなす初音ミクの、か細く光った一本の線で繋がってゆく歌声。1つでも零すと途端に壊れてしまいそうで、でもすべてがすべてを求めあっているからこそ成り立っているような音の数々。BPMの変化、ラストの割れた音に心地よい苦しさを覚えます。
あの!本当に聞いてくださいね。
好きな歌詞は「浮かぶ朝のように 息を選んでいる」です。
※当noteを書くにあたって改めてチャンネルを見てみたらなんとまた新しく曲を投稿されているし、なんならアルバムを出しているじゃないですか。即買いしちゃった。うふふ。みんな買おう。
am06:45/kohe
こちらは漁っていたら偶然目に止まり、聞いてみるとなんとまあ私好みの楽曲たることか。
タイトルからも印象付く通り、朝や始まりを感じる爽やかで手を伸ばしたくなるような曲です。
私は18年間生まれ育った故郷を脱出し、一人暮らしを始めて今年で4年目になるのですが、上京する日に乗っていた新幹線の窓から望む移り変わる景色を見て、何があるわけでもなく涙が出てしまいそうになったあの感覚を思い出します。
MVに影響を受けているのもありますが、私は東京に到着した夜行バスから降りて、目的地に向かう道中にこの曲を聴く時間が本当に大好きで。夜行バスって大体朝の6-7時に着くから、タイトルからしても爽快さからしてもこの曲が本当にぴったりなんですよね。重いキャリーケースをガラガラと運びながら、朝の澄んだ空気を吸って、ヘッドホンでこの世界に浸る。どんなものを抱えていても、この曲と一緒なら何でもできてしまう気がします。
あと、この曲を知ってから東京の八重洲口が好きになりました。
好きな歌詞は「僕を塗り替える朝の空気も いつかはきっとただの背景になるんだ」です。
食卓上の密告解/smile dog
音を、MVを認識した瞬間に、そのセンスと世界観に惹き込まれて戻れなくなりました。私はどうやらこの3分33秒の世界に閉じ込められてしまったようです。
音楽というより、もう1つの芸術作品として完成しすぎている。世界、もうこれだけでよくないですか?私は何を見ていたんだろう。今まで何をしていたんだろう。早く行かなきゃ。どこに?
頭に突然なだれ込んできたこの世の全てに当然理解が出来なくて、ただ呆然と立ち尽くしてしまうような感覚になります。
弾かれる鍵盤から成される慣れ親しんだ響きや未知の不安を彷彿とさせる電子音、しかし現実に存在する数多の音で構成されたこの場所に混ざる声。ここに招かれてしまった私はなすすべなく、ただこれを享受することしか出来ないのです。
この1つの楽曲の中に一体幾つの魂が存在しているんだろう。あまりに月並みな表現で本当に情けないのですが、ガチでセンスの塊すぎるよ。この作品の作り手の視線で世界を見てみたい。掴めるものが多すぎてキャパオーバーしてしまいそうだけど。
この曲に関しては好きな歌詞!よりも好きな場所!を抜粋したいので、秒数を貼らせてください。[1:32-3:00]です。
八月、僕らの犯した間違いの答え合わせ/れーしあ
美しいです。
とにかく、本当に美しい曲です。
楽曲は勿論のこと、MV、歌詞字幕、カゼヒキの声。所々に散りばめられた、塞がれていたもの、確かにあたたかった愛、壊れてしまった何か、その全てと目が合う度にどうしようもなく胸が締め付けられます。
自分一人では取りこぼしてしまうような日常の幸せを、大切な誰かと共にしていたあの日を思い出しては、彼と共に溺れてしまいそうにもなる。それと同時に、救われもする。ふと顔をなでるその風は冷たいのに、動く心臓はあたたかくて。
目を閉じては赴くままに感傷に浸りたくなるような曲です。
この曲、日頃からただ抱きしめながら聴いているせいかこれ以上文章が何も出てこないのでこの言葉で締めさせていただきます。
幸せになりたいよ〜〜〜〜〜〜;;;;;;;;;;
好きな歌詞は「幸せになりたかったんだ 幸せになれなかったんだ」です。
わかちあうこと/笹川真生
笹川真生さんの音楽と出会ったのは今年のことなのですが、勝手にこの曲を光にして今まで生きてきました。
この先も共に生きゆくと思っていた人間との突然の死別を経験した身なもので、「じゅんばんにきえてく そういうふうにできてる」という歌詞に幾度となく崩れ落ちた心をたくさん、本当にたくさん掬ってもらいました。この曲を、笹川真生さんが溢れさせるものを勝手に光にしてしまっている私がいます。
何をどうやったら、何を見て何を感じたら、どんなふうに手を伸ばしたらこんなに世界の隅々まで愛することができるんだ。
笹川真生さんの音楽を聴いている間は、なんとか自分なりに息ができます。息ができなくてもよくて、喜びだけを感じなくてもよくて、ただ笹川真生さんの星にいるだけでよくて。安心して目を閉じることができます。
好きな歌詞はバレてると思いますが、「じゅんばんにきえてく そういうふうにできてる かみさまじゃないからね いのりたいくらいだ それでもね」です。
というわけで、2025出会ってよかった音楽5選でした。こんな冗長的な文章にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
このnoteを書いている間、せっかくの作品を拙い言葉に戻すってそれ不可逆的で美しいはずのものを私の汚い手で無理やり引き伸ばしては希釈してるみたいで逆に失礼じゃね……?と何回も思ってたんですけど、何がどうであれ好きを語るって全然悪いことじゃないしいいことやんというのが私のモットーなのでこのまま生きます。話したいだろ!伝えたいだろ!
このnoteで知らない曲と出会った方、知っている曲だったけど奥にしまい込んでいたのを思い出した方、私と同じく大事に抱えていた方。どうかその全ての人に、幸あれ。それではおやすみなさい!


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