台北襲撃、容疑者の台湾人の男は飛び降り死亡 刃物で8人殺傷、邦人被害は確認されず

襲撃事件の現場となった台北の繁華街・中山の商業施設前に供えられた花=20日(共同)
襲撃事件の現場となった台北の繁華街・中山の商業施設前に供えられた花=20日(共同)

【台北=西見由章】台湾・台北市中心部の地下鉄(MRT)コンコースで19日午後5時20分(日本時間同6時20分)ごろ、台湾人の男(27)が発煙弾を投げ入れ、近くの商業施設に逃走した。男は逃走中に利用客らを刃物などで襲撃した。2人が死亡、6人が負傷し、うち1人が心肺停止の状態。容疑者の男は最上階から飛び降り死亡した。台湾紙の聯合報(電子版)が伝えた。

現場は日本人観光客も多く行き交うMRT「台北駅(台北車站駅)」の周辺。聯合報が報じた監視カメラの映像では、防毒マスクをした男がカートから複数の発煙弾を取り出し、次々と床に投げる様子が写っていた。

容疑者の男は兵役逃れの容疑で検察当局に指名手配されていたという。

日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所によると、現時点で日本人の被害は確認されていない。

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