妹やゼミのお金使い込み、学生はスポーツ賭博 母はヤミ金との交渉へ

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後藤太輔
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 タンスには、妹のお年玉も保管されていた。

 「稼げたら返せばいい」

 そう考えながら手を伸ばした。2018年の春ごろから、「自分の行動はめちゃくちゃになった」。

 東京都内に住む男性(29)は大学生の時から、スポーツベッティング(賭博)に大金を投じてきた。始めて2年も経たないうちに、賭けることを制御できなくなった。両親の腕時計やかばんも売った。大学のゼミで合宿の会計担当になったとき、資金70万円を使い込んで、親のクレジットカードで返した。そこで親に気づかれ、とがめられた。が、その後も「借りを作ったので、なんとか返そうと思って」。さらに親の金で賭博を続けた。

 ギャンブル依存症だと診断された。脳の機能に異常をきたす病気で、自分の意思では止められなくなるという。しかし、回復する手立てを見いだせず、大企業に就職した後も賭博を続けてしまう。それによるヤミ金とのトラブルに、家族も巻き込まれた。

 母は言う。

 「『息子を殺して自分も死ぬ…

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この記事を書いた人
後藤太輔
スポーツ部|部活、子どもとスポーツ
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スポーツと社会、子どもとスポーツ・遊び