Masaki Ueta

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Masaki Ueta
@reRenaissancist
自然の憲法学(大学院法学研究科D2)。ウォッチャー/編集(ゲンロン)、書店員もどき(キャンパスのなか) 。人文系ニュースメディア「人文ウォッチ」 運営・制作・出演(毎週土曜夜にYouTube番組やってます)
早稲田・五反田←高松researchmap.jp/masakiueta

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おまえの専門は何なんだという感じですが、『文化人類学研究』という学会誌から論文が出ました。 日本語ではほぼ紹介されていない「自然の権利」の新しい事例を多々取り上げています。ご笑覧くださいませ。 21世紀の「自然の権利」と大地の人類学 :法学の存在論的転回?
弁護士による「動物園です。ご鑑賞ください。」というツイートをみた。二度と法教育なんてことを言わないでいただきたいと思う。
大学生は本を読まないと熱弁してくる年長者たちが学生向けにと勧めてくる本が、ちょっとカッコつけるために学問っぽさを身にまとったビジネス書や自己啓発本ばかりで、まじでそういうところやぞと憤っている。
重要なのは、大学に入ってすぐに、異様に勉強している他の学生たちに出会えるかどうかだと思うんですよね。
カワセミって早稲田にも飛んでくるんだな。(通路の真ん中で動かないので、注意喚起のカラーコーンが設置された)
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書店員の給料では本をほとんど買えない問題、まったくその通りすぎて首がもげるほど頷いている。ぼくも書店員としてもらっている金では本は買えません(というか生活もできないけど)
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法学知は、非専門家に対して「動物園です。ご鑑賞ください。」と言い放つためにあるのか。そんなものなら滅んでおいたほうがよっぽど社会のためになる。いい加減にしてほしい。
「推し活」みたいな感覚で学問的なものに参入してこようとする人たちに対する警戒は強い。それは消費者的な態度であって、生産者の振る舞いかたではないと思うんです。(そしてこの区別は確実にある)
授業のオンライン化で、実家で親と一緒に授業を受けている学生が急増していると思われるのだけど(Twitterでの観測による)、その最大の問題は、こうして(RT)親の誤った、ないしは歪んだ、認識や価値観によって学問的な「知」が抑圧され干渉されてしまうことですね。
教養的蓄積みたいなので気がついたのは、ぼくのばあい、中学生のときに電子辞書を手に入れて(電子辞書の持ち込みを許可していたのは母校の数少ない美点のひとつである)、そのなかに入っていた青空文庫500冊だか1000冊だかをひたすら授業中に読んでいたことが今に効いているということですね。
ぼくの好みとしては、「大学の授業でたくさん友だちが見つかる!」という神話よりも「大学の授業というのは毎回出席者が減っていって、ますます濃密な内容になっていくものだ」という神話のほうを積極的に流通させていきたい。
大学院受験で不合格になったというツイートに、大学教員が「教員側の気持ち」として不合格理由を勝手に妄想して書き散らかしているの、まじでやばいなというお気持ちになる。
池袋の某大型書店に行くとレジ待ちの長大な列ができていてもしかしてこの国の出版・書店業界は安泰なのではないかという錯誤に陥っていたくなる。
だいたい東京と「地方」では、選ぶことのできる文化の幅だって明らかに異なっているにもかかわらず、それらをすべて「美はどこにでも存在している」的なことばで片づけてしまうほうが、よっぽど乱暴ではないか。
法学部生(うちの大学ではない)と思しきアカウントが、講義をすべて書き起こしたものをnoteで有料販売しているのをみつけて、あーあと思った。
あと普通に思うんですが、「判決を評価するにはすべての文書や証拠などを読まないといけない」という主張、きわめて非市民的ではないですか。そんなことやっていて、社会は成り立つの?
ぼくの理解では、通信制ではない「大学」は、そこに学生や教職員や図書館や生協や周辺の飲食店などが「集まっている」というキャンパスの「空間性」に全面的に依存しており、これをほとんど欠くことになる「入構制限+授業のオンライン化」は、大学をめぐる認識と議論の枠組みをすっかり変えてしまう。
そうなんですよね。大学の「キャンパス」という空間には、家庭から切り離し、均等な環境をあたえることで、学生たちがみな対等な関係で学ぶことのできるようにする、という機能があった。
普通の大学院生は、目の前の教員にこそ「助けて」と言えないということは声を大にして言っていきたい。これを様々な場で教員たちに伝えると驚かれるのだけど、それこそびっくり案件ですよぬ。
本が読めない系の話は、まず「目を通す」と「理解する」を切り離すところから始めるべきだという確信がある。
「博士課程にいる強者女性ですら」という文字列をみたけど、博士課程は男女問わず経済的弱者にするんだよ!!
そういえば、主に電車のなかで論文を読んだり考えたりしているツイ廃系大学院生の博論執筆術として、鍵垢をつくってそこにひたすら読んだ論文や研究メモをツイートしていくという方法論に行き着きました。適宜ダウンロードもできるしね。
法学者には固有の合理性があり、今回の裁判官にしてもそれに基づいた判断を下しており、とりわけ刑事裁判でそのような結果になることも(素朴な驚きはあれ)違和感もないのだけど、ぼくが大いに気にかかっているのは、いまその「固有の合理性」がほとんど信頼されていない(むしろ不信の対象となってい
暇をみてはつくっていたのだけど、際限ないのでこのあたりで……。サルトルやボーヴォワールに、フーコー、ドゥルーズ、デリダ、そしてシクスーやクリステヴァまで。たくさん。 国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想
むしろ入門者の開拓ばかりして中級者の育成をしていないのが人文書の問題なのではないかと思っている。
新入生に薦めておきたい一冊は野内良三『日本語作文術』(中公新書)ですね。これはマジでおすすめします。むろんすべて信じるのではなく、これを参考にしながら自分なりの文章の書き方を作っていけばよいのだけど、そのためにめっちゃ使える本。まずはちゃんと意味の通じる文章を書くことから。
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煽り文句として「社会を知らない」というのがあるわけだけど、具体的に何を知っていれば「社会を知っている」ことになるのかは明らかではない。具体的な知識を積み重ねていくと「知っている」状態にたどり着ける、とも想定されていなさそうである。このときの「社会」イメージは面白そうだなと思う。
卒論を書いている学生に「Xと思われる」を「X」と言い切るように助言するツイートが流れてきたのだけど、ぼくはむしろ指導教員に「と思われる」と書くことの重要性について説かれていたな……(言い切りがち)
「GPAのため楽単の講義だけ取って見かけだけの成績だけ良くても自分の力にならなければどうしようもない」と投稿している大学教員がいらっしゃったのだが、金にはなるんだよ。
ひとつの大学で外国語文献講読の最小開講人数が集まらないというのなら、それこそ複数大学で連携して開くべきでしょう。原文至上主義者をやるつもりはあまりないが、外国語のテクストをきちんと検討することのできる人を育てないと、それこそ「大学の終わり」なんじゃないですか。
高校教員を名乗るアカウントが「そもそも教わる立場として先生が間違っていると言うこと自体おかしい。教えるのが先生、教わるのが生徒。その立場を忘れずに。」とツイートされているのをながめた。
だから早稲田から書店は消えてないんですよ。いい加減にしてくれ。
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産経ニュース
@Sankei_news
最大級の学生街、早稲田からついに書店が消える 早大生も落胆「出版物売る所なくなった」 sankei.com/article/202408 唯一残っていた文禄堂早稲田店が9月16日で閉店すると告知された。早大の出版サークルの刊行物を取り扱っていたこともあり、早大生は「今後どこで買おうか」と困惑している。
これは必読であろうと中公新書の新刊、加藤喜之『福音派』を読む。必読であった。そしてやっぱり70年代のアメリカなんだよなーと思うのでした(わが研究テーマであるところの「自然の権利」もその時代の空気をめいっぱいに吸い込んでいる)
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ことに大学の勉強においては、「勉強法の勉強」から始めないといけないということを知らない人たちは多い。
ちょくちょく話題になるわりに入手困難なこの本、うちの生協の片隅にしれっと並んでいたので救出してきた。
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大学院生にとっての最大の防御は、ハラスメントの疑いのある教員とは付き合わないことです。これは何よりも(研究テーマの適合度などよりも!)重要なこと。
大学院生の仲良しコミュニティ、気を抜くとすぐに「なにも成し遂げられていない自分」を相互承認しあう会になりがちなのだけど、そんなもの(半)年にいちど飲み会でもやっておけば十分なのであって、そんなものを毎日のようにやっているのはコスパが悪すぎる。
なにをやるサイトかといえば、まずは増えすぎている人文系イベントを集約しようというサイトです。これつくるのマジで大変なので、ぜひ応援してください(端的には、PV数を出したいので無限にクリック&シェアしてほしい) 人文ウォッチ | webゲンロン
ちなみに、近代批判はほとんど法学部ではなされないので(教養科目ではなされるが、法学の勉強に集中したいらしい人たちは……以下略)、法学系の人たちは「強い個人」からなる市民社会などを朗らかに信じたうえで議論をすることがあります。
岩波文庫の話題で思うのは、ああいう本たちはとりあえず部屋の片隅に積んでおくといつか役に立つということです。(修論執筆の最終段階でとつぜんトクヴィルとアレントを使うことを思いつき、学部1年のときに買って貯蔵されていた岩波文庫とちくま学芸文庫のお世話になった者)
フランス現代思想篇のもくじ。まじで大変だった。。
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Masaki Ueta
@reRenaissancist
暇をみてはつくっていたのだけど、際限ないのでこのあたりで……。サルトルやボーヴォワールに、フーコー、ドゥルーズ、デリダ、そしてシクスーやクリステヴァまで。たくさん。 国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想note.com/masakiueta/n/n
毎度電車に乗るたびにツイートしている、ことでん琴平線・仏生山駅の無人古本屋。小説やエッセイなどを中心とした(ときどき学術系文庫も混ざっていた気がする)文庫本が一冊200円で。
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論文を読んだり翻訳をしたりするときに「辞書を引かずに読めてしまう」人は、むしろ「読めていない」のだと言っても良いくらいなのではないかと思っている。