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令和6年度公認会計士試験 開示答案分析・所感

0.はじめに

あ、どうも😅
史上最難関との呼び声高い令和6年度公認会計士試験「30傑」(←超スゴい)の訓練された🟰ゲチピエロこと訓ゲチです。公認会計士・監査審査会から今年は比較的早く開示答案が返却されたので、whiskyをペロペロしながら大雑把な採点と共に各大問の振り返りを行おうと思います。なお、普段私のTwitterの投稿をご覧になっている皆様はnoteとの一人称や文体の違いに戸惑われることかと思いますが、どちらも同一人物により書き込まれたものであるため安心してください(何を?)。

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全科目偏差値60超えで大変バランスの良い成績となっております。
takaroom風に言うと「左側弱い」

1.監査論

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監査論1-1

今年の監査論は例年通り第1問典型論証、第2問事例問題というお決まりのスタイルでした。
1-1は経営者確認書とサンプリングについてですね。サンプリングがちょっとしたサプライズではありましたが、まあ典型の範囲でしょう。論ペタしてGGです。

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監査論1-2

1-2は監査要点の設定理由、RMM評価の暫定性、グループ監査でした。
監査要点・グループ監査はド典型なのでペタペタするだけでしたが、RMMに関しては正直7行も何を書けば良いのか分からなかったので監基報の表現を拝借しながらそれっぽい文章を生成しています。

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監査論2-1

出たわね。
今年の監査第2問はR4を彷彿とさせるナイトメアモードであり、試験会場は阿鼻叫喚渦巻く地獄絵図の様相を呈していました。当職も御多分に洩れず自信を持って回答できたのはアサーションの設問のみという有様、休憩時間に足切りの恐怖に怯えた女の子が身を震わせながら啜り泣いているのを見て性的興奮を覚えたことしか記憶にありません。
気を取り直して2-1の答案を見ていくとかなり酷いですね。便所の落書きレベルです。固有リスクは為替レートの方向性で書いたのですが素点から推察するにほとんど点は入っていないと思われます。というか監査論で1行問題ってどうなんだ😅

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監査論2-2

2-2は受託会社監査人とかいうこれまたトンデモ論点でした。いや、ほんmoneyとんでもない。何コレ。共通点・相違点は埋没確定なので監基報402を引けるかどうかが勝負になるのですが、ここは落ち着いて探し当ててそれなりの文章を書けていますね。テキストに載ってないから引けるわけがない、こんな論点を出す試験委員が悪いと未練タラタラ御託を並べていた某肉系合格者にも言ったのですが、試験中に参照できる以上監基報の素読は絶対に行うべきであり、引けなかったのは闘技場に持ち込める武器の取扱説明書を読んでいない手前の責任です。異論は認めない。
日本語を書けば科目合格レヴェルは確保できるとまことしやかに囁かれている監査第2問ですが、全体的に振り返ってみると書くべき日本語がそもそも見当たらないという印象でした。俺達の点数返せや…👹🔪

監査論 素点:46/100 偏差値:61.60(205位)

2.租税法

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租税法1-1

公認会計士試験の租税法は趣旨ガン無視でひたすらに処理と条文操作を詰め込む非常にブルシット性の高い科目になっており、その分人によって得手不得手がはっきり別れるという印象です。
1-1の条文探しゲームですが、今年はやや易といったところでしょうか。多少の条文の抜け・漏れはありますが、概ねしっかりと指摘できています。

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租税法1-2

続いて1-2の○×クイズですが、こちらはほとんど完璧ですね。正直、租税法第1問に関しては条文カルタ武蔵理論でゴリ押しできてしまうので特に技術的な話はできないです。

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租税法2-1(1)
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租税法2-1(2)

さて計算です。法人税は7/15でした。うん。
作問者大概にせえよ。
こんなうんちっち問題で「公認会計士として業務を遂行するにあたって必要な法人税に関する基本的な計算構造についての知識」が測定できるとは到底思えないんですが👹
論文式試験の直前期、税務考査において人道に悖るジェノサイドが公然と遂行されたことからも分かるように、どうも税理士の先生方は我々と仲良くやっていく気はないらしい。今年の法人税法はただでさえ不協和音を奏でている会計士界隈と税理士界隈の「溝」をさらに深めた1問だと言えるでしょう。

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租税法2-2

所得税法は4/7でした。なんか問題少なくね?(笑)よう分からん種類物インフルエンサーが書いたケツ拭きにすら使えやしない自己啓発本くらい行間スカスカなんだが。

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租税法2-3

消費税は7/8でした。なんと。蛇蝎の如く嫌悪していた消費税にまさか助けられるとは(やめのはな大先生サンプリング)。

租税法 素点:68.5/100 偏差値:64.45(114位)

3.会計学(午前)

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会計学1-1

1-1は部門別個別原価計算からの出題。作業屑引くか引かないか論争がタイムライン上で盛り上がっていましたが、当職はノータイムで定時休憩時間を含めて実際消費賃率を算定したため、問4が無事に「乱れ咲く連爆の華」となりました。

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会計学1-2

1-2は工程別総合原価計算からの出題。今気づいたんですが、今年は標準原価計算の出題がなかったんですね。計算は割と平易だったため素点はここで稼いでいます。理論も大きく外してはいないのでこの設問はほぼ満点ではないでしょうか。

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会計学2-1

2-1は資金管理からの出題でした。問1の設問2と設問3は埋没なので、設問1のCCCを死守できたかどうかが運命の分かれ道という感じがします。問2に関しては、完答できた人は少なからず存在するんじゃないでしょうか。ちなみに当職は固定負債のリース債務を見つけて意気揚々と資本コストを算定したのですが、試験終了後の休憩時間に流動負債区分にもリース債務があることに気づき怒髪衝天しました。好事魔多し。

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会計学2-2

2-2は毎度お馴染みの設備投資。計算は平易だったので完答したいところだったのですがなぜかNPV差額で痛恨のミスをしています。模試でも第2問で偏差値を稼いでいたので、これが原因で伸び悩んだのだとしたら切腹案件。
てかTPMってなんやねん。んなモン知らんがな👹👹👹

会計学(午前) 素点:62/100 偏差値:61.2

4.会計学(午後)

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会計学3-1

3-1は下馬評通り減損会計からの出題でした。
いや何しとん💢③はまだしも①は問題文の指示を読めてないのがヤバすぎる。理論もドドドード・ド典型で差が付かないので計算のミスはかなり痛いですね…。実際偏差値も全大問で唯一52を割っています。

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会計学3-2

3-2はまさかのソフトウェアからの出題です。ソソソソ、ソフトウェアwwwと熱笑してたら無事足を掬われました。まあ理論も書き方ヌルいし減点されて当然です。ここからはシンプルな負け惜しみなのですがやはり第3問の計算問題は去年のような実力差の出るセットにしていただきたいところです。満点が60点で、素点ベースの平均が50点近いのは普通に問題として破綻している気がするのですが…😅

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会計学4-1

さてお次は財務理論ですが、解答欄はみみっちくなったものの全体的に大きな傾向の変化はなく典型論証の吐き出し大会でした。個人的には問題1-3で朧げながら浮かんできた10%という数字がまさかの正解だったのがポイント高いですね。もっと偏差値よこせや👹👹👹

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会計学4-2

後半も同様。今年は収益認識の事例問題が出題されなかったのでひたすら論証をペタペタ貼り付けるだけの作業ゲーでした。惜しむらくはやはり問題3-1のキャッシュフロー見積法ですかね。時間の制約もあり基準集チマチマ探していられないということで記憶に頼って論証展開したのですが、基準集を引けているかどうかで大きく差が付いているような気がします。あと問題4-1で利益配当と書くところを利益「配得」と間違えていました😅義務教育からやり直して、どうぞ。

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会計学5-1

自分の偏差値が高かったからこそ言うのですが、直近10数年の過去問を振り返ってみても、今年の第5問の問題としての完成度はかなり上位に入ると思います。一見資料は簡潔かと思いきや、様々な論点が随所に散りばめられており、地力の差が出る問題でした(ちな正答数16/19)。何より、解いていて非常に気持ちが良かったですね。高級レストランにおいて料理長を呼ぶノリで、作問者に感謝を伝えるために顔の横でパン、パンと手を2回叩いたらどうやら不正行為に該当するらしくその場で退出を言い渡されました。さもありなん。

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会計学5-2

さて後半。今年の理論はまさかの字数制限付きで一体全体ナニしてくれちゃってるんだスギ⁉️という感じだったのですが、不肖訓ゲチ、実は短歌を嗜んでいたことがありまして、定められた文字数の中で表現活動を行うことはむしろ得意分野であります。大学受験で培った駄文生成能力でシコシコ字数稼ぎしてGG。

会計学(午後)素点:138/200 偏差値:60.73

会計学 素点:200/300 偏差値:60.88(171位)

5.企業法

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企業法1

さて皆様お待ちかねの企業法です。1-1は併合差止請求(182の3)。株主の不利益に関しては会社支配的不利益と経済的不利益のどちらも思いついていたのですが、書きやすそうな前者を選択しました。ここは多少欲張って両方書いた方が良かったのやもしれません。
1-2は反対株主の株式買取請求(116条1項3号イ)。ともすれば182の4を選択しかねない厄介な問題でした。日頃の条文素読を怠ったちいかわ達が次々とシャオされているという印象です。まあ182の4の要件に「1株に満たない端数が生ずる場合」とガッツリ書かれてはいるので、少なくとも「まず条文」の意識があれば引っかかることはないでしょう。とは言っても322条まで引けた受験生はそう多くないと推察します。偏差値はおそらくここで稼いでいるのでは。
あと、1-2の冒頭でご丁寧にも182の4の適用可能性について論じているのですが、コレ果たして素点に寄与しているんですかね?文零どうなんだ。

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企業法2

第2問は役員等の損害賠償責任(429)。ドテン系ではあるものの判例の立場に立って論ぜよという多少トリッキーな出題形式でした。当惑はしたものの結局は用意してきた論証をペタペタするだけでしたね。特に1-2の取締役会の義務→善管注意義務の一内容としての各取締役の義務という流れは差がつく論点であるといえます。該当取締役に具体的な法令違反の事実がない場合に検討すればおk。
1-3は1-1、1-2を前提として当て当てハメハメするだけではあるのですが、そこまで偏差値が伸びていないことから推察するにここで上位層に著しく書き負けたのでしょうか。あと問題用紙を見返していたら「一人株主注意‼️」というメモ書きが残っているのにもかかわらず答案では全く触れていませんでした。日大文理を許さない👹👹👹(空調なんとかせえ)。

企業法 素点:71/100 偏差値:65.75(72位)

6.経営学

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経営学1-1

さていよいよラストの経営学です。いきなりDXの正式名称を問われて当惑はしたものの「教養力」で封殺。1-1は全体的に申し分ない出来ですね。レヴィンの再凍結モデルとかも結構細かい知識ではありましたが対策済みです。

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経営学1-2

1-2。選択問題を全部当てているのが普通にエラい。最後の計算問題は0.24を算出できていたはずではあるのですが転記ミスでしょうか。日大文理を許さない👹👹👹

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経営学2-1

2-1はファイナンスの問題です。今年はゴリゴリ計算するというよりは理論面を問うてくるスタイルでしたね。記号問題は例年通りの択一ではなく、合っている選択肢を「すべて」選ぶという改悪もありましたが、答案を見る限り守るべきところは守れているという印象です。

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経営学2-2

2-2の感想は特にないですね…。反省点は問題4-2で効用関数の計算をミスった所くらいでしょうか。14問正答で素点が28なので傾斜配点は一切なされていないと思われます。

経営学 素点:63 偏差値:66.40(64位)

7.おわりに

さて、史上最難関との呼び声高い令和6年度公認会計士試験「30傑」、訓ゲチの神答案は如何だったでしょうか。全体を通しての反省点としてはやはり会計学ですね。ここで凹まずに偏差値63〜64を確保していれば「十刃」入りも見えただけに後悔が残ります。まあこの退屈な試験をもう一度受け直すのは死んでも御免蒙りたいですが。
ここまで夜なべして一気呵成に書き上げ、推敲は全くしていないため多少の読みづらさ等はあると思いますがどうかご容赦ください。この開示答案が、シン・公認会計士試験という浪風荒き異常海域にまさに船出せんとする若き船人の海図となれば幸いです。

総合 素点:440.85 偏差値:62.97(28位)


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コメント

4
ん

消費税6/7って書いてあるけど7/8だと思います!

gechipierrot
gechipierrot

修正しました
ご指摘ありがとうございます😊

J
J

ハセ学履修したほうが良い

か…
か…

初めまして
本郷の銀杏です
会計士試験を何も知らず、受ける気もありませんが、理解した気になりながら楽しく読めました

題材はなんでもいいのでもっとnote書いて欲しいです

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