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M4 Mac miniをポータブル化して気づいた、MacBookという名の「奇跡」

最終更新日 投稿日 2025年12月19日

この記事は Supershipグループ Advent Calendar 2025 の 19日目の記事です。

はじめに

弊社では通常MacBookが貸与されますが、先日、私は会社にお願いしてあえて M4 Mac mini を選択しました。

  • 決め手1:圧倒的なコスパと計算資源
    チーム内でAI活用のR&Dが進む中、ローカルLLMの試行など、マシンスペックが必要になる場面が増えました。同じ予算ならMacBook AirよりMac miniの方が高スペックであるという点が魅力的でした。
  • 決め手2:0.67kgという「軽さ」
    手のひらに乗るサイズ、わずか670g。自宅には4Kモニターがあるし、会社にも備え付けがある。「本体と少しの周辺機器だけ持ち運べば最強では?」と、その時は本気で信じていました

mac_mini.jpg

結果、開発体験は劇的に向上しました。しかし、この「動くデスクトップ」を運用するために、私は困難に立ち向かうことになりました。


1. 困難:移動という名の「大がかりな設営」

自席にいる分には快適そのものでしたが、誤算は会議室への移動でした。
ノートPC勢が画面を閉じて颯爽と移動する中、私の移動はもはや一大プロジェクトです。

移動の儀式:
シャットダウン → 絡まった配線を回収 → 物理移動 → 再設営 → 再起動

会議のたびにこの「キャンプの設営」のような手間が発生。さらに、会議室のモニターは共用のため、自分用の画面確保も必須となりました。

  • 解決策:モバイルモニターとキーボードの買い直し
    16インチのモバイルモニターを購入し、まず「どこでも画面が映る」という人権を確保しました。
    さらに、愛用の重厚なキーボードはあまりに持ち運びに不向きだったため、軽量化を求めて薄型キーボードを追加購入。

IMG_4523.jpg
※ keychroneのb1 proは1万円を切りながら薄くて軽くてキーのリマップがブラウザからできるのでおすすめです。

【余談】「安物買いの銭失い」とMacBookの偉大さ

実は、最初は1万円を切る格安モニターでお茶を濁そうとしたのですが、これが大失敗。発色が壊滅的で、スプレッドシートの色分けすら判別できないレベルでした。結局、まともなモニターを買い直す羽目になり、「高コスパなMac miniを選んだはずが、これでは本末転倒では?」という疑問が頭をよぎります。と同時に、MacBook標準のディスプレイがいかに「奇跡的に綺麗で高級なものだったか」を身をもって痛感しました。


2. 困難:ビデオ会議で「顔を映すのに一苦労」

当然ですが、Mac miniにはカメラがありません。

  • 解決策:iPhone連携という力技、そして外部カメラへ
    当初はiPhoneの連携カメラで凌いでいましたが、何かに立てかけたiPhoneは不安定で、何よりミーティングのたびにiPhoneをセッティングするのが面倒でした。(デスク上の何かに立てかける形でかなり下からのアングルだったのも微妙ポイントでした)
    結局小型Webカメラを導入。これでようやく、普通のノートPCと同じ土俵に立つことができました。

3. 困難:アラートは場所を選んでくれない

Mac mini最大の弱点。それはコンセントがないと動かないこと。しかし、アラート通知は場所を選んでくれません。

  • 解決策:AC出力対応モバイルバッテリー
    AC出力ができる900g弱の巨大なモバイルバッテリーを導入しました。Mac mini本体(約670g)を優に凌駕する重量ですが、これによりどこでも2〜3時間の生存時間を確保することに成功しました。

さらに、このバッテリーはパススルー充電(本体を充電しながら出力する機能)に対応しており、「無限に稼働し続けるハイブリッド運用」という完全体への道も見えていました。しかし、ここで充電と出力を同時に行う負荷により、バッテリー本体が猛烈に発熱するという壁にぶち当たります。温度が上がりすぎると保護機能が作動し、AC出力が遮断されてしまうという問題でした。なかなか一筋縄ではいきませんでした。

この熱問題に関しては、アルミのヒートシンクをバッテリーに貼り付けて物理的に冷やすという解決策を社内の同志から伝授されました。まさに、現場の知恵が生んだ発明です。

IMG_4530.jpg

また、副次的な効果ですが、このバッテリーにはLEDライトが付いており、停電時には暗闇のオフィスでMacBook勢を導く「光の救世主(ロマン枠)」としての地位も確立しました。


まとめ:たどり着いた真理

現在、私のバッグには以下のものが詰まっています。

  • Mac mini本体
  • モバイルモニター
  • 軽量キーボード & マウス
  • Webカメラ
  • AC出力バッテリー
  • そして、それらを繋ぐケーブルの数々

ひとつひとつの困難を周辺機器でねじ伏せていくプロセスは、エンジニアとしてこの上なく楽しい経験でした。M4の爆速パワーをどこでも引き出せる今の環境に、概ね満足しています。

ただ、最後に一つだけ気づいてしまったことがあります。

これらの要素をすべて一つにまとめ、驚異的な軽さでパッキングし、ディスプレイを開いた瞬間から10時間以上駆動するデバイスが、この世には既に存在していたのです。

「みんな、MacBookってやっぱり奇跡のプロダクトだよ」

MacBookユーザーの皆さん、その薄い板一枚には、人類の英知が凝縮されています。私は今日も、この愛すべき重厚なセットアップ(物理)と共に、M4の限界を攻めていこうと思います。

最後に宣伝です。

Supershipではプロダクト開発やサービス開発に関わる人を絶賛募集しております。
ご興味がある方は以下リンクよりご確認ください。
Supership 採用サイト
是非ともよろしくお願いします。

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@asuya_kakegawa

検索システムのエンジニアをやっています。
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Supership株式会社は、正確なデータとデータ利活用の知見、国内屈指の広告配信技術を基にした企業のデジタルマーケティングを支援する「マーケティングソリューション事業」と、顧客企業の生活者への接点に対して、データを用いたCX向上や新しいマネタイズ機会の創出を支援する「データソリューション事業」を展開するデータテクノロジーカンパニーです。

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