今週末は季節外れの高温で10月並みも 影響は? #エキスパートトピ
強い暖気が流れ込み、20日(土)から21日(日)は全国的に季節外れの暖かさとなる見込みです。年末にもかかわらず、東日本や西日本では20度を超え、北日本ではこの時期として数十年ぶりの気温の高さになる所も。影響をまとめました。
ココがポイント
日本のほとんどの地域では12月21日頃から、平均気温が「かなり高くなる」と見込まれています。
出典:ATV青森テレビ 2025/12/15(月)
この暖気の流れ込みは週末にかけてピークを迎える見込みです。
出典:NBC長崎放送 2025/12/15(月)
札幌市の清田区土木センターによると、急速に雪が解けた影響で排水溝がつまり、広い範囲で道路の冠水が起きたという。
出典:日テレNEWS NNN 2017/12/11(月)
エキスパートの補足・見解
この時期の気温の高さは「寒さが緩む」という点では嬉しいことですが、注意点もあります。まず「雪解け」です。今月前半は真冬並みの寒気が流れ込み、北日本で積雪が急増しました。19日(金)正午の時点では、特に北海道で多くの雪が積もっていて、積雪量は平年の3倍から4倍に達している所もあります。
20日(土)から21日(日)は北海道でも10度を超える所が多く、雪解けが急速に進むとみられます。札幌では12月後半としては34年ぶりに10度を超える見通しです。札幌管区気象台は「融雪となだれに関する気象情報」を発表し、融雪による低地の浸水や道路の冠水、土砂災害、河川の増水、なだれに注意を呼び掛けています。
東日本と西日本では20度前後まで上がる予想です。年末年始の買い出しや大掃除ははかどりそうですが、広範囲で雨が予想されています。気温が高いとそれだけ空気中に含まれる水分量が増えるため、12月らしくない雨の降り方になる所も出てきそうです。道路に落ち葉がたくさん残っている状況で雨が強まると、通常よりも冠水が起こりやすくなる心配があります。車の運転は心に余裕をもって行うようにしてください。