【動画解説】週末は雨で気温上昇 北海道は記録的な暖かさ予想 雪解けが急速に進むおそれ
20日(土)から21日(日)にかけては雨の降る所が多く、各地とも12月後半とは思えないほど気温が高くなりそうです。特に北海道では、12月としては記録的な暖かさが予想されています。積雪が多くなっている所では、なだれ・屋根からの落雪・道路の冠水などの融雪災害に注意が必要です。
札幌は34年ぶり記録的な暖かさ予想
20日(土)から21日(日)にかけては、南から平年より暖かい空気が流れ込んで北海道付近までを覆う見通しです。この影響で、土日は12月後半とは思えないほど気温が上がるでしょう。20日(土)の最高気温は、西日本から北陸付近にかけて20℃以上になる所があり、福岡21℃、松江20℃で10月下旬並み、金沢では21℃で10月中旬並みが予想されています。札幌は12℃まで上がる見込みで、もし札幌で12月後半に10℃以上となれば、34年ぶりの記録的な暖かさになりそうです。21日(日)も、平年より気温は高くなる所が多いでしょう。
低気圧や前線の影響で雨の週末に
20日(土)から21日(日)にかけては晴れて気温が上がるわけではありません。複数の低気圧や前線が日本列島に近づいて通過していく見通しで、これらに向かって南から平年より暖かい空気が流れ込みます。そのため、週末は広い範囲で雨が降り、雨具の出番がありそうです。
20日(土)は沖縄で雨が降ったりやんだりとなり、九州から北海道にかけてもあちらこちらに雨雲がかかるでしょう。平年より暖かい空気が北海道付近まで流れ込みますので、北海道でも雪ではなく雨の所が多くなりそうです。このため、雪解けが急速に進むおそれがあります。
21日(日)になると、より本降りの雨のエリアが広がります。関東は、昼間にいったん雨がやんだとしても、夕方以降は再び本降りの雨が降り出す可能性があります。東海や関東の沿岸部では局地的に雨足が強まり、風も強まる見通しです。夜になると雨はやむ所が多いですが、千葉県など関東沿岸では夜遅くにかけて雨が残りやすいでしょう。
多雪地は雪解け災害に注意
この週末は、先日ドカ雪となった北海道東部など雪が多くなっている所でも気温が高く、雨が降る見通しです。雪解けが急速に進むおそれがありますので、なだれ・屋根からの落雪・低い土地の浸水・道路の冠水・土砂災害などの雪解け災害にご注意ください。 (気象予報士・鈴木悠)