名駅再開発“未定”に地元商店街も衝撃 「名鉄からは約1か月前に具体的な説明を受けたばかり」 緊急会見で「再検証と見直し」発表 バスセンターやナナちゃんの今後も“未定”に
CBCテレビ
(名古屋鉄道 髙﨑裕樹社長・12月12日) 「人材確保難のため計画に対応する施工体制の構築が困難である」 【写真を見る】名駅再開発“未定”に地元商店街も衝撃 「名鉄からは約1か月前に具体的な説明を受けたばかり」 緊急会見で「再検証と見直し」発表 バスセンターやナナちゃんの今後も“未定”に 12月12日(金)、突如開かれた緊急会見で語られたのは、名古屋鉄道が名鉄名古屋駅周辺で8800億円を投じる再開発計画について。2026年度の解体着工を「未定」とした他、その先のスケジュールが見直されることになったのです。 名鉄は当初、名古屋駅周辺に高さ約170メートルのビル2棟を建設し、商業施設や外資系高級ホテルが入居する予定だとしていました。その開発工事については… (髙﨑社長) 「電車を動かしながら行う非常に難しい工事。相当技術レベルが高くないと出来ない」 公共交通機関を維持しながらの都市開発の難しさ。髙﨑社長は、施工候補のゼネコングループから突如、入札辞退の申し出があったとしました。その際、建設費や人件費の高騰などから、工事費用が当初の見積もりから倍に膨らんだことが示されたということです。 ■名駅再開発については「白紙ではなく再検証と見直し」 2015年に名鉄の不動産事業の本部長に就任した髙﨑社長は、これまで「街づくり」や「地域づくり」については、名古屋の旗振り役として走ってきた人物です。 (髙﨑社長・2023年1月) 「名駅の少し南側に位置する再開発計画をこれから進めたい。都心の軸が3本」 おととしには、名古屋都心部を3つの軸に分けた街づくりの構想を明かしていました。 また、再開発についてはJR九州が、福岡・博多駅に大型複合ビルを建設する計画でしたが、こちらも建設費高騰の影響で概算が倍に膨らむ上、工事費の上昇が見こまれることから、ことし9月に「中止」が発表されています。 今回、髙﨑社長は、名駅再開発については「白紙にするわけではなく計画の再検証と見直しである」と強調しています。 ■2027年度の完成を目指していた「名駅再開発計画」 名駅再開発の残された最後の大きなピースとみられていたのが、名鉄の巨大プロジェクト。170メートル級の2つのビルに建て替える予定でしたが、これが未定となってしまいました。そもそも名駅再開発計画は、2017年3月に発表。 (名古屋鉄道 安藤隆司社長・当時) 「リニア中央新幹線開業のインパクトを、新たなステージに飛躍する最大のチャンスと捉え、再開発に取り組んでいる」
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