沖縄県立南部医療センター・こども医療センターで2018年、心疾患のある当時生後約7カ月の男児の心臓手術に伴う処置で不適切な医療行為があり、男児に重度の知的障害が残ったとして、男児と両親らが県に約1億7千万円の損害賠償を求めた訴訟の初弁論が17日、那覇地裁(西尾洋介裁判長)であった。県側は原告の請求棄却を求めた。

(資料写真)那覇地方裁判所
(資料写真)那覇地方裁判所

 訴状などによると、男児は出生直後から...