障害者グループホームが約640万円を不正請求 岐阜県が事業所の指定を取り消し処分 各務原市
岐阜県各務原市の障害者グループホームが給付費約640万円を不正請求したとして、岐阜県は返還を求めるとともに事業所の指定を取り消す処分を行いました。
事業所の指定取り消し処分を受けたのは、各務原市鵜沼朝日町の障害者グループホーム「さんスワロー。」です。
岐阜県によりますと、このグループホームは、実際には入居していない2人に対し、障害福祉サービスを提供したと偽り、2020年10月から2023年4月までの訓練等給付費合わせて約640万円を各務原市に不正に請求し、受け取ったということです。
県はこの給付費を返還するよう、求めるとしています。
事業所の指定取り消し日は2026年2月1日で、現在実際に入居している2人については、別の施設に移ってもらうということです。