写真は犠牲者への献花。12月17日、米ロードアイランド州プロビデンスで撮影。REUTERS/Taylor Coester
[プロビデンス(米ロードアイランド州)/セーラム(ニューハンプシャー州) 18日 ロイター] - 米ロードアイランド州プロビデンスのブラウン大学で13日に発生した銃乱射事件について、容疑者が死亡したと当局が18日発表した。捜査当局は、容疑者は事件の2日後にマサチューセッツ工科大学(MIT)の教授も殺害したと述べた。動機は依然分かっていない。
ブラウン大で13日発生した銃撃事件では学生2人が死亡、8人が重傷を負った。また15日夜にはMITのヌノ・ロウレイロ教授(47)がマサチューセッツ州ブルックラインの自宅で撃たれ、死亡した。
容疑者はポルトガル国籍のクラウディオ・ネベス・バレンテ(48)。遺体はボストン中心部から北に約30キロ離れたニューハンプシャー州セーラムの倉庫内で発見された。18日夜の会見で、ロードアイランド州司法長官と警察の高官は容疑者が自殺したと述べ、単独の犯行との見方を示した。
容疑者は20年以上前にブラウン大学に通っていた。ボストンの連邦検事によると、物理学の博士課程に在籍し、銃撃事件が発生した建物をよく知っていたという。
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