女性記者が「夜な夜な活動する謎の集団がいる場所」で車中泊した結果…「午前2時にノックをしてきた人物」の正体に驚愕
胡散臭い空気が漂う喫茶店に現れたのは…
その人は大阪で“とある性的趣向”に特化したコンテンツをつくる仕事〟をしているという。DMの最後にこう釘を刺された。 「話はするけど、具体的な説明は避けてや」 待ち合わせは地下鉄・日本橋駅近くの喫茶店。まわりのテーブルでは、投資話やマルチ商法の勧誘めいた会話が飛び交っていて、どこか胡散臭い空気が漂っていた。 待ち合わせ時間ぴったりに現れた男は、肩まで伸びた長髪に黒光りした肌、ギラついた目をしていた。クリエイター風というより、裏稼業に近い匂いをまとっている。 「こたつ会やと思うけど、そいつらはアダルトビデオのメーカーやってん。ぼくらの世界では別の名前で活動しとったよ。知ってる人は知ってるチームで、露出系の作品を作って、一時は手広くやってた連中や。まぁ、有名っちゃ有名やわ」 こたつ会は、とある植物の名前を付けた会社で、露出モノを専門に扱うアダルト作品のメーカーだったという。数年ほど前に廃業したらしく、現在はメーカーの販売サイトも閉鎖されている。 そう言いながら彼はスマホを取り出し、中古DVDを扱う販売サイトを見せてきた。そこには、公共の場所で露出するDVDのカバーがずらりと並んでいる。どれもこれも、今の時代ではすぐ逮捕されそうな過激な内容ばかりだ。
まさに都市伝説のような集団だった
「こんなことしとったんや」 と、発売時期が最も新しい作品のサンプル動画を再生した瞬間、私は息をのんだ。女性以外、出演者である男性の顔はすべてモザイクで隠されている(素人の参加者だから?)。 だが、その中に肩までだらし無く伸ばした“今どき流行らない長髪”の男が映っていたのだ。──あの夜、窓をノックしてきた二人組の片方と同じだ。 顔の輪郭は潰されている。それでも、肩にかかる髪の長さや薄い茶髪が記憶の像とぴたりと重なってしまう。偶然かもしれない。しかし、胸に走った確信は消せなかった。 都市伝説だと笑い飛ばしていた〈こたつ会〉だったが、それは確かに存在しているのかもしれないし、しないのかもしれない。ただ一つ言えるのは、まさに都市伝説のような集団だ、ということだ。 <取材・文/茜あやめ>
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