「育休もらい逃げ」は制度の悪用? 職場復帰しないで退職する女性に罵詈雑言「これから育休取りたい人たちに大迷惑」
保育園は?転職できる?
転職先の企業の受け止め方と、子どもの保育園探しを心配する声もありました。 「生後すぐの赤ちゃんを抱えている母親を雇用してくれますかね? 私は、転職先で即戦力になる資格があり、面接してくれた部長ともかなり具体的な仕事の話をしましたが、やはり生後2か月の赤ちゃんがネックになり、お断りされました」(「まる」さん) 「新しい転職先では、有給休暇もすぐには使えません。試用期間に子どものことで休めば退職を迫られるでしょう。面接でも聞かれると思います」(「園卒業ママ」さん) 「復帰しないとなると保育園の入園は難しいのではないですか? 自治体にもよりますが、私の住む市は入園後に復職証明書の提出が必須でした。保育園問題はクリアされていますか?」(「ぴょんぴょん」さん) 一方で、「育休を機に転職した」と自身の体験談を寄せた人もいました。 「復帰せず辞めました」と明かしたのは、「転職万歳」さんです。以前は、子どもがいると働きづらい会社に勤めていたそう。子どもがいる女性社員をあえて土日・祝日に必ず出勤しなければならない部署や、時短勤務ができない部署に異動させ、実質的に自主退職を促すのが慣例だったといい、自身と同じように辞めていく人が少なくありませんでした。 「転職万歳」さんは「育休中に転職活動をした方が、時間に余裕があるので動きやすくていいですよ。今は面接がオンラインのところが多いですから。保育園は現在の会社で応募すると、求職中より正社員の方が点数がいいです。もし3月半ばくらいまでに次が決まらなかった場合、職業訓練校に通う申請もするといいです」とトピ主さんにアドバイスし、「乳児のいる転職活動、結構落とされます! なかなか決まりませんが頑張ってください!」とエールを送ります。
育休取得率は上昇傾向
厚生労働省の「今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会」が2023年5月に取りまとめた「 第一子出産前後の妻の継続就業率・育児休業利用状況 」によると、1995~99年に11.2%だった「就業継続(育休利用)」の割合は、2015~19年には42.6%と大幅に上昇しています。正社員は74.7%、派遣・パート社員は23.6%と雇用形態によって差はあるものの、育休を取得する女性は着実に増えています。 増加の背景には、制度改正によって、育休中の社会保険料(厚生年金保険料、健康保険料)が企業も労働者も免除され、免除期間中も被保険者資格が失効しなくなった(年金が減額されなくなった)ことや、育休期間中に雇用保険から「育児休業給付金」が支給されるようになったことなどが影響していると考えられます。