街なかを走る広告宣伝車「アドトラック」福岡市が規制強化へ 条例改正の動きに運送会社は困惑
FBS福岡放送
こちらは、派手な装飾や大音量で街なかを走る広告宣伝車です。アドトラックと呼ばれています。景観を乱すなどとして東京都などで規制が進む中、福岡市も市内を走るアドトラックに許可を義務づける条例改正に乗り出しています。
17日、福岡市議会では福祉都市委員会が開かれました。 ■福岡市 住宅都市みどり局 都市景観室・坂田悠 室長 「車両の対象拡大、および車体利用広告物の面積制限について、条例改正する必要があると考えています。」 委員会で市が報告したのは、トラックの荷台に広告を掲示するアドトラックを規制するための条例改正案についてです。 アドトラックとは、車検証の車体の形状に「放送宣伝」と記載されている車のことで、街なかを派手な装飾や大音量で走ることから、東京などでは景観を乱すなどの理由で社会問題になりました。
実際の街の様子は。13日午後、福岡市・天神で「中央警察署入口」の交差点を観察すると、人が行き交う中を通過する複数のアドトラックを確認しました。 ■街の人 「かなり見ます。基本土日休みなのですが、1日に10台くらい見ますかね。子どももいて一緒に歩くのですが、子どもも気になって「何あれ」と言います。子どもが見ていいものではないし、うるさいし、市民の迷惑にもなっていると思うので、少しずつなくなっていけばいいのかなと思っています。」 「事故に遭いそうになったこともあります。私がひかれそうになって。信号青で渡っているのに横から突っ込んできて、止まらないの?と。夜で見えていなかったのかと思いましたが、死角に入っていて、怖いなと思いました。」
福岡市がことし4月から9月までに実施した調査では、広告内容のおよそ9割が風俗関連で、ナンバーを確認できた車両の全てが市外に本拠があり、規制の対象外だったことが分かりました。 また、福岡市には、市民から「音がうるさい」「表示内容が好ましくない」などの意見が寄せられたということです。