記録的大雨で車274台浸水、地下駐車場運営会社が破産申し立て…「関係者の皆様には大変申し訳ない」
9月の記録的な大雨で車274台が浸水した三重県四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」の運営会社「ディア四日市」が18日、津地裁四日市支部に破産手続き開始の申し立てをしたと発表した。申し立ては17日付。 【動画】冠水した地下駐車場から間一髪脱出、鳴り響く警笛のなか必死の運転
同社は、中小企業基盤整備機構や、同市、同市商工会議所などが出資し、第3セクターとして1993年に設立。97年に地下駐車場がオープンし、管理、運営してきたが、9月の大雨により営業が停止となった。復旧には多額の費用が必要で、事業継続は不可能と判断した。負債総額は約2億5000万円という。
同社の須藤康夫常務は「資金繰りが立ち行かなくなり破産手続き開始の申し立てとなった。関係者の皆様には大変申し訳ないと思う」と話した。
一方、四日市市は18日、同社の破産手続き開始の申し立てを受け、開催中の市議会定例会に提案を目指していた駐車場の取得に関する議案の提出を見送ることを発表した。
森智広市長は「大変残念に思う。駐車場を公共工事として復旧させる方針のもと、破産管財人の選任後、取得に向けて協議を申し出る予定」とコメントした。