国内3例目「赤ちゃんポスト」設置めざす 追加の調査費を盛り込んだ補正予算案を可決 大阪・泉佐野市
国内3例目となる「赤ちゃんポスト」の設置をめざす泉佐野市では、 追加の調査費用300万円などを盛り込んだ補正予算案が、市議会で可決されました。
泉佐野市は、親が育てられない新生児を匿名で受け入れるいわゆる「赤ちゃんポスト」や、身元を病院の担当者にのみ明かして子どもを産む「内密出産」について、りんくう総合医療センターでの運用を目指しています。
市は11月、18年前に全国初となる赤ちゃんポストを設置した熊本市の慈恵病院の視察も行っていて、18日の市議会では、追加の調査費用300万円などを盛り込んだ補正予算案が、全会一致で可決されました。
泉佐野市・千代松大耕市長
「泉佐野市でも早期で導入できたら、救いの命も必ずあると思っておりますので、 導入に向けて進めてまいりたいと考えております」
市は、設置に向けた調査をさらに進め、早ければ来年度中にも運用を始めたいとしています。