【独自】「全部裏金になっているのでは」全国214の政治団体で収支報告書「2年連続未提出」 JNNの調査で判明 怠った場合は事実上解散 自民・共産・立憲・維新・国民の地方議員が代表など務める団体で
地方議員が代表などを務める政治団体で、法律で定められた政治資金収支報告書の提出を2年連続していなかった団体が全国に214あったことが分かりました。 【画像を見る】JNNの調査で判明…「2年連続未提出」議員らの弁明は 国会議員や地方議員の政治団体は毎年、「政治資金収支報告書」を選挙管理委員会などへ提出することが法律で定められています。2年連続で怠った場合は事実上、解散させられます。 JNNが地方議員が代表などを務める政治団体について調べたところ、214の団体がおととしと去年、提出期限の3月末時点で報告書を出していませんでした。 (自民党・真鍋宗一郎高槻市議)「届け出がちゃんとできていなくて、本当に至っていなかった」 (共産党・山口春美碧南市議)「(記者:出してなかった理由は?)単純に忘れていました。申し訳ありません」 「未提出」は自民、共産のほか立憲、維新、国民に所属する議員でも確認されました。 (日本大学・岩井奉信名誉教授)「提出しない期間についてはお金の流れがわからない。全部裏金になってしまっているのではないかというふうに疑われる」 28人と最も多かった自民党は「未提出があった政党支部には指導を行った」などとコメントしています。