感想はもちろん、皆さんのしおりズレちゃうのはアレだからね……。
あと、あくまで番外編なので、ランキングからの除外は勿論ですけど、可能であれば『URLからのみアクセス可能』とかみたいに出来たら、他の作品を探してる人の迷惑とかにならないかなーとか考えてるんですが、そういうのって出来たりするんでしょうか。
もし知識のある方がいらっしゃいましたら、私の活動報告のコメント欄等で教えてもらえますと幸いです(この作品の感想欄でそのことについてコメントもらうわけにはいかないので……)
2025/10/11 14:00追記
アドバイス頂いて方針決まりました! ありがとうございます!
長々と失礼しました。それではほんへ↓
コンテストの結果としては優勝だった。
審査員の話を聞くに、全体的な演技のクオリティは勿論のことではあるが、やはりあのダイマックスが効いたらしい。
優勝者としてコメントを貰いたいとのことだったので、前に出て当たり障りのない発言をしてみたのだが、何故かそのあとルチアとはどういう関係なのか聞かれた。
何で今それを聞くのかと思わずには居られなかったが、どうにか顔に出さないようにしつつ『偶然コンテストライブにスカウトしてもらっただけで、特に深い関わりはありません』とだけ回答した。
あのときの『ほんとぉ?』って顔が忘れられない。なんで疑われてるんだよ俺……。
とはいえ、コンテストはそんな感じで無事幕を閉じた。
一息ついて、俺は誰かから連絡が来ていないかと携帯を開いてみたのだが──。
「うっっっっわ」
携帯を開くと不在着信やらメールやらが大量に来ていて、変な声が出てしまった。
しかも特定の誰かというわけではなく、色んな人から連絡が来てるっぽい。
……何の用件かわからないけど、全員に折り返すのは骨が折れそうだな……。
と、とりあえず最初に連絡してきた人から順に折り返して──あ、充電切れた。
─────────────────────────
「──というわけです」
「そ、そうなのね……」
俺はポケモンセンターでシロナさんと電話していた。
ここでは受付さえしてしまえばコンセントの使用も自由なので、充電させてもらいながら折り返す方針にした。
それで、皆に電話していてわかったことがあるのだが、どうやらルチアはコンテスト中に生放送していて、その最中に『俺が運命の人』だと発言してしまったらしい。
彼女の反応からして、意図しての発言というよりは、つい本音が出てしまったという感じだったらしく、それがより一層"ガチ感"を醸し出していたとのことだ。
……実際、ガチではあったんだけど……。てか、さっき前に出たときにルチアとの関係を聞かれたのはそういうことか……。
まあ、そんなこともあり、コンテストを中継で見ていた皆が驚いて俺に連絡してきたというのが真相だった。
どうにか告白された部分は隠しつつも、『彼女はコンテストライブの世界を盛り上げたいと思ってるらしいんだけど、俺にその世界を更に盛り上げられるような才を見出してくれたみたいで、そういう意味で運命の人だとは言われてる』というように少し脚色して話すことで、なんとか納得はしてもらえた。
そしていよいよ最後の一人、シロナさんにも同じ旨を説明していたというわけだ。
「安心したわ。ヒカリちゃんなんて、一度卒倒してからまだ目を覚まさないから……」
「は、はぁ……」
そんなに驚いてたのかヒカリ……。もしかしたらルチアの大ファンだったのかもしれない。
「……ねえ、シバリ君」
「はい、なんでしょう?」
「その、良ければなんだけど、もう一度シンオウ地方に来てみてもらえないかしら」
「……へ?」
「ほ、ほら、やっぱり1週間じゃ回りきれないところもあったわけだし、ヒカリちゃんも会えたら喜ぶと思うわ」
「それは、まぁ……」
「それに、ガブリアスも貴方に会いたがってるのよ」
「……それは、なんとなく想像出来ますね……」
それはシロナさんが、俺の前で初めてガブリアスをボールから出したときのことだ。
ガブリアスは俺を見て目を丸くしたと思ったら、こちらに近づいてきてすんすんと匂いを嗅ぎ始め、そのあと目を輝かせて俺に飛びついてきたのだ。
それ以降、何故だか知らんが、俺はシロナさんのガブリアスにめちゃくちゃ懐かれている。
普段はここまで人懐っこいわけではないと言って、シロナさんも不思議がってたっけ。
なんでなんだろうなアレ。シロナさんの他の手持ちは別に同じようなことにはならなかったのに。いや、懐かれるのは嬉しいんだけどさ、理由が知りたい。
「……わかりました。ホウエン地方の旅が終わったら少しそちらに寄りますね」
「本当!? ありがとう、ヒカリちゃんとガブリアスも喜ぶわ」
「いえ。それに、シロナさんにも会いたいですからね」
「……私?」
「シロナさんは俺の目標なので。やっぱり、尊敬してる人には会いたいじゃないですか」
「……嬉しいけど、なんか評価高くないかしら……?」
「俺の人生の指標なので」
「私貴方に何かしたかしら!?」
なんと、自覚しておられないとは。いや、でもそういうところもシロナさんらしいのかもしれない。
「じゃ、予定決まったら連絡しますね。また色々教えてください」
「あっ、ちょ──!」
電話を切り、俺は肩の力を抜いた。
……ふう。これでなんとか全員に連絡し終わったな。
いやぁ、それにしてもそう遠くないうちにヒカリとシロナさんと会えそうだな。なんだか楽しみだ。
「……ホウエンから、出て行っちゃうの?」
「へ?」
後ろを振り向くと、ハルカがどこか不安そうというか、寂しそうな顔をしていた。
「……まあ、うん。前にも言ったけど、色々見て回りたいからさ。明日すぐの話ではないけど、そのうち出るよ」
「……そっか」
俺の返事を聞くと、ハルカは少しの間考えて、若干頬を赤らめながら口を開いた。
「あの……さ。……トウカシティ、行きたい?」
「え?」
まさかハルカからその話を出してくるとは思わなくて、驚いてしまった。
「……そりゃあ、行きたいけど……」
「……い、いいよ、シバリくんなら」
「へ?」
良いの? え? マジで?
「……む、無理してないか? だって、トウカシティって、つまり、センリさんと──」
「だっ、大丈夫! ちゃんと会わせてあげるからっ!」
「……マジか」
つまり、センリさんとケッキングトーク出来る……って、コト!?
やったぁ! すんごい楽しみ。
「ありがとうハルカ! めちゃくちゃ嬉しい!」
「へぇっ!?」
ハルカの手を取って感謝を伝えると、彼女は更に顔を赤くした。
「そ、そんなに、嬉しいの……?」
「そりゃあ勿論! 言葉にはしなかったけど、やっぱり諦めきれなくてさ……!」
「そ、そっか……っ!」
俺の言葉を聞いて、ハルカの口元が緩んだ。こちらが喜んでいる様子を見て、彼女も嬉しく思ってくれたのかもしれない。
「じゃ、じゃあ明日から向かおっか! 向こうにはあたしから連絡しておくね!」
そう言って、ハルカはパタパタと走っていった。
いやぁ、ついにケッキングトークが出来るのか。楽しみだなぁ。
・シバリ
全員に連絡し、意図せずホウエン地方行きを堰き止めた。
ケッキングトーク出来そうで楽しみ。
・ハルカ
まあ、はい。そういうことです。
・ルチア
「深い関わりはない……かぁ。
ふーん? ふーーーーーーーーん?」
・シロナのガブリアス
何故かめちゃくちゃシバリに懐いている。
何かあったのキミ。
番外編・閑話の置き場
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別作品に分ける(あらすじにURL記載)
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1話の手前に章分けして配置
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最新話の後ろに章分けして配置
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最新話として投稿(前書きで注意喚起)