環境美化で名足小が文部科学大臣賞
環境美化で名足小が文部科学大臣賞
南三陸町立名足小学校(五十嵐英明校長・59人)が、飲料業界6団体で構成する食品容器環境美化協会の環境美化教育優良校等表彰事業で最優秀の文部科学大臣賞に選ばれた。同校は「地区全体での環境保護の取り組みが評価された」と喜んでいる。
独創的な環境美化教育に継続的かつ熱心に取り組み、地域の環境美化に寄与している小中学校を、都道府県の推薦と審査委員会による審査で毎年全国から選出している。今年は最優秀4校、優秀6校、優良23校が選ばれた。名足小は気仙沼・本吉地方で10年ぶりに最優秀校に選ばれた。
名足小では、県漁協や漁協婦人部、保護者など、多くの団体や住民参加の下で44年前から長須賀海岸の清掃や地引き網体験を続けている。東日本大震災後には住民の要望を受け、県内で最も早く学校の現地復旧を果たした。
いち早い学校の復旧などは、長年にわたる活動で地域との絆が築かれているため―とし、地域一丸で環境保護意識を育んでいる点が評価された。
五十嵐校長は「親子で経験している家庭もあり、地域にとっては当たり前の年中行事でも、実はすばらしい活動だと改めて評価してもらった」とし、住民の支援に感謝する。
清掃活動で中心となった環境放送委員の阿部莉乃さん(6年)は「家族が養殖業をしていて海は身近だが、活動では他の地域の人とも顔見知りになれるのがうれしい」、佐藤旭さん(同)は「活動を全国に知ってもらえた。これからも海にできることをしていきたい」と話した。
同校は1月24日に利府町で開かれる環境イベントで活動を発表するほか、30日に東京で開かれる表彰式に出席する。