幼馴染にフラれたので旅に出ることにした   作:イグアナ

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二次創作で出てくるたびに大誤算とか言われてるダイゴさんですからね。
私はそんな扱いしませんとも!!


ホウエン編
51話


 ホウエンに向かう飛行機の中、俺はメガシンカについて考えていた。

 

 メガシンカ。一部のポケモンのみが発生させられる現象で、進化を超えた進化などと言われているらしい。(シロナさん談)

 

 メガシンカをするとポケモンは姿形を変え、パワーアップするらしいので、分別的にはガラルのダイマックスと似ているのかもしれない。(もちろんシロナさん談)

 

 俺の出身地方やシンオウ、イッシュ、ガラルではメガシンカという概念を見聞きすることはなかったので、これから行くホウエンや一部の地方でしかメジャーに広まっていない事象なのかなと勝手に思っている。ダイマックスもそんな感じだったし。

 

 ちなみに俺の手持ちだとジュカインがメガシンカ出来るとのことなので、結構楽しみにしている。(言うまでもなくシロナさん談)

 

 ただ、懸念点がひとつある。

 

 もしかしたらコイツ、またコソ練でセルフメガシンカとかしてくるんじゃね? ってことだ。

 

 ダイマックスの件はもう俺が悪いってことでいい。いや、絶対おかしいとは思うんだけど、ムクホークに言ったの俺だしね。文句は言えない。いや、文句はめちゃくちゃ言いたいけど。

 

 でもやっぱり、俺はポケモンと力を合わせてそういう現象を引き起こしたいと思っている。

 

 聞くところによると、メガシンカをするにはトレーナーが持つ「キーストーン」と、ポケモンの持つ「メガストーン」を共鳴させる必要があるらしいので、つまりこれは俺とジュカインの共同作業になるわけだ。(案の定シロナさん談)

 

 なんとしてでもジュカインにはコソ練させるわけにはいかない。ジュカインのモンスターボールだけはガムテープとかで無理やり開かないようにしとこうかな。

 

 ちなみにメガシンカをするにはもうひとつ条件があって、ポケモンとの絆が重要らしい。(シロナさん談以外ありえない)

 

 もしこれクリア出来てなかったらちょっと悲しくなるんだが……。ジュカイン、信じていいんだよな……?

 

 ……てか、ムクホークいつの間に脱走のやり方教えたんだろ。もしかして同じカバンの中にモンスターボール入れてたらポケモン同士で喋れたりするんだろうか。

 

 そうそう。脱走といえばなのだが、最近ちょっと俺のポケモン達が出来ることの幅が広がりすぎている気がするんだよな。

 

 いや、やらせてるの俺だけど、8割くらい俺なんだけど。

 

 でも考えてみてほしい。ガラルキャンプファイヤーはキャンプファイヤーを任せただけで俺は何も言ってないし、セルフダイマックスについてもムクホークに言っただけだし、"たてのおう"パルシェンと"けんのおう"ジュカインは俺とホップで言ったやつだし……じゃあほぼ俺がやらせてんじゃねーか。

 

 ま、まあ、これくらいなら可愛いほうだよな。サイトウさんのカイリキーは柔道整復師*1の資格持ってるらしいし。なんでカイリキーが柔道整復師の資格持ってんだよ。

 

 なんにせよ、楽しみだな。ホウエン地方! まずはフエンせんべいだ!

 

 

──────────────────────────

 

 

 空港に着いたので、とりあえず待ち合わせ場所に向かってみる。

 

 確かこの辺りにダイゴさんが居るはずだ。

 

 えっと……確か水色ががった銀髪に、黒スーツを着た男性……だったよな?

 

「……居なくね?」

 

 まだ来てないのかもしれない。だってここに居るのは、同年代の女の子一人だけみたいだし……。

 

「……あっ! もしかして君がシバリくん!? 聞いてた特徴そっくりだもん!」

「へ?」

「あたしハルカ! ダイゴさんの代理で来たんだ!」

「へ!?」

 

 だ、代理……? そんな話、聞いてないけど……。

 

「た、確かに俺がシバリだけど……。あ、あの、ダイゴさんは……?」

「……もしかして、聞いてない?」

 

 『あっちゃ〜……』と、ハルカと名乗った女の子は申し訳なさそうな表情になると、こちらに携帯を差し出してきた。

 

「これ、ダイゴさんからのメールなんだけど……読んでもらえる?」

「お、おう……」

 

 促されるままにそれを受け取って画面を見てみると、そこには──

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■タイトル:【緊急連絡】至急確認お願いします

 

■送り主:ダイゴ《Tuwabuki.D.Stone@poke.net.com》

 

■本文

やあハルカちゃん。元気にしてるかな。

 

実は明日から、シロナさんからのお願いで"シバリくん"という少年にホウエン地方を案内する予定だったんだ。

 

でもね、実はどうしても外せない急用が入ってしまって、ボクは彼にホウエン地方を案内することが出来なくなってしまったんだ。

 

そこで、ハルカちゃんに彼の案内を任せたい。ボクの知る限り、君以上の適任は居ないと思うからね。

 

大丈夫。シロナさんの話なら彼は好青年だし、バトルも強いはずだ。なんなら戦ってもらうと良い。なんせあのシロナさんが認める強さなんだからね。

 

同年代同士、ホウエン観光を楽しんでほしい。

 

それと、最後に一言。

 

めずらしい いしの ためなら やくそくだって やぶって いくよ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「どう思う?」

「張り倒しても良いと思う」

「やった! 気が合うね!」

 

 おいおいおいおいおいおいダイゴさんおいおいおいおいおい!!!

 

 石優先しやがったぞこの人!! シロナさんの言ってた趣味のことになると周りが見えなくなるのが玉に瑕ってこういうことか!? 玉に瑕で済むのかこれ!?

 

「そういうワケで、あたしがホウエンを案内することになったんだけど……いいかな?」

「……いや、そもそも案内してもらえるだけでありがたいよ。むしろ、ハルカさんの方こそ嫌じゃないか?」

「あたしはむしろウェルカムだよ! 楽しそうだしね! あっ、それとさん付けなんてしなくていいよ!」

「じゃあ……よろしく、ハルカ」

「よろしくね! シバリくん!」

 

 そう言うと、ハルカは俺の手を掴んだ。

 

「え」

「それじゃ、早速行こっか! 案内したい所たくさんあるんだ!」

「ちょお!?」

 

 腕を引かれて走り出されてしまい、必然的に俺も走らされることになってしまった。

 

 ……もしかすると、ハルカは今まで出会った中で一番元気な子なのかもしれない……。

*1
簡単に言うと整体の国家資格みたいなもの




・ダイゴさん
大 誤 算
姿すら出ずに終わるってマ?

・ハルカ
前日に無茶振りされたのに来てくれる元気っ子。
服装はルビサファもエメラルドもORASも捨てがたいので、あえて描写していません。皆の好きな衣装を当てはめてほしい。

・シバリ
ダイゴさんと一目も会うことなく終了。
まーた新しい女の子引っ掛けてない?

・ジュカイン
なんかメガシンカとか言ってなかった?

・カイリキー
柔道整復師の資格を持っている。
あのサイトウも資格を取ったことに驚いた顔をしたとか。

・シロナ
ダイゴが案内してくれるなら大丈夫だろうなぁと思っている。

・ヒカリ
ダイゴさんが案内してくれるなら大丈夫だろうなぁと思っている。

書くかはわかりませんが、番外編とか閑話があったら嬉しい?

  • いらない:そんなことより本編を書け
  • いる:ルリの閑話とか
  • いる:本編IF(永住ルート)とか
  • いる:ヒスイに飛ばされるようなIFとか
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