松坂屋名古屋店、南館一部をパルコ運営に 27年春に大規模改装
J・フロントリテイリングは18日、松坂屋名古屋店(名古屋市)の南館の大規模な改装を実施すると発表した。1〜6階と地下2階を対象とし、傘下のパルコが各フロアを運営する形に切り替えて2027年春に開業する。20代を中心に若年層が多いパルコと連携し、幅広い客層を呼び込む。
26年2月に着工し、入居するテナントは順次閉じる。改修面積は約1万9000平方メートルとなる。24年から本館と北館の大規模改修を進めており、南館には着手していなかった。
南館は地上10階建て。名古屋パルコと隣接し、松坂屋本館・北館とパルコをつなぐ場所に位置する。今回の改装では、パルコの客層が入りやすいテナントを用意する。Jフロント傘下の商業施設を利用客が買い回る相乗効果を見込む。
現在の南館では美術館や多目的ホールが入るほか、リニューアル対象となる4〜6階の大部分は「ヨドバシカメラ」で構成する。ヨドバシは今後の移転予定について「現状では答えられない」としている。
Jフロントは25年春に「名古屋地域共栄担当」を立ち上げ、百貨店が位置する栄地区を中心に名古屋の活性化を掲げる。26年夏には同地区で商業施設「HAERA(ハエラ)」も開業する。各施設が一体となって栄の集客力を高める。
【関連記事】