【速報】山上徹也被告に「無期懲役」を求刑 検察「犯行は短絡的かつ自己中心的」と指摘 安倍元首相銃撃
■銃刀法の「発射罪」が成立するか否か
もう1つの争点は、法定刑の上限が無期懲役となっている銃刀法の「発射罪」が成立するかどうかです。 検察側は、手製銃が銃刀法上の区分である「拳銃等」にあたると主張する一方で、弁護側は法律が想定していないものであるとして、発射罪は成立しないと主張しています。
■安倍氏狙った理由は 山上被告「他の政治家では意味が弱い」
これまでの裁判では、山上被告は、安倍氏を狙った理由について「安倍元首相は、旧統一教会と政治との関わりの中心にいる方。他の政治家では意味が弱いと思った」と述べたほか、「銃の製造そのものにもかなり費用や時間がかかり経済的に追い詰められていて(襲撃を)やめてしまうと何のためにしているのか、思いとどまることはなかった」と語りました。 一方で「安倍さんを襲撃対象とすることにあなたは納得できていましたか」と問われると、「あくまでも統一教会が対象ですから教会に賛意を示す最も著名な人は意味はないとは思わないが、本筋ではないと思っていた」と述べ、韓鶴子総裁らが本来の襲撃対象だったと明かしました。
■被告人質問の最終日 初めて山上被告から謝罪の言葉
5回にわたる被告人質問の最後には、山上被告から遺族に対する謝罪の言葉が述べられました。 弁護側から、「ひとりの命が失われました。安倍昭恵さんなどに言葉はありますか?」と聞かれると、山上被告は「まず昭恵さんをはじめとして、家族には何の恨みもありませんので、殺害をしたことで、非常に3年半つらい思いをされたことは間違いないと思います」としたうえで、「(肉親が)亡くなるのは経験していましたので、弁解の余地はない。非常に申し訳ない」と語りました。 10月に始まった裁判は18日に結審を迎え、判決は1月21日に言い渡されます。