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Bambu Labの衝撃7〜門松の再定義

2012年に初めて3Dプリンタを購入してから10数年。最初の頃にモデリングをして3Dプリントしたもの代表が門松でした。クラスマスのオーナメントなどは世界中の方がモデリングをするため、すでに優れたデザインのものがあったので、これから日本で3Dプリンタを導入しようとする方に使ってもらえればと考えていました。

このモデルはものづくりの共有サイトであるFabbleで無料公開しているため、これまで多くの方に使ってもらいました。こちらの門松は高さが18cmあります。今回作成した小型の門松は高さが8cmです。こちらの3MFデータもFabbleの記事の下に追加しておきました。

これまで2つの部品をそれぞれ出力して重ね合わせていましたが、Bambu Labの2色対応を使えるように3MFデータとして、門松の再定義に取り組みました。

小さな門松を量産して配布しようと考えているため、元データを縮小するだけと考えていましたが、「縮小あるある」で、あまり大きく縮小すると、モデルの厚さが薄くなりすぎて、使えなくなるということが発覚したので、久しぶりに門松のモデリングから作業をすることにしました。

まずは手始めに下記のようなモデルを出力してみました。黄色の稲藁から3本の竹を生やしたシンプルなものです。コンパクトで良い感じでしたが、元のモデルでは黄色い部分の上部に松を巻く緑の部分がありました。やはりその部分があった方がらしくなるのではと考えて、再設計ををすることにしました。

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最初の試作モデル

ちなみにモデリングにはFUSIONを使っています。最初の門松のときから、稲藁の部分に「円形状パターン」で丸い凹凸をつけたり、「オフセット」で位置をずらしながら、竹に節をつけるなどの工夫をしています。

そして、再設計したものがこちらになります。

土台の円筒をやや細くして、緑の円筒部を加えて、やや高くなりました。それでも出力時間はどちらも1個の場合、約40分でそれほど変わりませんでした。

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こちらが最初の再定義・門松です。右の門松はフィラメントの設定を間違えてしまったものですが、これはこれで高級感があって良いかとも思います。

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門松の再定義

さて、再定義したモデルが決まったら量産です。これまでの3Dプリンタでは同じモデルを量産するとき、途中で失敗することがありましたが、この機種なら大丈夫だろうと思って取り組みました。

まずは9個です。

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3.1時間で難なくプリントが完了しました。フィラメント替えは一回なので交換時間もそれほどかかりません。

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とてもきれいに出力されています。今回は考えていませんが、販売もできそうな出来栄えです。

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こちらが3Dプリント中の動画になります。

さらなる量産をしようと考えて、次は20個にチャレンジしてみました。

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あと少しです。

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完成しました。

6.6時間かかりました。まったく問題なかったので、再度、出力して、これで20個×2回で、40個の門松ができました。

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モデリング・試作→修正→量産(20個)まで、わずか3日でここまで作業が進み、門松の再定義ができたことに感激しています。

さらに思いつきで改良しました。
底をくり抜いて、緑の部分を透過性のあるフィラメントに変更しました。ここにLEDを入れて「光る門松」にしようという改良です。

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底をくり抜くのは円を押し出しカットするだけなので簡単です。竹の部分は節があるのと薄くなるのを避けるため、手前の松をいくらか押し出しカットするだけにしました。くり抜いた部分に緑の部分がくるため、サポートをつけます。写真の左下にあるのが取り出したサポートです。緑の部分にも小さなサポートがついたため取り出しました。

ボタン電池で緑のLEDを光らせています。

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こちらが動画です。背景が自動で明るくなってしまうようですが、暗い部屋で光らせるとよい感じです。

かぐや姫は出てくるでしょうか…。

10年前から3Dプリンタを扱っているため、ここ1年ほどの3Dプリンタの進化には驚き、これが1台目の方がうらやましく感じます。

ただし、この間の3Dプリンタの進化を体感しながら過ごせたのも貴重な経験です。今後も3Dプリンタの進化を見守りながら、クリエイティブな活動を続けていきたいと思います。

10年前の3Dプリンタの入門書を出版できたのもよい想い出です。


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Bambu Labの衝撃7〜門松の再定義|門田和雄
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