前置き

E-Hentai Galleriesは、老舗のエロ画像投稿サイトです。
今回は、フルスタックエンジニアリングの練習を兼ねてE-Hentai Galleriesのダウンローダーを作ってみました。当方はプログラミング素人なので、UIとか諸々残念なのですが、よければ使ってやってください。

チップのご支援、お願いいたします🙇‍♂️

更新履歴

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本ソフトウェア「e-hentai downloader.exe」（以下「本ソフトウェア」）は、無償で提供されるものです。
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DLリンク

↓　e-hentai downloader ver.3.11

使い方

作品の個別ページのURLをDLリストに貼ってください。
実行ボタンを押してDLスタートです。DL中でもDLリストにURLを追加することが可能です。

ボタン類について

・中断　　　　　　DLを中断します
・再開　　　　　　DLを再開します
・リスタート　　　現在作業中のURLの1ページ目からDLを再開します。オプションの再読み込みが発生します
・ページを開く　　作業中のページを開きます
・フォルダを開く　作業中のフォルダを開きます
・スキップ　　　　現在DL中のURLをスキップし次のURLに移動します
・クリア　　　　　初期状態に戻します

保存名について

・適切にタグ付けがなされてるとは限らないので、カスタム名の変数が全て使えるとは限りません。

Wait値、Sleep値について

・Wait値はダウンロード後の待機時間で、Sleep値はダウンロード前に画像が表示されるまでの待機時間です。この値を低く設定するとアクセス遮断の恐れがあるのである程度は高い値を設定することをおすすめします。

制作雑記(備忘録風)

今回、開発ソフトはCursorで、AIモデルは主に

Gemini 2.0 flashと、2.0Pro-expを使いました。

このGemini 2.0 flashは無料かつ無制限に使えるのですが（2025/4/14現在）、初心者には本当に使いにくかったです。全然こちらの言うことを聞いてくれない。エラーやバグの修正がなされない。どんどん過去の内容を忘れる。

Cursorはデフォルトでは履歴を保存出来ないからソフト落とすことも出来ず、翌日に作業を引き継ぐ場合には、PCをスリープする日々。しかも出力されたコードにApplyボタンがなんか表示されないことが多く、ちまちまとコピペするか「完全なコードで出力してください」と無駄に長いコードの出力を要求する日々。そして出力は途中で停止する。（しかも改行にうるさいPythonのせいでコピペ作業すらままならない）

AIコーディングはもうエンジニアの皆様方には本当に素晴らしいツールだと思うのですよ。でも私のようにプログラム適正0の豚にとっては、真珠。

ダウンロードメソッド自体は初日で完成してました。
まあ正規表現を使って無理くりやってるだけなので、ちょっとでもHTMLの構成が変わっただけで破綻する程度のしょぼい内容なのですが（今後、使えなくなった場合に対応するかどうかは未定）、これはHTMLさえ理解してれば誰でも可能な作業です。

でも、これを自分で使うだけでなく配布しようと思ってしまったが運の尽き。

配布するならもう少しリッチな機能にしようかなと思って、企画書なんか作ることもなく、「この機能欲しいな」「やっぱりこういう仕様の方が良いかな」と、右往左往しながら、全ての機能を実装するのにおよそ一ヶ月かかりました。（3月末からAPIエラーが出て動かなくなったので作業中断してましたが）

もちろん毎日やってた訳じゃないですが、バックアップしたコードは軽く30越えてます。AIプログラミングって勝手にコードを省略したり、機能を省いたりしてくるのでバックアップが本当に欠かせなくて面堂です。

まあ部分的に作らせてそれを人力で統合するのが正しい使い方なんでしょうが、それが出来ない私のような無能＆無課金でやると、この程度のアプリでもそれだけかかってしまいます。

ま人的に課金する前に一度苦労しておきたかったというのがあるのですが、意地を貼らないで、とっとと課金しておけばよかったというのが個人的感想です。まあ先月までは課金したところで⋯ってところはあったんですが。最新のGemini 2.5Proはかなり使えるようになったなという印象で、例えば2.0Proで絶対に解決できなかった問題を一発で解決してくれたこともあり、2.5Proを使うためなら課金するのは結構ありかなって思ってます。

今回、いろいろAIを試したところ、2.0flashは私と同レベルの初心者の方（HTML/CSS/Javascriptをちょっとだけ）には本当に最低限の利用、例えばたたき台の作成。あるいは作成方針を訪ねたり、コードを統合したり、修正案を提示させたり、そういう用途でしか勧められません。
これだけで作成するならそれなりのプログラミング知識が必要なのかと

Genimini 2.0Proは、2.0flashより長文出力が出来ていくらか賢い程度のもので、それほど際立った違いは感じなかったのかなと。2.0flashで解決しなかった問題をProに投げても解決されるということがありません。

ただ、gpt-4o-miniは別にプログラミングが得意という感じではないですが、gemini 2.0系列より際立ってGUI生成が得意だと感じました。今のGUIのベースはgpt-40-miniが作ったものです（最初は綺麗だったのですが、私が機能を追加する度に崩れた）

gemini 2.0系列はGUIの構文エラーでアプリが起動しないことがあるし、一度こうなったら、いくら修正してとお願いしても絶対に治りません。だからAIでこういうアプリを作るなら、GUI生成が得意かどうかってのが大事なのかなと。

まあPython開発において、pack、place、grid、とかそういう仕様を覚えて、「Gridで配置して」みたいな、そういう指示が出来るようになると幾らか、自分の思った通りのレスポンスを返してくれるようになるんじゃないのかなと思います。まあそのように仕様を覚えるのも大変ですから、例えば「今はどういう配置になってるのか。どういう配置にすれば自分の思う通りになるのか」という質問を投げかけるみたいな、フルスタックエンジニアリングではそういう回りくどい方法を取っても良いのかもしれません

で、個人的に無課金で触れた範囲でAIモデルでランク付けするなら、
Claude 3.5 sonnet＞gemini 2.5 pro(今日ちょっと使っただけだが)>GPT-4o-mini(癖あるからあんまり開発に使いたい感じはしないが)>>>gemini-2.0 Pro>gemini 2.0 flash 
みたいな感じかなぁ。（個人の感想です）

ただ複数のAIモデルを使い分けるとコードがおかしくなったので、今回は初志貫徹でGeminiを中心に開発し、所々他のAIの力を借りるという感じでやってましたので、この比較自体はあんまり厳密ではないのです。でももしも課金するならClaude系を積極的に使いたいと感じました。

次作りたいアプリがあるなら課金して使う予定なので、そのとき使用感などをNoteで発信出来たらなとと思います。

まとめると、プログラミングの知識は現状は最低限でもあったほうが良いということ（さ来年あたりには最低限の知識すら要らなくなってる気もしますが・・・）、また企画書は大事であるということ。GUI開発はメインのコードとは別口で行ったほうが良いということ（作ってる内は楽しいが・・・）。時は金なり。課金してでも時短しましょうということ。
まあ得られた教訓はその辺かなと。