余計なお世話はあの世行き。
夫婦で養蜂を営む女性A様から「旦那が会いたがっているから会いたい」とご連絡をいただいた。なぜ本人ではなく奥様から連絡が来たのか謎だったが、会ってわかった。過保護の過干渉だった。旦那は風邪で辛そうにしていたが、奥様は「こんな機会は滅多にないから」と、無理矢理旦那を引きずり出して来た。夫婦のはずなのに、母と子に見えた。過保護の母親と、支配されている息子。余計な世話は生命力を奪う。奥様は良かれと思って旦那の世話を焼く。それが旦那を殺している。
旦那は「全国的に養蜂は厳しい状況に置かれている。ダニの大量発生で蜂が育たない。農家と違って国からの補助金も出ない。過酷な仕事だから体を壊して辞める人も多い」と言った。私は「滅びる者に関わると滅びる」と言った。旦那は「蜂が滅びたがっているように見える」と言った。滅びる者に関わると滅びる。これまでは、真面目に働けば報われた。だが、大転換期にはこれまでの常識が一切通用しなくなる。絶滅しようとしているものを阻止する活動をすると、その人が滅びる。
これまでは「自分より他人」を優先して生きる人が良しとされた。地方都市ほどこの傾向が強い。地域社会で助け合って生きることが良しとされ、少しでも勝手なことをすれば村八分にされる。そのため、物価の高騰で値上げをする時も「本当に申し訳ありません」と平謝りをしなければ許されない。申し訳なさそうにしていれば許される。申し訳なさそうにしなければ許されない。誰もが卑屈な振りをして、実際に卑屈になる。行き過ぎた助け合いは殺し合いになる。優しさに殺される。
旦那は家業を継ぐために養蜂をやり、奥様は旦那を支えるために指示を出し、あちらこちらに連れ出す。見る人が見たら真面目な夫婦だと褒めるのかもしれないが、現実は地獄。夫婦は座禅会を開いていると言った。若い頃に禅の修行を重ねた旦那のために、奥様が人を集めて会合を開く。糟糠の妻感があるが、旦那がやりたいこととは違う方向に進んでいて、しかし旦那は優しいから妻を止めることができない。奥様の優しさ(余計なお世話)が旦那を殺している。私は「そんな生活環境で坐禅会を開いても嘘になる」と言った。今後一切、宗教はなくなる。誰かから「これをすれば幸せになれますよ」と聞くのは全部宗教。人に聞かない。答えを求めない。自分で真理を追求する。
余計なお世話は地獄行き。余計なお世話が好きな人は小型犬を飼っていて、その犬は骨折をしたり内臓の病気に罹っている。奥様から「坂爪さんは特別会いたい人じゃなかったけど実際に会ってみたらまた会いたい人になった」と連絡が来た。御礼のつもりなのだろうが、こちらはもう二度と会いたくないぞと思った。旦那は本当は奥様と別れたいけど、別れるためのエネルギーを奪われているのだろうなと思った。宝くじで十億円当たったら辞めるような仕事や人付き合いは全部捨てた方がいい。余計なお世話は地獄行き。良かれと思って何かをやるほど、周囲を不幸にする。誰かのために生きることで自分を満たそうとしないこと。自己犠牲は愛ではない。自分にも他人にも嘘をつかない。自分で自分を幸せにできるのが大人だ。
おおまかな予定
12月18日(木)東京都中央区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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