こんにちは^^
最近、「ママチャリのカートリッジBB化」関連の過去記事のレビューが増えていたので見直したら誤字脱字は多いは文章はハチャメチャだったので少し修正しました。
折角の機会なので今回の記事と合わせてまともな記事に仕上げようと思います(上手くいくかは分かりませんが)。
きちんとリンク付けして仕上げるつもりではありますが最終的にどうなるかは未定です。他にもRD調整関連やギヤ選びなど途中なものもありますので困ってしまいます^^
というワケで、とりあえずまとめた「スクエア(四角)テーパーなカートリッジBB」のまとめをご紹介します。ただし前記した通り修正変更も考慮してありますので「とりあえず」ってことでよろしくお願いいたします^^;
スクエア(四角)テーパーなカートリッジBBのまとめ
言わずも知れた自転車界の大巨人シマノ様。スクエアテーパーなカートリッジBBも高品質かつ安価で提供してくれています。ホント足を向けて眠れないです。
ある意味で無難な商品群ですが安心して使用できると思います。
メーカーHP URL https://bike.shimano.com/ja-JP/home.html| 軸名称(軸実長) | 左テーパー長(mm) | 右テーパー長(mm) |
|---|---|---|
| 103(103.0) | 17.5 | 17.5 |
| 107(107.5) | 19.0 | 20.5 |
| MM110(111.0) | 22.5 | 20.5 |
| LL113(113.5) | 22.5 | 23.5 |
| D-H(115.0) | 23.5 | 23.5 |
| XL118(118.0) | 25.0 | 25.0 |
| D-NL(122.5) | 26.5 | 28.0 |
| D-EL(127.5) | 29.0 | 30.5 |
BB-UN55
アクスル長
107,110,113,118,122.5,127mm
アクスル材質 鉄(黒塗装)
カップ材質 鉄(クロームメッキ)
重量 記載なし
※ 左アダプターアルミ製BB-UN26
アクスル長
110,113,117.5,122.5,127mm
アクスル材質 鉄(Bondelube?処理)
カップ材質 鉄(リン酸塩処理)
重量 記載なし
※ 左アダプター樹脂製(UN55互換) E&Kタイプ有りBB-UN100
シマノ(SHIMANO)
122.5mm(D-NL,LL123)
アクスル材質 鉄(lube処理)
カップ材質 鉄
重量 記載なし
※ 右アダブター部樹脂製 左アダプター樹脂製(UN55,26互換無し) Kタイプ有り ベアリングや構造もUN55,26とは違うよう(触ったこと無いので不明) タンゲ精機
ヘッドパーツでお馴染みのタンゲ精機。カートリッジBBとしてはシマノに次いで有名な商品です。人によってはシマノより高品質なんだとか。オール金属製なのも好印象ですよね。メーカーHP URL http://www.tangeseiki.com/jm/
| 軸実長(チェーンライン) | 左テーパー長(mm) | 右テーパー長(mm) |
|---|---|---|
| 103.0 (52) | 17.0 | 18.0 |
| 107.0 (54.5) | 18.5 | 20.5 |
| 109.0 (54.5) | 20.5 | 20.5 |
| 111.0 (54.5) | 22.5 | 20.5 |
| 113.5 (57) | 22.5 | 23.0 |
| 115.0 (57.5) | 23.5 | 23.5 |
| 116.0 (59) | 23.0 | 25.0 |
| 118.0 (59) | 25.0 | 25.0 |
| 119.0 (60) | 25.0 | 26.0 |
| 122.0 (62) | 26.0 | 28.0 |
| 123.5 (63.5) | 26.0 | 29.5 |
| 127.0 (64.5) | 28.5 | 30.5 |
LN-7922
アクスル長
上記表の通り
アクスル材質 中空クロモリ(SCM415)
カップ材質 アルミ(A7075-A6)
重量 記載なし
LN-3922
TANGE(タンゲ) LN3922 ボトムブラケット 110mm
posted with カエレバ
TANGE(タンゲ) 2012-04-24
上記表の通り
アクスル材質 鍛鋼鉄(ホウ素鋼)
カップ材質 鋼鉄(SS41)
重量 記載なし
LN-3912
スギノ
クランクやBBでは国内ナンバーワンの品質とも言われています。かつて中野浩一選手が世界選手権で10連覇を成し遂げた時に製品として支えたのもスギノであります。メーカーHP URL https://bike.shimano.com/ja-JP/home.html
ボトムブラケットURL https://www.suginoltd.co.jp/products/bb/sqbb.html
ボトムブラケットURL https://www.suginoltd.co.jp/products/bb/sqbb.html
コンポーネント販売が主流の現在ではシマノに大きく離されてしまった感はありますが、品質面ではそんなことはないようです。それを証拠に競輪やトラックレース用の機材にスギノを選ぶプロの方は少なくないようなので。
CBBAR
アクスル長
103,110,113,116,119mm
アクスル材質 記載なし
カップ材質 アルミ合金
重量 記載なし
CBBF
アクスル長
103,110,113,119mm
アクスル材質 記載なし
カップ材質 鉄
重量 記載なし
TOKEN
TOKENは台湾のメーカーですがHPに日本語ページも用意するなど親しみやすい感じがします。日本のメーカーはいまさらスクエアテーパー製品に新たな技術を持ち込む事はしませんが、TOKENはやる気満々に感じます。
例えばBBの型番最後にある「TBT」の詳細は以下になります。
TBTベアリングとは、チタンコーティングされたレースとコーン、グレード5セラミックボールと特別に設計されたデュアルリップシールによるTOKENの代名詞とも言うべきテクノロジーです。
セラミックボールは頑丈で、非常に軽量、さらに腐食に対して耐性はありますが、未処理のスチールレースを傷つけてしまうため、ベアリングレースをチタンコーティングすることで、耐久性と回転性能を両立させました。
チタンだセラミックだってだけでも凄いのに、スクエアテーパー製品でその技術を持ち込む辺りがホント素晴らしいですね。カートリッジBBも今回の記事では再多数のラインナップです。
メーカーHP URL https://www.tokenproducts.com/jp/
ボトムブラケットURL http://productinfo.shimano.com/#/spec/3.2/MTB/Bottom%20Bracket
ボトムブラケットURL http://productinfo.shimano.com/#/spec/3.2/MTB/Bottom%20Bracket
TK868TBT
アクスル長
103,107.5,110.5,113.5,116,118,122.5,127.5mm
アクスル材質 チタン
カップ材質 鍛造アルミ
重量 150g(103mm)
※ TBTベアリング シェルボディはカーボン製
TK868CT
TOKEN (トーケン)
103,107.5,110.5,113.5,116,118,122.5,127.5mm
アクスル材質 チタン
カップ材質 鍛造アルミ
重量 155g(103mm)
※ プレミアムベアリング シェルボディはカーボン製TK866TBT
アクスル長
103,107.5,110.5,113.5,116,118,122.5,127.5mm
アクスル材質 クロモリ
カップ材質 鍛造アルミ
重量 200g(103mm)
※ TBTベアリング シェルボディはカーボン製TK866CM
アクスル長
103,107.5,110.5,113.5,116,118,122.5,127.5mm
アクスル材質 クロモリ
カップ材質 鍛造アルミ
重量 205g(103mm)
※ TBTベアリング シェルボディはカーボン製TK838HAL
アクスル長
103,107.5,110.5,113.5,116,118,122.5,127.5mm
アクスル材質 クロモリ
カップ材質 鍛造アルミ
重量 214g(103mm)
※ プレミアムベアリング シェルボディはアルミ製VP
安価なペダルでおなじみ?なVPは台湾の自転車パーツメーカーです。amazon覗いていたら、これまた安価なカートリッジBBが1種類販売されていました。メーカーHPを見ると他に製品が有りましたが、日本へは入っていない模様。でも材質や数値などきちんと記載されているのは好印象を受けました。
メーカーHP URL http://www.vpcomponents.com/
ボトムブラケットURL http://productinfo.shimano.com/#/spec/3.2/MTB/Bottom%20Bracket
ボトムブラケットURL http://productinfo.shimano.com/#/spec/3.2/MTB/Bottom%20Bracket
BC73
アクスル長
107,110.5,113,118,122.5,127.5mm
アクスル材質 ボロン鋼
カップ材質 鉄(リン酸塩処理)
重量 280g(103mm)
※ シェルボディはアルミ(アルマイト)製BC77P(日本未発売)
アクスル長
118,120,122.5,124.5,126,127.5,137mm
アクスル材質 ボロン鋼
カップ材質 強化グラスファイバー
重量 280g(103mm)
※ シェルボディはポリカーボネート製※JISテーパーかは不明。軸長や材質が変わっていたので記載しました。
ヨシガイ
ダイアコンペでお馴染みの言わずと知れた日本の古参メーカーヨシガイです。同社が扱うミニベロ車両のブランドがENE CICLOというようです。ただし、あくまでヨシガイが規格参加しているブランドの製品ってだけで実際の製造はヨシガイでは無くスギノか海外メーカーでしょう。ENE CICLO(エネシクロ)
ENE CICLO(エネ シクロ)
アクスル長 116mmのみ
その他不明
Gineyea(ZTTO)
Gineyeaは中国深センにある自転車パーツメーカーメーカーHP URL http://www.gineyea.com/
HPを見ると色んな自転車メーカーにパーツを卸しているようだが品質は不明。「安かろう悪かろう」だとは限らないだろうが人柱になりたい方はどうぞって感じですかね^^
BB73
サカモトテクノ
大阪にある自転車メーカー。タンゲ精機と共同開発したシティサイクルの特殊なBBハンガーサイズ(70mmJIS)にあう唯一無二の製品を作ってくれています。ホント有り難いですね^^メーカーHP URL http://www.sakamoto-techno.co.jp/index.html
LN3922C
FSA(RPM)
クランクやヘッドパーツでお馴染みの台湾のメーカーFSA。キャノンデールと組んで推していたBB30など各種BB規格を乱立していましたが、ひっそりとカートリッジBBも出しているようです。クランクは一部の人からの評判は悪いがカートリッジBBはどうなんでしょうね。実は今回FSAが「Full Speed Ahead」の略称だという事を初めて知りました(笑
メーカーHP URL https://www.fullspeedahead.com/en
ボトムブラケットURL https://shop.fullspeedahead.com/en/type/bottom-brackets-spares/powerpro-jis-3011
ボトムブラケットURL https://shop.fullspeedahead.com/en/type/bottom-brackets-spares/powerpro-jis-3011
POWERPRO JIS(BB7420AL)
FSA(エフエスエー)
103,110.5,113,116,118,122.5,124,127,5mm
アクスル材質 記載なし
カップ材質 アルミ合金
重量 256g
まとめ
なんか探したら、いっぱい出てきました^^; 「とりあえずシマノ」って方はさておき良さげなメーカーもありましたのでチャレンジしてみると面白いかもしれませんね。お値段はさておき、TOKENなんてカーボンコーティングのチタンベアリングですよ。スクエア(四角)テーパーBBってだけでも回転が軽いのに「いったいどんだけ回れば気が済むの?」ってくらい軽く回転しそうですね^^
暮れの有馬記念で激勝したら購入してレビューしてみます^^;
本日はここらで終了です、それではまた^^)/
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コメント
コメント一覧 (16)
チタンシャフト、セラミックベアリング、カーボンボディです
サイクリングには必要性がない高性能ですね(現在、このモデルは生産中止になっているそうです)
こういうマニアックなパーツは、本来ならば日本のお家芸だったと思っていましたから、「これが台湾製」と知り、ちょっと悔しいですね
BBから日本の国力の斜陽を感じさせられるとは……
st162c
が
しました
(1つは半年で手でBBを回せないほどになりました、2つ目は1か月くらいでガタ)
しかしダメにする原因はフレームの中、BBハンガーの中に溜まる水がの様で
想像ですがシールがベアリングの内側に入っていないかもと思っています
現在、BB装着時、ベアリング周りにシールテープを巻いて、雨の日は走行後の水抜きをするようにしていますが5か月経った現在大丈夫です
シートポストからかなりの水が溜まるのでこちらも何か対策が出来ないかと思案中です(ゴムリングやリストバンドを巻いたりしましたが防げませんでした)
自分のミストラルもホローテックする前、3年以上使いましたが(シールテープ無)、立てて保管のせいか水はたまりませんので外した時も全く問題なくスルスル回りましたので
LN7922を使う場合は水対策をすれば大丈夫です
(フェンダーが付いているプルミーノは水は溜まりませんのでシールテープを巻いてませんが今の所、BBはノートラブルです)
st162c
が
しました
ちょっと前の記事になりますがご容赦ください。
わたしのおでん号のチェーンがすぐ伸びるという話を覚えておいでだと思いますが、新品チェーンでスプロケットのギア飛びがあったのでDNPのボスフリーを新たに購入しました。同じ物でもつまらないので34Tの乙女ギアの組み込まれたものにしました。
新しいチェーンと新しいスプロケット、これで解決かと思ったら一ヶ月も経たない内にまたしても1%のチェーン伸びです。こうなるとチェーンリングを疑うのが当然で、ちょうど気に入ったデザインのものがあったので買ってしまいました。
http://www.driveline.com.tw/_en/product_detail.php?id=66
それで久しぶりにコッタレス抜きを取り出してクランクの交換をしました。昨日のことです。クランクを外したついでに自慢のTANGEのBBを手で回してみたんです。相変わらずヌルヌル回るかなって。TANGEを選んだのはちょっと通ぶってみたかったこともあります。
そしたらガリガリするではないですか。えーっ、あのTANGEが一年も使ってないのに砂を噛んだみたいになるなんて。
それで今日BBのベアリングのグリスアップをしました。右側は問題なし。で左側はと言うと、グリスは枯れて残りはごくわずか。しかも錆の色が混じっています。明らかに水が入ってますね。清掃してウレアグリスをたっぷり詰めておきました。
世の風評なんてこんなもの。SHIMANOはシーリングが悪くて、TANGEの方が高品質だなんて、全くあてになりませんね。LN7922という上位機種でしたが、シーリングのパッキンはいたって普通のものが使われていました。あれでは定期的な点検整備は欠かせないでしょう。
st162c
が
しました