元枚方市長の有罪確定へ 談合事件で最高裁決定
大阪府枚方市発注の清掃工場建設工事を巡る談合事件で、談合罪に問われた元市長、中司宏被告(56)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は6日までに、中司被告側の上告を棄却する決定をした。懲役1年6月、執行猶予3年とした一、二審の有罪判決が確定する。決定は4日付。
中司被告は捜査段階でいったん自白したが、公判では無罪を主張。一審・大阪地裁判決は自白調書の信用性を認めて有罪とし、二審・大阪高裁判決も支持した。
一、二審判決によると、中司被告は元府議=実刑確定=らと共謀し、2005年の清掃工場建設工事の制限付き一般競争入札で、大林組などの共同企業体が落札できるよう談合した。
中司宏・元枚方市長は「真実を見ようとしない最高裁の決定は明らかに誤ったものであり、到底承服できない」などのコメントを出した。