新型コロナウイルスのワクチン接種後に死亡した人の遺族を支援するNPO法人の理事長をツイッター(現X)で中傷したとして、東京区検が名誉毀損罪で、医師でミステリー作家の知念実希人氏を略式起訴していたことが17日、分かった。理事長の鵜川和久さんが記者会見し、明らかにした。11月13日付。東京簡裁は同月18日、罰金30万円の略式命令を出した。
告訴状によると、鵜川さんは2023年、遺族の同意を得た上で死体検案書の画像を添付し、国の死亡者公表の在り方について批判を投稿。知念氏は検案書に関し「完全に偽造ですね」などと書き込んだとしている。
投稿を巡っては民事裁判も争われ、知念氏に110万円の賠償を命じた昨年7月の東京地裁判決が確定している。
鵜川さんは「遺族は非常に悔しい思いをしていた。(遺族が)少しでも前を向けたらと思っている」と話した。