「I NEED I」完成披露試写会-君が創る物語の途中で。-
大変ありがたいことに、完成披露試写会に当選して、一足先にINIのドキュメンタリー映画「I NEED I」を観てきた。
アルマーニの黒いスーツで登場した11人。
かっっ、、、カッコイイ……!!!
私がINIを近くで見たのは、「FLIP THE CIRCLE」の一公演くらい。あの時、感じたのは、全員、信じられないくらい顔が小さくて、キラッキラで、美しくて、オーラが眩しくて、それでもどこかに温かさと優しさがあるということだった。
そして、今回もやっぱり、その空気を感じた。
「君がいたから」のMVだけでもボロボロ泣いた私。だから映画ではバスタオルかティッシュボックス必須かと思っていたけど、思ったより泣かなかった。それは、きっと、そこにいたのが“いつものINI”だったからかもしれない。
順風満帆ではなかった4年間。
それでも、直向きに練習する姿、キラキラした眼差し、メンバー同士笑い合う表情、輪になってケータリングを食べてるところなど、、スクリーンに映っていたのは私が大好きなINIだった。
⚠️ネタバレ含みます⚠️
もちろん初めて知る葛藤もたくさんあった。
リーダーとしての計り知れない重圧。
オーディションで自分が選ばれたことをよく思わない人がいる、と語る雄大。
デビューしてから、思っていたより上手くいかない日々だったと打ち明ける匠海。
ドーム公演が自分たちに相応しいのか。
自分たちはまだ“誰もが知るアーティスト”ではないのではないか。
1位をとっても、ミリオンを達成しても、誰もが知っているような楽曲がないのではないか。
数字を追い求めることが全てではないと知りながら、意識せざるを得ないこと。
「THE FRAME」がデイリー2位だったとき。
紅白に出演できないと知ったとき。
いつも彼らは、冷静さを保ちながら、葛藤している様子だった。
「より良くするために、自分には何ができるか」「自分は貢献できているのだろうか」と。
そして、表では変わらず楽しいコンテンツを届けて続けてくれていたことに、改めて感謝の気持ちが溢れた。
映画を通して感じたのは、彼らの姿勢が“受け身”から“能動”に変わっていく過程だった。
バラバラな経歴の11人が、ある日突然大人気グループの一員になる。最初は、与えられたものをこなすだけで精一杯だっただろう。夢や希望に胸をふくらませて踏み出した道の先で、現実にぶつかる瞬間もあったはず。
個人の仕事も増え、全員で集まる機会が減っていく中で、同じ目標を見ているのか、わからなくなる時期もあったという。
そこから、彼らはクリエイティブに関わり始めた。デモ段階からメンバーが参加し「Pineapple Juice」では、振り付けや作詞を手がけ、ツアーの構成にも意見を出すようになる。
だからこそ、みんなの意見を纏め、反映させることに時間はかかり、スケジュールはタイトになることもあったようだ。
それでも、自分たちで作ることで、バラバラに見えていた11人のゴールが、いつしか同じ方向を向き始めたのかもしれないと感じた。
どこかの知らない大人たちによって企画され、作られ、国民プロデューサーの投票によって誕生したグループは、4年と言う年月で、自分たちでINIを創っていくチームに進化しはじめた。
そして、ナゴヤドームを前にした彼らが意識しているのは、11人だけではなく、関わるすべての人への当事者意識や主体性だと感じた。
ライブは、ダンサーさんにとっても、照明さんにとっても、メイクさんにとっても、そしてMINIにとっても、その日しかない本番のステージ。それぞれが、それぞれの場所で、それぞれの役割を果たし、出せるものをすべて出し切ったら、きっと素晴らしい公演になる。
関わるすべての人が主体的な気持ちを待つこと、それがチームINI×MINIなのかもしれないと感じた。
INIは一歩引いているような子が多いと言われていたけれど、みんな心の中では、INIを思い、そしてMINIを大事に想う軸があって、覚悟があった。
迅は最後に「こんなすごい10人をもっと知ってもらいたい(ニュアンス)」と言った。
私もINIのことをもっとたくさんの人に知ってほしい。映画をたくさんの人に観てもらいたい。
自分たちの手で未来を描きはじめたINIが、どんな未来を描くのかを、これからも見ていたいと思う。
2025/10/25



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