生活保護を3度受給し3度脱出した者として、「やり方」にコツや気力が要る、かなり、というのは実体験から思いますね。
障害とか病気の重さも関係しますが、特に大事なのが「気持ち」つまり働くインセンティブをいかに立てるか?モチベーションを、希望を持てるか?について、コツと抜け道もそのうち発信したいと思っています。
ちなみに役所からは資格やスーツ代などは出ることは出るのですが、「就職が決まったら出す」とか、「資格が取れたら出す」と後払いなのも自立を阻んでいます。自立を促すというのならまず金で背中を押せ、とまず制度の不備を感じましたね。
あと働けば働くほど損、という現行の制度だと、やはり働くモチベーションを削られるでしょうね。でもそこには、「ほかの働けない受給者と格差をつけないため」とか「保護費と労働賃金を足すと、ワープア層の生活を上回ってしまう(医療費なども無料だよ)」とかとも衝突してしまうから出来ない、という理由があります。ワープア層の手取りがもう少し高くならないと、受給者が働いても報われない、という天井は変えられません。
抜け出すには個人の根性や努力によって何とかするしかない、しかし生活保護にまで陥った者にそれを要求するのは根性論と相性が最悪だと思います。
支援、そこが大事です。これは自治体によって変わるかもしれませんが、生活保護を抜け出して半年働けば10万円役所がボーナスをくれます。おめでとう!って。でもそれを、受給中に「これで資格でも取ってね」と渡してくれればよいのに、と思わずにおれませんでしたね。
しかし、そもそも論として、老人で60%、障害者と病人とシングルマザー家庭で25%が生活保護の受給者です。障害者や病人でも社会復帰をしたいと思っているケースもあるのですがとりあえず除外して、「働けそうな受給者」が生活保護の15%しか居ない、という頭数の少なさが支援のなさ、言わば無視される実情かもしれません。支援をすれば社会復帰が出来るかもしれないが、200万人の受給者のうち15%向けに施策を打ち出してもその効果ってそんなに大きくない。働けるなら働けといいながら、支援のないのはこのへんも真相かなと。見捨てられた層と感じます。
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こころのnote
@case_study_labo
福祉施設で働くものとして、日本の福祉制度の充実を感じる一方で、生活保護を抜け出す施策が「マジでない」という現状を今日も痛感しています。
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