(この記事は2021年12月に加筆してます:)
はい、おつかれさまでーす。
ということで、カスタマイズをしたフロントシングルのクロスバイクですが、ロードバイクのドマーネもフロントシングル化しました。ただフロントシングル可はチェーンリングをつければいいというわけではあったり、なかったりです。
フロントシングル化をするさいにあたっての注意点を僕なりに気になったところ、ちょっと書いていこうかなと思います。
どんどんロード乗りとは無縁な記事が増えます。アクセス数が増えないわけやでwww
まあ、それは大していらないんですが。
みなさんは自転車の変速において「たすき掛け」という言葉は聞いたことありませんか?NGな組み合わせです。
例えばインナー×ローは自転車のギアの中で一番フレームによった変速どうしになります。しかし、インナー(内)×ハイ(外)などになると、かなり引っ張られます。
これがたすき掛けです。とうぜん、チェーンは伸びるものですからねじれながらも掛かり続けますが、まあ当然無理をしている状態なんで止めましょうねって話。
だからおそらくですが、その時のチェーンラインなんていうのはアウターギアでは若干ハイよりのギアでチェーンのセンターが来ているはずです。
インナーではロー寄りでセンターがくるようになっているはず。
だから、現実2×11のギアで22段のギアが使えるかといえばそういうわけではないのです。現実、使っても支障のないギアはインナー、アウター込みで多く使えて20段です(たすき掛けはng)。ぶっちゃけ、アウターでローの一つ前だと個人的に使いたくないギアとかなので、僕の中では18段とかになります。
それでも適切なギア比をチェーンラインを選べるのがフロントが二枚、三枚あることの利点です。
しかし、そういうわけにはいかないのがフロントシングルです。
フロントシングルはギアが一枚なので、スプロケットに対するチェーンラインは良い塩梅のところを取り付ける際に見つけてあげる必要があります。
で、これはポン付けで済む場合もありますが、済まない場合もあります。フレームやクランク側と色々とあります。
ホローテック系とかでも付けて終わりの場合もあれば一ミリ、二ミリのスペーサーを入れないとマズイこともあると思います。
たとえば、今回のクロスバイクの場合はーー
今回のクロスバイクはホローテック系ではなく、カセットBBでやっています。このカセットBBは軸長110.5ミリを使っています。
明らかにねじれているのがわかります。
で、マウンテンバイクもそうですが、フロントシングルってのはチェーンラインにやはり無理がちょっとあるのが現実です。本来、二枚あるギアでスプロケットの端から端に都合を合わして変速していたものを、一枚ですべてのスプロケットに対応させるわけです。
当然、インナー、アウターのセンターぐらいにチェーンリングをもっていけば良い、と言われればその通りなのですが、それでも若干キツイはキツイですけどね
で、調整の仕方です。カセットbbといわれるものは基本的に軸長をかえてやることでの対応になります。なので、結構一発勝負になります。なにか方法がほかにあるかは僕は知りませんが。
この一発勝負に関してはお店はとにかく嫌う傾向にありますから、まああんまりやってくれないカスタムではありますね……
ホローテックの場合、スペーサーである程度の調整はできます。が、内側に行かせることはできません。外側にはできるけど、なのでフレームによっては微妙なラインで動かすことになるかも。
時々、ネットなんかでホローテックの車両はチェーンリングを変えるだけでフロントシングル化できるなんて書いてるけど、なんだかなぁ? って思っているのが本音です。
で、実際できるし、変速もしますけど――って感じ。
だからプロに頼んだら、ちゃんとそこはやってくれるとは思います。当然、お店でポン付けのままで良いと判断すればそのままでしょうし、マズイなと思えばスペーサーをいれてくれると思います。
それからもう一つの調整としてはチェーンリングの位置です。
ロードバイクで見てみましょう。
クランクはティアグラの4700にチェーンリングはストーンのナローワイドチェーンリングになります。
↑外側にチェーンリングをつけた場合
外側につけると非常にチェーンラインがロー側がしんどかったのでやめました。ですが動くのは問題なく動きます。
結局セオリー通り、フレーム側にチェーンリングは装着されます。
で、これは実際やってみないと分からないです。わずか数ミリの事なんですが、数ミリの事で大分チェーンラインは変わります。セオリーとしては内側につくのですが、フレームの問題やエンド幅でまた少し変わってきています。
理想は個人的にはスプロケットの真ん中のギアでチェーンが真っ直ぐです。これが一番チェーン、スプロケが傷みにくいと個人的に思っています。
素人めですが、おそらく内側につけたほうがチェーンはセンターに来ていますから傷みにくいのではないでしょうか?逆に、外側だと一段から二弾は下に寄っちゃっている感がありますね。
変速性能自体はそこまで、なにかしらが変わるほどではないと思います。僕はそこまで素早い変速性能は求めない質です。落ちなければ良いのです。
けど重たいギアでの運用が多い方なんかは外側につけたほうがいいかもしれない。これは運用してみて考えるのが良いと思う。僕はセンター近辺での運用の方が良いとは思いますが。
ただ僕のクロスバイクは現実あと数ミリ奥にいれたいのが本音です。それが出来れば、ある程度のラインに無理なくチェーンがはいります。現実、今でもローギアはちとしんどい。
けど、中々そういうわけにはいかないのが現実です。
上の写真ではまだ間があるように見えますけど、現実はほとんどありません。これ以上、Qファクターを狭めたり=軸長を短くするわけにはいかないわけです。
じゃあ、まあこの辺が落としどころなわけとして、僕は納得です。
上でも書きましたが、そもそもフロントシングルというのは一枚のギアで後ろ全てに対応させようとしていますから、結局どこかで無理が来ます。ただ、マウンテンバイクはこれでなりたっていますから、まあ大丈夫なんじゃないですか……一応は。
ただ、それが少し気になるから12s化はあまり考えていないわけです。12sはチェーンがとにかく細いわけです。無理な捻じれはチェーン切れを早めます。
ロードバイクの方も問題点がないわけではないです。が、使用上に置いてはクリアできています。
問題点があるとすれば、これ以上大きなチェーンリングがつかえないことです。ドマーネに取り付けてあるのは40tのチェーンリングです。
余談ですが、マウンテンバイク系はフロントシングル化をする際はフレーム側がブースト化されてるか判断してください。されてない場合は旧来の物を使って、シングル化です。やりかたは同じでチェーンラインを合わせるだけです。
ブースト化されてるなら、パーツ選びはオフセットの物を選んでください。間違えると、チェーンラインがエライことになります
フロントシングル化におけるメリットというのはチェーンラインに問題がありながらも、捨てがたいです。
機構の単純化、掃除の楽さ、メンテナンスの楽さ、やはりこの三本はラフに使われる街乗り用のバイクとしては本当に重視すべきと思ってます。
クロスバイクは結構頑丈なフレームが多いので、グラベルバイクとしても運用できます。そういう方は35Cとか38Cとか40Cとかのタイヤを履かせて、なおかつのフロントシングル化、これで全然オフロードでグラベルや林道レベルなら遊べます。
キャンプやツーリングにも最適なご自身だけのバイクになると思います。
ロードバイクのフロントシングル化ってのも、セカンドバイクとしては全然ありだと思います。
↑フロントシングル化されたロードバイク
ロードバイクをフロントシングル化して、ライザーバーつけるととにかく動きやすいですよ。タイヤの細さはネックですが、昨今グラベルロードなんていう車両はフロントシングル化された車両が多いです。
grxなんていうグラベルコンポもシマノから出ています。
もし興味が出たら一度、フロントシングル化をご検討してみてはいかがでしょうか?
最後にチェーンラインはどうしてもセンターを出せない場合、使用上において問題ないと思ったらおそらく動いていれば大丈夫だと思います。現行のgrxの場合、そもそもかなり外側での運用になりますし、まー気持ちの問題も大いにある。
なので
こまけえことは気にしないほうがいいかもね