東京都が、水害対策を目的に、善福寺川上流域に巨大な地下トンネル式調節池を作ろうとしていることをご存知ですか?
推進派は「地域住民の命と暮らしを守る」としています。
でも、実際には、引き換えに破壊される自然環境・生活環境の大きさから、恩恵に預かるはずの善福寺川流域住民の多くが、この計画に反対しています。
人間らしい暮らし、特に都会での暮らしには自然が、緑地がもっと必要!と私は常々思っているので、
「善福寺川上流地下調節池」に反対する住民の皆さんの勉強会(B/C=費用便益比)に参加しました。
市民運動に長年取り組まれてきた方々や議員も多数参加し、活発な意見交換が行われました。
ところがマスコミの姿はゼロ。(私からも主要紙にお声がけしたのですが・・・) とても残念です!
なぜマスコミはこうした住民の声を拾わないのか? 背景には、
・行政や大企業への“忖度”
・「中立性」の名のもとの距離感
・事件性や著名人の不在=ニュース価値なし
といった構造的な問題があるように感じます。
(もしマスコミの方がこれを読んでくださったら、ぜひ反論していただきたいです。)
マスコミの役割が、今こそ問われています。
(石丸代表も、別の問題で別の角度から、同じように言っていることだと思います。)
SNS活用の声も上がりましたが、高齢の参加者が多く、すぐには難しい状況も。
それでも、市民が主体となったこうした取り組みこそ、社会に広く届ける価値がある。そう強く感じた一日でした。
#杉並区
#善福寺川上流地下調節池
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