2025-12-13

推しちょっと怖い

Xでオタクを描いた漫画NICOLA』がバズってから、書こうか悩んでた話を、書き捨てる。

私の推し舞台俳優だ。

いわゆる若手俳優2.5次元俳優と呼ばれる括りに入る人で、毎年数本は舞台に立っている。

歌って踊ることもあれば、台詞量で殴ってくる芝居もやる。

顔がいいのは前提として、生々しく表現してくるのがべらぼうに好き。

私は最初は本当に、よくいるオタクだった。

チケットを取り、客席から観て、感想SNSに書いて、たまに手紙を書く。話せるイベントがあれば何周かする。

最近、なんというか、怖い。

カーテンコールで構われるのは、嬉しかった。最初は。

ここ最近は明らかに、私を見る。

さすがに自分でも嘘かな?って思うんだけど、ご意見集め系愚痴垢に愚痴マシュマロが入るくらいには、人から見てもそうらしい。

イベントトークする時も私を見る。

手紙に書いたことをそのままにトークでしゃべってる。

配信する時の私服が9割私が贈った服。

稽古写真が上がるとだいたい私があげた服を着ている。

うれしいんだけど。

1日に数回あるイベントの朝の部に行けなかったことがあって、昼から行ったら、

接触の時に

「来ないのかと思ったよ」

って拗ねた態度で言われて、さすがに怖かった。

いるオタク意識するのは簡単だけど、その場にいないオタク意識するのって変じゃない?

もっと怖いと思ったのが、また接触で。

「前に手紙にこう書いたんですけど…」と話したら、「すごく嬉しかった。何度か読み返してる」って言われて、

推しはもらった手紙をお祓いに持っていって燃やしてもらってるって公言してるから

「え?燃やしたんじゃないの?」と聞いたんだけど、

「あれは大事からとってある。たまに読む」って言われた。

他のオタク手紙もとってあるものはあるかもしれないけど、この話をした次のイベントで、私がそのとってあるらしい手紙に書いた内容をそのままトークで話されて、さすがにこれは、と思った。

ちょっと怖くなって、最近観劇の回数を減らしてるんだけど、そしたらカテコでの視線とか、もっとひどくなってきて、本当に『NICOLA』の世界まんま。

終演後マネージャーさんにご挨拶したら、「今から(楽屋)行きますか?」って冗談みたいに言われて、冗談だと思って笑ったら、

「やっぱり感想気になるみたいだから、今から言ってあげたら喜ぶかも」って言われたり。

(マネージャーさんはフランクファンと絡む人なのでご挨拶はめずらしいことではない)

マネージャーさんに名乗ったことはないのに、推しに呼ばれる呼び方マネージャーさんにも呼ばれたり。

呼び方といえば、「○○って呼んで」って接触で言われたので、次回の接触からその呼び方で呼んだら、

「変えないでね、絶対ね」

って呼び方変えたことをわかってる感じで言われたり。

「○○と○○(舞台作品のこと)、どっちが好きだった?」

って聞かれたので、どれも素敵だったよと答えると

「えー、好きなのを知りたいのに」

ってごねられたり……

書いてみると意外と大したことないように見えるな。

でも本当にちょっと怖いんだよ。

これ全部、オタク妄想で片付けられるなら、舞台俳優って想像以上に人の感情を弄ぶ仕事なんだなって思う。

私以外の人にも同じことしてるなら、それはそれでその方がよっぽど怖いと思う。

  • 増田が美人とかなら、まあそういうことなんでない

  • 金落としてくれそうなオタクだからじゃない?

  • 推しもあなたもどういう関係になりたいのかわからない感じ

  • 舞台俳優の「見る」は信用していいのか問題

  • もしこれが全員に向けての態度だったら、それはそれで倫理観どうなってるんだって話。

  • 「怖い」と言いつつ嬉しさ滲んでるのが一番信用できない。距離置けば終わる話。

  • オタクの解釈と俳優の演技が噛み合った時、こういう地獄が生まれる。

  • 役者って客席見てるのは仕事だけど、いない時まで把握してるのは一線越えてない?

  • マネージャーが察して煽ってるのが一番ホラーでは 止めろよ

  • 支配の初期症状って感じ

  • 自慢っぽいのに読後感が「羨ましい」とか「ムカつく」じゃなく「無事でいてほしい」になる稀有な増田

  • 増田が怖いって感じてる時点でアウトなのでは

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