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JR横浜駅痴漢冤罪事件 防犯カメラで無実証明されるもJR東日本は謝罪拒否 被害男性の上司の介入が逮捕回避に寄与 2025年10月29日朝にJR横浜駅で起きた痴漢冤罪事件が、SNS上で大きな議論を巻き起こしている。防犯カメラの映像により、被害男性(ネット上で「250番氏 」と呼ばれる)が女性に触れた事実が一切ないことが明確に証明されたにもかかわらず、JR東日本は謝罪を拒否している。 神奈川県警は12月、虚偽の痴漢被害を申告した40代会社員女性と、男性を取り押さえて暴行を加えた同駅の駅員2人を傷害罪などの疑いで書類送検した。被害男性は取り押さえの際に全治10日の負傷を負った。容疑者らは警察の調べに対し、いずれも容疑を否認している。 事件は、混雑した電車内で女性が被害男性に肘打ちをした後、男性が抗議したところ、女性が「この人痴漢です!」と大声を上げたことがきっかけだった。周囲の乗客や駆けつけた駅員が男性を私人逮捕的に取り押さえ、約40〜50分間にわたり拘束。被害男性はスマートフォンで現場の様子を録画し、SNSに投稿したことで事件が一気に拡散した。 『週刊SPA!』(2025年12月13日配信)の独占インタビューで、被害男性は「駅員も警察も最初から“結論ありき”の対応だった」と振り返る。 身分証明書の提示や逃走の意思がないことを伝えても解放されなかったため、上司である投資家の山中裕氏にテレビ電話で連絡を取ったという。 山中氏はHOYA株式会社の創業家出身で、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院で金融工学の修士号を取得した経歴を持つ。現在は少数株ドットコム株式会社の代表を務め、企業統治改革に積極的に取り組んでいる。 事件発生時、山中氏は電話越しに警察官や駅員に対して、 ・「駅員に市民を不当拘束する権利はない」 ・「なぜ警察手帳を提示しないのか」 ・「身分証と住所を提出している以上、逮捕はできない」 ・「弁護士を呼ぶので待機してください」 など法的根拠を踏まえた冷静かつ的確な指摘を繰り返した。この対応に警察官が動揺した様子が録画されており、後日、一部の警察官から山中氏のもとに謝罪の連絡が入ったという。 被害男性は「山中さんが少しも自分を疑わず、全面的に味方になってくれたことが本当に心強かった」と語り、山中氏の介入がなければ逮捕されていた可能性が高いと強調する。 警視庁石神井警察署の刑事は取材に対し「あの状況ではそのまま逮捕されていたかもしれない」と証言している。 一方、JR東日本は被害男性からの謝罪要求に対し「当時の対応は適切だった」として拒否を続けている。また、被害男性が公開した動画の削除を求める動きもあったとされる。 本紙がJR東日本に取材を求めたところ、「その件につきましてはご回答することございません。業務に差しさわりがありますのでお引き取りください」との回答だった。 この事件は、痴漢冤罪が抱える構造的な問題を改めて浮き彫りにした。女性からの申告が優先的に信用される傾向が、無実の男性を深刻な人権侵害にさらすリスクがあるとして、ネット上を中心に議論が過熱している。過去には痴漢冤罪が原因で自ら命を絶った事例もあり、対応マニュアルの見直しや厳罰化を求める声が高まっている。 作家で編集者のとみこうみ氏 (『鷽と八百屋』で第5回出内真実賞受賞)はX(旧Twitter)への投稿で、「250番氏がこの危機を乗り切れたのは、咄嗟に動画撮影し自力で無実を証明、SNS拡散で加害性を立証した“自力救済”の結果でしかない。これは恐ろしいことだ。司法が法の下の平等を軽視し、男性を守ることを放棄しているなら、男性も法を守る義務はない」と指摘。女性申告優先の風潮が冤罪を生む構造を厳しく批判した。 被害男性は現在、民事・刑事の両面で法的措置を進めており、「良い判例を残し、二度と同じような被害者を出さないようにしたい」と強い決意を示している。