中国国防省X「日本側の言動は軍国主義の亡霊の復活のための口実作り」と反論もツッコミ相次ぐ
中国国防省は15日夕、公式X(旧ツイッター)を更新。中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射をめぐり、自国の主張を展開した。 【画像】ツッコミが相次ぐ国防省報道官の主張 国防省はXで「中華人民共和国国防部(省)の報道官が、中国艦載機の飛行訓練の『具体的な情報が自衛隊に持たされておらず』という日本側の発言に反論」と書き出し、国防省報道官による主張を掲載した。 この件をめぐっては、小泉進次郎防衛相は10日、中国軍側が空母「遼寧」での艦載機の発着艦訓練を事前に自衛隊側に通知していたとする音声データを公開したことについて「中国海軍艦艇から海上自衛隊の護衛艦に対し、飛行訓練を開始する旨の連絡があり、その内容を聞き取った」と述べ、事前に連絡があったことは認めながらも、「遼寧の艦載機がどのような規模で、どのような空域で訓練を行うか、具体的な方法は自衛隊にはもたらされていない」「時間や場所の緯度、経度を示すノータムの情報もなく、船舶などに示す航行警報も事前に通報されていない。その結果、危険回避のための十分な情報はありませんでした」と説明していた。 これに対し中国国防省のXは国防省報道官のコメントとして「本件について、事実関係は極めて明確であり、日本側のいかなる詭弁も許さない。事実は下記のとおりである。12月6日に、中国『遼寧』空母編隊の指揮の下、中国海軍101艦は、『当編隊は計画通り艦載機の飛行訓練を実施する』ことを現場で通告した。その後、日本側の116艦は、メッセージを受信したと回答した。さらに、中国海軍101艦は、『当編隊は艦載機の飛行訓練を実施する予定で、15時に開始し、およそ6時間継続し、主に空母南側の区域で実施する』と再び通告した。その後、日本の116艦は再び受信を確認した。このような状況であるにもかかわらず、日本側は、複数回にわたり戦闘機を派遣して、頻繁に中国の訓練海空域に進入して妨害を行った。このため、飛行安全にリスクを招く責任はすべて日本側にあるのである」と記述した。 さらに「日本は何度も自国民を騙し、国際社会をミスリードし、中国側の正常な演習・訓練活動を意図的にいわゆる『安全脅威』に仕立て上げ、自分の挑発者の身分を隠して被害者を装う。日本側のこうした言動は、高市早苗首相の台湾関連の誤った発言による深刻な結果から世論の目をそらすための行為なのではないか、戦後体制の打破や軍事的制限の緩和、軍国主義の亡霊の復活のための口実作りなのではないかと疑わざるを得ない。我々は日本側に対し、現在の中日関係の困難な問題点を直視し、真摯に誤りを反省するよう強く促す。実質を回避してごまかそうとし、事実をねじ曲げて責任転嫁し、自分の非を認めず他人を咎めるいかなる卑劣な行為と政治的操作は目的を達せられない」などと続けた。 この投稿に対し「現場での通告だけで訓練して良いんだな?自分たちがやられた時に文句言うなよ」「正しい方法で通知していない(NOTAMが出ていなかったのが何よりの証拠)そして何より、そもそもの問題点は、レーダー照射。論点ずらしをしようとしても無駄」「音信不通で30分もロックオンし続けたのは否定しないのですね」「もう、諦めなよ…。完全違反行為を行ったんだから潔く認めな」などとツッコミや反論が相次いでいる。