“性自認暴露”で警告の甲府市議 倫理規定順守の誓約書提出 文言を一部削除し 山梨
性自認を明かされたとして訴えられ、甲府市議会から警告を受けた村松裕美市議が15日、政治倫理規定などを順守するとした誓約書を一部の文言を削除した上で議会に提出しました。
甲府市の村松裕美市議は「SNSの投稿でトランスジェンダーだと明かされた」として、芥川賞作家の李琴峰さんから提訴されています。
こうした中、甲府市議会の岡政吉議長は先週、SNSでの発信を改めるよう警告し、政治倫理規定の順守などの誓約書の提出を求めていました。
村松市議は「警告は不当で受け入れられない」と反発していますが、誓約書については15日、議長宛てに提出しました。
ただ、誓約書にある「今回の議長が講じた措置を真摯に受け止め」という文言は二重線を引いて削除したということです。
村松市議は取材に対し、「政治倫理規定に違反したことはなく、これまで通り規定を守るという意味で出した」と話しています。