盛岡市上田の岩手大(小川智学長)のコワーキングスペース「イーハトーヴ協創ラボ(愛称・トヴラボ)」で、盛岡ハヤシライスの限定販売が始まった。パートナー企業の情報通信業ミッドホールディングス(同市、水野剛代表取締役)が懐かしの味を月1回提供。売り上げの全額を同大の基金に寄付し、学生の学びや地域との交流、協創活動を後押しする。
本格的な出店が始まった12日、トヴラボ内のシェアキッチン前に、正午の販売開始と同時に学生が列を作った。1皿200円と破格の値段。35食が30分ほどで売り切れた。
ハヤシライスは水野代表取締役(42)の伯父夫婦が同市で2011年まで長年営んでいた「洋食みずの」の人気メニュー。秘伝のレシピを基に手作りで復活させた。朝9時から心を込めて煮込んだ一皿を手渡し、思いをつづった手紙を添えた。
記事全文は12月13日付の岩手日報をご覧ください。