SEO ペナルティから復活する方法 2025Ver.
boost!(@boost30086182)です。
今回は、2025年にペナったサイトをどのように復活させたのかを時系列順で備忘録的に解説します。
先に結論を言うと、中古サーバーサブドメの当たりを引け!!!という事です。
【2025年4月】ペナくらってるっぽいので引越ししようかなと検討
調子いい時で月50万円くらいは売り上げてたと思います。
検索からの流入は1.5万/日くらいみたいですね。(サチコも消したのでログ漁れない…)
ちなみに、これ僕の会社の法人ドメインのサブディレで運営していました。この時点で運営歴5年くらいだったと思います。ページ数は多分全部で400くらい。
【2025年5月】とりあえず丸ごと引っ越してみたけど…
まずやったこと① 法人サブディレ → エックスサーバーの新規サブドメ
当時持ってたエックスサーバーのアカウントで、サブドメを設定してそのまま丸ごと載せ替えてみました。リダイレクトもかけました。
結果:2週間で再びペナった
最初は順調にインデックスされましたが、突然のGoogle(以下:G)の鉄槌。アウトでした。
【2025年5月~7月】試行回数を重ねる作戦に変更
ここで、元サイトのコンテンツを3つの記事群に分けて、並行運用してみました。(うだうだやってても仕方ない)
元サイトが400ページあったら、3つのドメインに133ページずつに分けて少しずつ載せるってイメージ。
パターン① 懲りずに新規でサーバーサブドメに挑戦
確かxserverでやった。リダイレクトはしない。ただし、記事タイトルやサイト名を変更。発リンクも一切やめた。自社法人ドメからはリンクを貼った。
→結果的にこれは失敗
パターン② noteにコンテンツ転生
ま、これは時流に乗ってるし、ある程度は上がるだろうと予想。元記事をAIに読ませ、リライトさせてnoteに掲載。ただ後々、広告規制などを受けそうだし乗り気ではないが、SEO的にどこまで戻るか興味あったので決行。リダイレクトはなし。ただ元サイトに紐付いてたSNSアカがあったので、それとnoteを関連付けた。これは「一応公式だよ!」ってGに認識させたかったため。
→結果的には中ヒット
パターン③ 誰かが昔使ってたサーバーサブドメ
エックスサーバー以外にも、日本には昔からいろんなプロバイダやレンタルサーバーがあります。若者は知らないだろうけど、独自ドメインが一般的になるまで(2003年くらい?)は、みんなこうしたドメインを使ってマニアックな個人サイトを運営してた。
みんな大好き『阿部寛のHP』とかはその類。
https://abehiroshi.la.coocan.jp/
このcoocan.jpはniftyがやってるサービスで、アカウントがあればこのドメインを使うことができます(多分)注:もちろんだけど「abehiroshi」はサブドメに設定できないよ。先に取られてるから。
なので、かつてそうした個人サイトを運営していた古(いにしえ)のサーバーサブドメを探して、ワイが再取得しました。
なぜ、サーバーサブドメを使ったのか
運営歴が古いから、被リンクたくさん付いてるから(人気サイトの場合)
「中古ドメイン」とかも意味合い的には同じだけど、人気の中古ドメって高い。あとはGのチェックが厳しく、最近はすぐ捕捉してくる。取得しやすいからね。ただサーバーサブドメはサーバーとまずは契約しないといけないので、Gもあんまり関心がないと予想。ただしリダイレクトかけると後を追われるので絶対にするな。
中古サーバーサブドメの探し方について
その時、ぱっと思いついたやり方なんだけど「サーバードメイン+閉鎖」とかでG検索。【閉鎖 "coocan.jp"】で検索したら、それらしい閉鎖とか移転報告のページとかが引っかかるでしょ。そうした記事を一つずつチェックして、閉鎖されたURLを漁る感じ。
ちなみに、サーバードメインの種類っていっぱいある。xserverもその一つだけど、まぁ各種プロバイダやレンサバにあるんだから百近くはあるかも。
で、暇な時にちょろちょろ検索してそれらしいページが見つける作業をやってた。
「お、この個人サイトのサーバーサブドメいいかも!」→AhrefsとWayback Machineで確認…みたいな。
それらしい運営歴のある中古サーバーサブドメ見つけたら、そのサービスと契約してアカウント作って、そのサブドメをワイが取得するみたいな感じ。(閉鎖してるサイトなのでほぼ問題なく取れる。)
結果としてこれが一番当たり。詳しくは後述します。
【2025年7月】まずはnoteが上がり出した
記事はちょっずつ移植していった。予想通りnoteがまずはインデックスされアクセスを集め出した。
ちなみに、2025年12月現在、アクセスはこんな感じ。3,400/日とか。順調に上がってる。
※Ahrefsなので実際より大きくデータが出てます。
結局、まだ全部で30記事くらいしか入れてないけど(作業に飽きたので今後は外注さんに回すと思う)中ヒットくらいかな。400記事フルで入れたら単純計算でアクセス10倍以上になるわけだし。
【2025年10月】中古サーバーサブドメが上がり出した
5月半ばに30記事くらい入れて放置してた中古サーバーサブドメが、忘れた頃にアクセスを集め出した。
最初は「あー捕捉されちゃったぁ」と思ってたけど、なんか10月くらいにGから評価を受け始めた。
そこから、実はまだ掲載してなかった新記事ストックがあったので、このサイトに試しに入れてみたりした。
【2025年12月】現在の状況はこんな感じ
ちなみに、2025年12月現在、アクセスはこんな感じ。18,000/日とか。
Ahrefsはデータが高く出るので、元サイトほどのアクセスは戻してないが(そもそも400記事全部載せてない。70記事くらい)わりと成功。
ちなみに自社法人ドメからはリンクは貼ってない。サイトに運営者情報は軽く載せてはいる。
この事例において使った「ドメイン」について
どこのドメインかを知ったところで、閉鎖済みのサブドメサイトをがんばって自分で探さないといけません。
G検索【閉鎖 "coocan.jp"】こういう感じでね。
ただ、具体的に知りたい人もいると思うので、より詳しい探し方と実際に使用したドメインについて有料にて解説します。
(僕が使用しているURLまでは公開していません。したところで読んでる人に恩恵はないので。)
狙いをつけたドメインとその探し方については、以下になります。
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?


購入者のコメント