「やめてくれ」の声も…“2000円札を本州に輸出する活動”をたった一人で続ける人物を直撃
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ただでさえキャッシュレス化が進んだ昨今、もうめっきり見なくなりましたね……。なにがって、2000円札をです。 ところが、沖縄県ではかなり状況が異なる模様。2000年に開催された主要国首脳会議「沖縄サミット」に合わせ、日本銀行が発行したのが2000円札でした。 沖縄のシンボルである首里城の守礼門が描かれるなど、沖縄県民にとっては思い入れの深いお札といえるでしょう。事実、今も沖縄県内で2000円札は日常的に入手できるそうです。 でも、残念ながら本州での流通量は減る一方。そんななか、一人気を吐く頼もしい存在がいました。 2025年7月、Xユーザーのまずいもやしさん(@reitoumoyashi)は10枚以上はあるであろう2000円札が写った画像とともに以下の文章を投稿しました。 「2000円札を内地に輸出する活動を行っております」 なぜ、そんな活動を始めようと思ったのか? 活動を始めてから成果は表れているのか? 本州で2000円札を使ったらお店で驚かれないか? ……などなど、まずいもやしさんに話を聞いてみました!
活動内容は「沖縄のATMでできるだけおろして、本州で使う」
――「2000円札を内地に輸出する活動」は、いつからスタートされましたか? まずいもやし:当該ツイートをした日、2025年7月11日からです。 ――「2000円札を内地に輸出する活動」とは、具体的にどのようなことを行っているのでしょうか? まずいもやし:沖縄のATMで2000円札をできるだけおろして、本州に戻って本州での支払いに使うという活動です。 沖縄のATMには「2000円札優先」というボタンがあり、そのボタンを押すと2000円札が出てくる確率が高くなるんです。 ――なぜ、このような活動を始めたのですか? まずいもやし:特に深い理由はありません。ほぼ沖縄でしか流通していない2000円札を、本州や九州など沖縄以外でも見かける機会が増えればいいなぁと。 ――わざわざ沖縄に行くのは大変だと思うのですが、まずいもやしさんは沖縄に行くことが多いのでしょうか? まずいもやし:いいえ、今回で二回目です。関東出身の佐賀在住なので、特に沖縄に縁もないです。当日予約の航空券が安かったので、その日のノリで行きました。
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