私にとっての「模倣」
はじめに
しみこミです。お久しぶりです👋
本noteは中院ぴあのさん主催の、「Imitate Advent Calendar 2025」に参加しています。
noteを書くにあたって、書く話題をしばらく考えていました。好きな模倣について語りたいし、自分語りも楽しいし、いっそネタに振り切るのもありだな……と。
ただ、せっかくアドベントカレンダーに参加させていただくので、何か新鮮なアプローチのある話題にしたいと思い、最終的に選んだテーマが 『私にとっての「模倣」』 です。
それでは、本編に進んでいきましょう。
本編
模倣とは
模倣って、なんなんだろう。
すべあな界隈では「模倣」「模倣曲」「模倣名義」といった言葉が日常的に使われています。この文章を読んでいる、きっと界隈人であるあなたも、これらの言葉をよく使うのではないでしょうか。
調べてみたところ、「模倣」という言葉の意味は以下のように定義されているようです。
他のものをまねること。似せること。
───では、一般的に定義されている「模倣」の意味とすべあな界隈における「模倣」の持つ意味は全く同じだと言えるでしょうか。
すべあな界隈において、〇〇(曲名)を模した楽曲は「〇〇枠」や「〇〇模倣」という風に呼ばれます。
あなたは模倣曲を制作したことがありますか?ある人は制作時を思い出して。ない人は制作する様子を想像してみてください。
あなたはどんなことを考えましたか?
私はいつも同じことを考えます。
それは、「本家の特徴を活かしつつ、どれだけ自分の個性を重ねられるか」です。
私は「全て残滓の所為です。」という模倣名義で活動しています。ありがたいことに、作品には多くの反応をいただいており、本当に恐縮です。
この名義の楽曲には共通の特徴があり、それは “長調のメロディ” です(例外もありますが)。
なぜこのような作風に至ったのかというと、本家との差別化を図りたかったからです。
本家とは異なるポイントを意図的に作ることで、自分なりの特徴を出そうとしました。
結論
私は、すべあな界隈における「模倣」とは、
『本家へのリスペクトを大切にしながら、そこに自分だけの魅力を重ねていくこと』だと考えています。
「全てあなたの所為です。」という同じ土台の上で、創作者それぞれの個性がぶつかり合っていく──。
その光景こそがこの界隈の面白さであり、私が今も追い続けている理由でもあります。
さいごに
拙い文章ではありますが、ここまでお読みいただきありがとうございました。少しでも楽しんでいただけていたら幸いです。生活保護の北極星、ナマポラリスよりお届けしました。


コメント