4年間の活動を振り返ってみよう
※本記事は、Imitate Advent Calender 2025の12/1を担当しています。
なんと、このNoteが投稿される日である12/1は、私の界隈向け初投稿作品である「天秤にかけて 吹奏楽風アレンジ」が4周年を迎える節目の日なんだそうです。
すべあな界隈に来てから4年経つと言われても全然信じられません。まだ体感では2年くらいなんですが…
私の活動は何やら多岐にわたっているので、とくに最近界隈に来た人はあまり全貌を掴めていないような気がするんですよね。そういうわけで、本記事では私の4年間の活動を振り返ることで、皆さんに私について知っていただこうと思います。
0. 何もしていなかった頃の話
大体の時期: 2020/3-2021/11
私は、界隈人の中では比較的ROM期間というものが長かったほうだと思います。すべあな界隈に出会ったのは、コロナ禍で高校が全て休みになっていた2020年春のことでした。最も古く記憶に残っているリアタイ作品は「わたしの所為の全てです。」です。
当時はすべこのとすべことの猛烈なファンで、それ以外の模倣には殆ど興味がありませんでした。特に夏毛さんについては目がなく、すべあな模倣を追い始めたのも、あまり界隈曲を出さなくなってしまった夏毛さんに匹敵する作曲者を探したいという目的があってのことだった気がします。
ROM期間の途中に、界隈Twitter界隈をフォローせずに追うという行為を覚えました。海藻。さんやミズナさん、ファミファロさんなどを追っていた記憶があります。今となってはみんな知り合いで、なんだか感慨深いです。
ちなみに、冒頭で紹介した「天秤にかけて 吹奏楽風アレンジ」は、配布されていたmidiをmusescoreでこねくり回していたら完成したものになります。懐かしいな。
1. 解読をやっていた頃の話
大体の時期: 2021/12-2022/12
みなさんは「橘って何をしている人なの」と言われて真っ先に何を思い浮かべるでしょうか。
ご新規さんはイミコミュスタッフとか模倣月報を思い浮かべるかもしれませんね。「全て彩の所為です。」を思い浮かべている人がいたらとても嬉しいですが、そういう方はあんまりいない気がします。
古参の方は、解読と言ってくださると思います。そう、私の最初の活動内容は解読なんですよ。今は影も形も彩もなくなってしまった気がしますが。
私が初めて解読を公にした作品は『光/闇』(全てみんなの所為です。)です。
編集雑ですが 闇も多分同じかな? pic.twitter.com/NYzRCZhvEq
— 橘 (@tach_bana_) December 19, 2021
眺めていたときに「黒電話だこれ!」と思いついたときの感動は凄まじかったです。このときにTwitterアカウントを開設していなかったら、私はこの界隈にいなかったか、いたとしても相当今と違う形になっていたと思います。
その後もしばらくは、解読したり模倣曲のうんちくを語ったりして過ごしていたはずです。曲の知識量で勝負していたのは今も昔も変わりませんね。
界隈人としての橘にとっての、一つの大きな転機は、さざなみさんより私の代理キャラクターを頂いたことだと思います。そのポストはもう残っていませんが、画像の保存日から推測するに2022年4月26日(WIPも含めれば4月25日)のことみたいです。
代理キャラクターそのものもとても嬉しかったですが、本当に一番嬉しかったのはささかまさんの代理と並べて描いていただいたイラストを頂いたときだったような気がします。
大袈裟な表現かもしれませんが、今の私のインターネット上での活動の原動力は橘六花であるといっても過言ではない、それくらいには気に入っています。本当にありがとう
ちなみに、橘六花という名前が付いたのは意外と遅くて、2022年10月くらいです。橘→立花→六花という単純な連想ゲームで私が付けた名前です。デザインも設定も殆どがさざなみさん頼りですが、名前だけは自分で付けました。
2. 年表とすべ彩をやり始める頃の話
大体の時期: 2023/1-2023/12
ある意味で、私の界隈人としてのありようを大きく変えたのは「すべあな界隈年表」の影響が大きいと思います。とはいえ、すべあな界隈年表のサービスが開始されたとき、私はそこまで熱心な編集者ではありませんでしたね。結構あとの方になってからこれ面白いな~と思ってやり始めた気がします。
年表の思い出っていっぱいありそうなもんですが、いざ言おうとするとあんまり思いつかないですね。最近年表の常連編集者が3人くらいまで減って結構困っているので、もし人助けをしたい方がいたら年表を編集してほしいです。
また、私の模倣名義である全て彩の所為です。が始動したのもこのへんの時期になります。2023年10月に「彩[short]」を投稿しました。
この曲は、沢山の方にアレンジをしていただき本当に嬉しかったのを覚えています。
ところが、実のところ、私はこの名義が長く続くとはあんまり思っていませんでした。
なぜならば、「彩[short]」という曲は「Discord鯖のメンバーの楽曲を相互にリミックスしあってアレンジしあう企画」に寄稿しようとしたもので、そこに紛れ込ませてサプライズ的に投稿される予定であったためです。
諸般の事情によりこの計画は没となり、既に完成していたアレンジは各チャンネルで投稿され、それとは別に私が編曲したものを私のチャンネルで投稿することになりました。
↓これらがそうです
歌詞の1行をさざなみさんが考えていたり、彩shortの公開ほぼ直後に滂沱remixが出ていたりする理由は全てこのへんの事情によるものです。
当時は色々思うところがありましたが、そのお陰で定型模倣を曲順に投稿している今のすべ彩がいると思うので、まあこれはこれでよかったということにしておきましょう。
2024年1月には、突如現れた謎多き新模倣「全て君の所縁です。」が「>[short]」を投稿し話題になりましたね。私は過去のポストや曲の雰囲気からなんとなく中身を看破していたので、かつてなく本気で暗号を解読しようと試みました。
結局自力で解くことはできず、知り合いの解読を齧っている人(海藻。さんや余科さん)にも聞いてみたら余科さんが解いてくれました。すごい。
そういうわけで、動画を見れば分かる通り、この模倣はささかまさんだったわけです。
全て彩の所為です。が現在全て君の所縁です。と同時投稿で定型模倣を進めている(←重要なのでこれだけでも覚えて帰ってください)のは、きみゆかの中身がささかまさんであることを暴いてから誘われて始まったものです。
私は作るのが遅いので結構迷惑をかけっぱなしで本当に頭が上がりません。定型完走までなんとか続けられたらいいなあと思っています(そのあと何をするのかはまだ決まっていない)。
余談ですが、模倣の好みが完全に固まってきたのもこの時期のようです。2023年の模倣曲十選を見てみると、ほぼ今熱心に追っているメンツと一致していますね…(橘にはこの辺の模倣の話題を振るとよろこびます)
23私的十選
・30(全て十五の所為です。)
・物語(全て虞美の所為です。)
・Repeat/Repetiton(いずれ色彩が浮かぶまで。)
・abyss(漣が呼び起こすのでした。)
・#(全てあなたの所以です。)
・死に至るのです。。(五十嵐日和)
・茨(全て感情の所為です。)
・colour(いずれ色彩が浮かぶまで。)
・次夜(CXXXII ver.)(いずれ色彩が浮かぶまで。)
・悠遠(全て行方の所為です。)
3. イミコミュとか模倣月報とかをやり始める頃の話
大体の時期: 2024/1-今
私のヘッダーに色々書いてある活動ですが、こういう感じの人間になったのは割と最近のことなんですよね。
みなさんより沢山のご愛顧を頂いている「模倣月報」シリーズは、2024年1月に始まりました。とある鯖で通話していたとき、某人物(名前を出していいかわからない)から「月刊でランキングとか作ったらおもろいんじゃない」的な話が出て、それを私が実行したのがこのコンテンツになります。最初は集計を全部人力でやるなど大変なことになっていましたが、黒星ドットさんによる協力もあり、最近は機械化が進んでいてありがたい限りです。
ここ最近色々忙しいのもあってかなり更新に苦しんでいて、黒星さんがいなかったらもう続けられていなかったかもしれません・・・
私の肩書きの中でギリ1番影が薄そうな「定期プレラ運営委員会スタッフ」になったのも2023年12月らへんですね。プレラ運営には色々苦労話もありますが、なんだかんだ言ってもイベント運営というものの楽しさを知ったのはあそこでのことだった気がします。
最も始動が遅いのは「イミコミュスタッフ」ですね。正式に採用されたのは2024年10月のことみたいです。ファミファロさんがイミコミュを再興しようとしていた場に居合わせることができたので、迷わずスタッフになりました。それから1年、Cd24とLive6という2つの大型イベントを走り抜けましたが、どちらも本当に楽しかったし大変でしたね。その辺のことはNoteに別記事で書いたので、もし未読でしたら読んでみてください。
この時期は運営業務が楽しかったので、自分の創作が疎かになっていました。夕晴(2024/10)からアイオーン(2025/6)までがかなり空いたのはそういう事情もありました。
イミコミュスタッフだけで「月報+プレラ+年表モデ」と同じくらいのエネルギーを吸われてしまっている気がします。来年は両立しつつ頑張っていきたいですね…
最後に、最新作の宣伝でもしておきます。
自分は…枠に定型枠の一区切りというイメージを持っているんですが、過去曲の要素を回収できて結構いい感じに作れたんじゃないかなと思っている(自画自賛)ので、ぜひ一聴だけでもしてみてほしいです。
この曲は、概要欄に記載されているとおり26個暗号が入っています。
私が作るのが遅いばっかりに、本格的に着手できたときには全て君の所縁です。さんはほぼ曲を完成させていたんですが、そこに26個暗号が入っていたので私も詰め込むことにしました。執筆(2025-11-21)時点で12個しか解かれていないので、もし興味があればチャレンジしてみてください。


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