共産党の小池晃書記局長は15日の記者会見で、報道陣から今年の漢字を問われ、いったん「赤」と答えた後、「特にありません」と言い直した。
共産党では、志位和夫議長が8月に出版した「Q&A いま『資本論』がおもしろい マルクスとともに現代と未来を科学する」(新日本出版社)が党内の若手を中心に反響を呼び、「赤本」と呼ばれている。
小池氏は「今年の漢字ねえ。今、志位和夫議長の赤本が非常に我々の力になっていますので『赤』」と口にした後、「あんまり、ちょっと。やめたほうがいいかな」などと迷うそぶりを見せ「特にありません。熊ではありません」と言い直した。
公益財団法人・日本漢字能力検定協会が公募で決める「今年の漢字」には「熊」が選ばれた。【田辺佑介】
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