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失敗ばかりの人生に疲れたとき

どーも、西村です。

何度つまずいたら、もうダメなんだろう。

何度間違えたら、「人生、失敗だった」と認めるしかないんだろう。
  

夜、布団に入って目を閉じたとき。

ふとそんな問いが頭をよぎって、重たいため息が出ることはありませんか?
  

まわりはみんな、うまく生きているように見えるのに。

自分だけ、大学受験・就職・転職・恋愛・結婚…人生で失敗ばかりしている。

もう疲れた…。

そんなふうに、心の底から思ってしまう夜もあるかもしれません。
  

でも、もし今あなたが、そんな状態でこのページを読んでいるのだとしたら。

私ははっきりと、こうお伝えしたいと思います。

「あなたは、まだ何も終わっていない」

と。
  

人生における“失敗”という言葉には、重みがあります。

とくに40代以降の方にとって、それは単なる一時のつまずきではなく、

「ここまでの自分の選択、全部間違っていたのでは?」

という自己否定にもつながりやすい。
  

実際、私のクライアントにもこんな方がいました。

かつて勤めていた大手企業でメンタルを崩し、その後、転職を繰り返すも長続きせず、家庭でも居場所をなくし、最後は一人で小さなアパートに引っ越されたという男性。

年齢は当時43歳。

「この歳で、こんなふうに独りになって、仕事も安定せず、お金も人脈もない。もう“失敗作”みたいなものです」

と語られた言葉が、今も記憶に残っています。
  

ですが、少しだけ視点を変えていただきたいのです。

人はどうしても、成功している人を“失敗がない人”だと思いがちです。

でも、実際には違います。
  

成功している人の多くは、「ちゃんと失敗してきた人」です。

ただし、

「失敗した経験を、“終わり”ではなく“問い直しのきっかけ”として受け取った人」

でもあります。
  

つまり、失敗のあとに何を考え、何を見て、どこに踏み出したか。

それによって、人生は大きく分岐していくのです。
  

失敗が多い人は、ダメな人ではありません。

失敗のたびに「なんでこんなことに…」と自分を責め、疲れ果てながらも「それでも何とかしなくては」と踏ん張ってきた人です。

むしろ、痛みを知っているからこそ、誰かの気持ちに寄り添える人でもあります。
  

ただ、その優しさや責任感ゆえに、限界を超えて頑張りすぎてしまう。

「これまで失敗ばかりでした」と語る人の多くは、実は“ちゃんと生きてきた人”です。

“何もしてこなかった人”ではありません。
  

もちろん、そう言われてもすぐには信じられないでしょう。

失敗続きで、今は自信なんて残っていないから。

目の前の現実は、余裕もなく、将来の展望も見えないから。
  

ですが、だからこそ、今あなたにお伝えしたいのです。

もう一度だけ、違う角度から人生を見直してみませんか?
  

たとえば、こういう問いを投げかけてみるんです。

「私は、何に期待して傷ついたんだろう?」
「どんな“自分像”にしがみついて、苦しくなっていたんだろう?」

この問いは、つらい答えを導くものではありません。

むしろ、いままで背負いすぎていた重荷を降ろすための問いです。

「強くなきゃいけない」
「成功しないと価値がない」
「ちゃんとしていないと見放される」

そういう“思い込み”のようなものが、知らず知らずのうちに、あなたの肩に重くのしかかってきたのかもしれません。
  

しかしそれらは、本当にあなたの人生を導いてくれる“真実”でしょうか?

もしかしたら、誰かの期待や、過去の失敗からくる恐れがつくり上げた“幻のルール”だったのかもしれません。
  

考えてみてほしいのです。

「失敗してしまった人生」ではなく、「よくここまで、生き抜いてきた人生」だったのではないかと。
  

そしてもし、今日このコラムを読んでくださっているのだとしたら。

あなたは、まだ“人生に問い直しの余白”を残している人です。
  

人生が変わるきっかけというのは、ドラマチックな出来事ではないことが多いです。

それは、ある夜ふと手に取った本だったり、何気なく流れてきた言葉だったり、思い切って始めた小さな挑戦だったりする。
  

私の知人は、40代半ばでカフェの店長に転職しました。

それまでの職歴はまったく関係のない業種。

「もう自分は現場で働ける年齢ではない」と悩んでいましたが、小さな町のカフェで働くうちに、お客さんとの対話の中に“役割”を見出していったのです。

今では、「やっと人生が“自分の手に戻ってきた気がする”」と話していました。
  

やり直すことに年齢は関係ありません。

ただし、“考え方を切り替える力”は必要になります。

「うまくいかないこと=自分のダメさ」と捉えるのを、「うまくいかない方法がわかった」と受け取れるようになるだけで、人生の歩き方は変わっていきます。
  

もちろん、その切り替えも、いきなりはできません。

でも、ほんの少しずつでいいのです。

まずは“自分を責める前に立ち止まる”ことから。
  

そして、こう問いかけてみてください。

「この人生、もう一度、自分の足で歩いてみたらどうなるだろう?」

と。
  

あなたの歩みは、ここで終わりではありません。

むしろ、「これまでの道のりがあるからこそ見える景色」が、この先には必ず待っています。
  

どうか、心の奥で諦めかけていた“もう一度、自分を生き直す力”を、そっと手のひらに取り戻していってくださいね。
  

それでは、今回はこの辺で。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

  

P.S.

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失敗ばかりの人生に疲れたとき|西村敏の哲学note
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