「昔に戻りたい」とは思わない自分
昔懐かしいものに触れると、「昔に戻りたい」と思う方が結構いらっしゃると思います。当時の記憶がよみがえったり、自由で楽しかった頃を連想する影響なのかもしれません。
私も一人暮らしをしていた20代まではそうだったんですが、現在はそのように思わなくなりました。確かに「懐かしいなぁ」と感じるのですが、
「戻りたい」と言う感覚を得るのには、例えば以下のような考えが原因に挙げられると思っています。
a.現状への不満:仕事、人間関係、経済状況など、現在の生活に満足できていない場合、過去の良い思い出にすがってしまいがち。「あの頃は良かった」という気持ちが強くなり、現状からの逃避願望に繋がることもあります。
b.後悔:選択を誤ったり、やり残したことがあると感じた場合、過去に戻ってやり直したいと思うことがあります。このような後悔は、自己肯定感を低下させ、自信を失う原因にもなりえるでしょう。
c.変化への不安:年齢を重ねることや、新しい環境に身を置くことなど、変化を恐れて過去にとらわれてしまうことがあります。未知への不安が大きくなり、安定していたと感じられる過去に固執してしまうのです。
d.喪失感:大切な人との別れや、過去の自分とのギャップを感じて、過去を懐かしむことがあります。こうした喪失感からくる寂しさや孤独感が、過去への回帰を促すことも。
上記の項目を私に当てはめると、以下のような感じになります。
a.現状への不満:思い通りにならない事の方が圧倒的に多いが、最低限生活できているだけでもありがたいと感じている。そのせいか、現状への不満が薄れているのかもしれない
b.後悔:小学校~大学までの出来事は特に後悔ばかりだが、1人暮らしをしていた6年の間に、過去の自分と和解した。「あの時ああしておけば…」といくら思っても、過去は過去のまま。これから後悔しないように生きればいい。
c.変化への不安:身体の衰えから既に年寄り並の精神年齢で物事を見るようになったため、基本何が起きても驚かなくなった。明日世界が滅びると言われても、自然と受け入れてしまうかもしれない
d.喪失感:失ったものは確かに大きい。でも、大人になって得たものが多いのも確か。過去より今の時点で得たものが大きくなると、喪失感が薄れるものだと気付いた。「受け入れる」ことも非常に重要。
改めて文章にして書き起こすと、人生を長く生きて経験してきたお年寄りかな?と思ってしまいます。おそらく身体を壊したことで、このような考えに切り替わったのでしょうね。
昔への郷愁の念を話題にする際、毎回私は「ARIA」と言う作品を頭に思い浮かべます。noteを始めて2週間後辺りに、以下の記事でも簡単にいきさつなどを書きました。
ARIAに心を救われたのは確かですし、同時に「人生をもっと楽しく素敵に送るための心得」も教えてもらいました。
その中でも、以下は昔と今について描かれたとても有名なシーンです。
前述していますが、「比較しない」と言うのがとても重要だと思います。「あの頃はよかったけど、今"も"いい」と同列的な見方を取れるようになると、
少し話を広げると、世界的な状況が変わっているのも確かです。紛争や良くない知らせが続きますし、一昔前の穏やかな時代のままでいたかったと願うのも無理ありません。
時は常に動き続けており、何が起こるか分からない世の中になってますよね。だからこそ、今この瞬間を大切にする心構えを持つべきです。今を大切にすることで、「昔に戻りたい」という思いから「今もいいな」に変わるかもしれませんね。
懐かしさに浸るだけであれば、私も過去に自分が行っていた事・聞いていた曲を繰り返してたりします。新しい出会いを楽しみつつ、過去との再会もしつつで、バランスが保たれていそう。
このnoteをみて、あなたがもし昔へ戻りたいと願うのであれば、一度現状を整理してみるのもいいでしょう。今この時代に生きるのも、まんざらでもないですよ。
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