・反モスク側の主張(デマ)
『日本の文化や国柄、ナショナルアイデンティティを内側から壊されてしまいます。その勢力が彼らです。』
・反論
①日本文化について
前提として、文化は固定された一枚板ではなく「変容し続ける多層的なもの」であるということ。
日本文化は歴史的に、他文化の影響を受け入れながらも、独自性を保ってきました。
現在の日本で、モスク建設により既存の伝統文化的建築が破壊された例はないです。
神社仏閣の社会的立場が低下した事例はないです。
生活習慣や神道や仏教の祭礼・年中行事がイスラム教徒の存在によって衰退した根拠はないです。
よって、「イスラム教徒の存在が日本文化を壊す」という主張は、文化の歴史的性質と現実の状況から論理的に成立しません。
②国柄について
国柄とは、民度、社会行動の様式、同調性・礼節、公共性の重視などが合わさって成立しています。
日本は、これらを長年にわたり維持・発展させてきました。
国柄は、イスラム教という単一の宗教によって一変するものではありません。
現実にイスラム教徒による暴動・治安崩壊・公共秩序の破壊の記録は日本ではほぼないです。
イスラム教徒によって日本人の生活様式や法律順守の傾向に明確な変化が生じたという統計データはないです。
治安や社会不安は、多くの場合以下が原因が挙げられます。
経済格差、若年失業、都市の過密、外国人労働者の労働環境問題などです。
これらの原因は必ずしも宗教が起因とする問題ではなく、 構造的な社会問題として理解されるべきものです。
よって、国柄がイスラム教徒によって壊されるという論理的根拠はありません。
③ナショナルアイデンティティについて
日本のナショナルアイデンティティには法治国家としての自覚、多様性の尊重、他文化への寛容、国際協調 が含まれています。
宗教的多様性は国際社会の一部でもあり、単独の要因でナショナルアイデンティティが壊れるというのは論理的に破綻しています。
イスラム教徒の就労者が増えた → 日本文化崩壊? → してません。
イスラム教徒の観光客・留学生が増えた → 日本文化崩壊? → してません。
「イスラム教徒の存在 = 文化破壊」という論理は、因果関係として成立していません。
文化の変容は常に自国民内や時代により起こるものです。