1記事のnoteだけで5年生計を立てて気づいたこと
※この記事は最後まで全て無料で読めます。
「今、noteがアツいらしい」
「各種SNSでnote関連の投稿は伸びる」
「noteバブルが来るぞ」
そんな声をよく目にするようになりました。
実際に事実は置いといて、そんな声が増えていることもあるため、"note"というもの自体に興味を示している方は増えているはずです。
しかしながら、noteという媒体で5年ほど飯を食ってきた自分の意見としては、
❌noteがアツい
⭕️SNSの発達でnote収益化のハードルが下がっている
と考えています。
本職は商品製造をやっています。
↑当アカウントでは初めてのメンバーシップも試験的にやっています。興味がある方は入ってみてください。
また、シンプルに収益化という観点だけで考えるのであれば、noteはやらない方が良いです。
よくある勘違いとして、「有益な記事を作ればnoteが勝手に宣伝してくれる」「Googleとの提携でSEO経由での流入が取れる」というものがありますが、これはゼロとは言いませんがないものと思うべきです。
つまり、noteを見てもらうためには基本的に自分自身が軸となって活動をする必要があります。
であれば、(本業の都合など)匿名で活動したいなら他のプラットフォームを利用した方が手数料が安いところが大半ですし、匿名でなくても良いのであれば自分でサイトと決済周りを揃えた方がマシです。
自分でサイトと決済周りを整えるのって難しそうに感じるかもしれませんが、素人でも3時間程度調べれば構築可能です。
noteが収益化の面だけで優れているという点があるとすれば、決済方法が豊富な点と初心者でも始めやすいサイト設計であるという点くらいですし、それらは特別メリットとは言えません。
ということもあり、結論として「収益化という観点だけで考えるならnoteはやるな」という話になります。
ただ、それで話を終わりにしてしまうのは面白くないはずです。
「それならお前はなぜnoteで飯を食っている?」という話ですよね。
そうなんです。自分は決してnote以外に他プラットフォームを利用しているとか、自分でサイトを作って決済を整えているとかはしておらず、純粋にnoteを軸に運営しています。
そこにはnoteにしか見出せない魅力があるからなのです。
今回の記事では、
・なぜ自分が5年間noteという媒体を利用し続けているのか?
・どうやって1記事のみのnoteで収益を立てているのか?
について解説させていただきます。
なぜnoteをやるのか?
収益目的で「noteを始めたい、検討している」と考えている方の中で多い属性としては、
・サラリーマンの方
・専業主婦の方
・フリーランスの方
・小規模法人の代表者
主に上記のような方が多いはずです。
(稀に10代の学生の方なんかも見かけますが)
そういった方達にとって、「どのプラットフォームで発信すべきか」は悩ましい問題ではないでしょうか。
昨今ではXを筆頭に「noteがアツい」という投稿が散見されることもあって、何か始めようと思ったら一旦noteでの収益化を前提に考えると思うのですが、よく調べてみると必ずと言っていいレベルで目に入ってくるのが、その他のプラットフォームです。
近年、個人がネット上で自身の知識や経験を発信して収益化する動きが活発化しています。それに伴い、有料コンテンツを販売できるプラットフォームも次々と登場しています。
元々このポジションはnote一強という時代もありました。というか、他のプラットフォームが全くなかったです。
しかし、現状国内のマーケットにはBrainやTipsといったnoteよりも手数料の安いコンテンツ販売サービスも存在します。
しかし、それらの多くは“情報商材”的な色合いのイメージが強く、発信するジャンルによってはかえって信用を損ねてしまう恐れもあります。
これらのプラットフォームが悪いという話ではなく、掲載されている記事のイメージということです。副業ジャンルとかお金関連のジャンルとかですと、割と見慣れたテイストだと思いますので、耐性があるというか何も違和感を感じないユーザーが大半かと思います。
しかし、そういったものに耐性のないユーザーが多いジャンルですとどうでしょう?
例えば、「写真家」「ダイエット」「転職」などのようなジャンルに興味のあるユーザー層が派手でやたらキラキラとしたサムネイルが並んでいる場所に違和感や疑問を感じないかと言われれば、そうでない割合の方が多いはずですよね。
いくら真面目で誠実な見た目の記事を投稿しても、他記事とのグラデーションの一部に溶け込んでしまうというイメージが分かりやすいでしょう。
その点、幅広いジャンルで健全な情報発信の場として親しまれているnoteであれば、読者に安心感を持って受け入れてもらえます。
※もちろんnoteの中にも情報商材感の強いキラキラサムネ記事や煽り売りの強い記事も一定数存在しています。
それでもトップページにそういったものがほぼ存在しないnoteはイメージ的にも良いと言えるでしょう。
というか、note自体も元はガッツリ情報商材色の強い記事が多め(と言っても現状のBrainやTipsほどではないですが)でした。
そこを追い出す形を運営側が取ったおかげで今の健全で真面目な記事が多いという印象が定着しています。
では、なぜ私があえてnoteを選び、皆さんにもおすすめするのか、具体的な理由を以下より記載していきます。
ここでは「権威性・信頼性」「コミュニティの力」「収益以上の価値」という3つの観点から、noteで発信するメリットを解説します。
noteを選ぶ理由(権威性・信頼性)
手数料より信頼性が大事
まず、他のプラットフォームとの違いとして挙げられるのが信頼性です。BrainやTipsなどは、確かに販売手数料が低く設定されているため、収益面だけを見れば魅力的に映るかもしれません。
しかし、それらのサービスは往々にして「稼ぐノウハウ」のような情報商材が集まる傾向があり、サイト全体が半ば広告的・商材的な色合いを帯びています。
私はBrainでもTipsでもそのような記事をいくつか購入してことがありますが、実際にそこで売られている記事が悪質なものというわけではありません。
それぞれのプラットフォームで厳格な審査基準が設けられているようで、過去に明らかな悪質コンテンツが出てしまった際にも早急に削除対応をとっている様子が見られました。
その意味では、BrainやTipsというサイトを運営している母体自体は真面目にユーザーのことを考えて運営されていると言えるでしょう。
つまり、サイトが良い悪いという問題ではなく、それぞれのプラットフォームが目指している方向性やターゲットユーザーの違いなのです。
❌BrainやTipsの信頼性がない
⭕️BrainやTipsのイメージに耐性がない人と相性が悪い
その結果、BrainやTipsでランキングに入って来やすい雰囲気の記事を見慣れていない方は「そこで売られているコンテンツ=怪しいもの」という偏見を持たれがちです。
読者やお客様に提供する情報がどんなに有益でも、プラットフォームのイメージによっては内容を読む前から疑われてしまう可能性があります。
しかしながら、収益面のことだけを考えるとBrainやTipsは手数料がnoteよりも遥かに安かったり(詳しくはお調べください)、有料記事のアフィリエイト機能が存在していたりするため、SNS集客が前提となっている昨今では非常に拡散性も強いです。
更に、Brainに限った話で言えば、運営会社の代表さん自らが有益記事の拡散に協力してくれたり、優秀な記事をメディアでインタビューをする、有料アカウントの販売手数料率を下げるなど、Brainというサービスを利用するユーザーに対しては圧倒的なサポート耐性が存在している印象を受けます。
こういった内容も背景にあるため最初に記載した通り、目先の収益のことだけを考えるのであればnoteでなくても良いという考えではあります。
noteならではの安心感
一方、noteは利用者層も投稿されるコンテンツも非常に幅広く、ビジネスから趣味、学術的な内容まであらゆるジャンルが日々発信されています。
大手企業の公式発信や有名クリエイターの記事も多く掲載されており、プラットフォーム自体の社会的信用が高いのが特徴です。
実際、2023年時点でnoteの月間アクティブユーザー数は数千万人規模に上り、日本を代表するコンテンツプラットフォームの一つとなっています。
仮にビジネスや副業ジャンルに関する有料記事をnoteで公開すれば、「怪しい儲け話ではなく、ちゃんとした情報なんだな」という印象を持ってもらいやすくなるのは間違いないでしょう。
※もちろん中身もちゃんとした記事でないといけませんが。
実は私自身も、知り合いから「あなたの記事をアフィリエイトさせて欲しいからBrainでもnoteと同じ記事を公開してほしい」と言われたこともあり、一時的にnoteに掲載していたものと同じ記事をBrainにも掲載してみたことがあります。
しかしながら、元々私のことを見てくれていた読者様複数名より、オフラインの交流会の中で「せっかく良い内容だから、Brainではなくnoteだけで公開してほしい。一気に胡散臭く見えるようになった。」とご指摘を受けたことがありました。
私が執筆していた「商品製造」というジャンル自体を閲覧するユーザー属性として、キラキラで派手なもの(悪くいうと胡散臭い)への耐性が薄かったり、警戒心が高くなりやすい方が多いということを把握し、その時初めて執筆する記事のジャンルに応じたプラットフォームの相性や印象の違いがあるということを意識し始めました。
私の記事をBrainに合わせてキラキラ系にしたというわけではないです。
サイト上に存在する他多くの記事がそういったもののため、読者さんが警戒してしまったという内容になります。
このエピソードの裏を返せば、それほどまでに、「noteだから信頼できる」と感じる読者が多いのでしょう。
noteで有料記事を掲載していてそのようなご指摘を受けたことは5年間運営していてまだ一度もありません。
もしかしたら業界人の中で私がnoteを活用することで方法論などを広めて収益化していること自体を良く思わないという方も存在するかもしれませんが、純粋に私のSNSなどを見てくれている読者様からnoteに掲載することについてのご指摘がないというのはシンプルに凄いことです。
読者に余計な警戒心を抱かせずに、安心してコンテンツ本来の価値を伝えられるという点で、noteは大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。
「専門性の高い情報」の提供
また、noteには「お金儲けの方法を教えます!」といった刺激的な宣伝よりも、専門性や独自性の高い情報提供が求められる・評価される風土があります。
逆に言えば、安易な煽り文句や中身の薄いノウハウでは読者に響きません。
前述した通り、BrainやTipsなどのプラットフォームを愛用するユーザー層には受け入れられやすい傾向にありますが(その後の口コミは知らん)、noteを愛用するユーザーには煙たがられやすいということです。
だからこそ、自分の得意分野や業界知識を活かしたニッチであり濃い内容の記事を提供することで、「信頼できる」と評価してもらいやすくなります。
noteを軸にすることによって、プラットフォームの信頼性と相まって、あなた自身の発信者としての信頼性や権威性も自然と高まっていくでしょう。
無料記事でファンと思考の共有ができる
さらに、noteでは無料記事と有料記事を組み合わせて発信できる点も信頼構築に役立ちます。
※私の場合はこの後に記述する1記事note戦略において、無料記事執筆はほぼしていません。
まずは無料で質の高い情報を継続発信し、それを読んだ読者との間に信頼関係を築いてから、有料のコンテンツを提供する——という段階的なアプローチが取りやすいのです。
読者にとっても、最初に無料記事で価値を感じれば「この人の有料記事なら読んでみたい」と納得して購入してもらいやすくなります。
更に、noteではメンバーシップというサブスクリプションサービスも存在します。
多くは200~500円程度の超低額のもので、用途としては限定記事の公開だったり、コミュニティ形成として活用されることが多いです。
実際に無料記事だけで信頼構築を行うよりも、数百円程度の課金をしていただいた上での交流をとる方が、ユーザー側もクリエイター側への注目度が上がりやすいです。
誠実にファンを増やしながら収益化も狙えるという点は、noteならではの大きな強みと言えるでしょう。
収益化以上に得られる副産物
これに関しては決して「noteをやっていたから」というものではないのですが、結果としてnoteをやっていたことによる読者様との信頼や関係構築によってリアルな場での人間関係の輪が広がりました。
私の場合は"商品製造・販売"というジャンルのnoteを読んでいただいた方の中から
・製造メーカー
・製造代行業
・デザイン業者
・撮影業者
上記を運営している事業者様と繋がることができ、実際に私の本業の方での発注も行わせていただいたりということがありました。
業種に詳しくない方にはいまいちピンと来ないかもしれませんが、商品製造を行う上で、メーカーを探したり、デザイン・撮影を請け負ってくれる業者さんを探すのは結構大変なことです。
いえ、厳密に言うと業者自体は腐るほどいるのですが、自分たちの意図をしっかり汲み取ってくれたり、丁寧な仕事をしてくれる業者を探すのが難しいと言うことですね。
これ自体は各業者が悪いというよりは、業者側で多くの依頼を請け負う中で発注金額の大きさだったり、会社間での仲のよさによる忖度というのがどうしても出てしまうということもあって仕方ないことではあります。
ただ、私の場合、すでに私のnoteを閲覧してくれた読者様であり、私のことを信頼してくれていたり、仲良く交流してくれているという背景もあるので、ある意味優遇を受けた状態での発注を行うことが出来るということです。
もちろん、私の本業が業界大手とかそういった話は一切なく、私個人が経営する名前も知られていない小さな会社です。
普通ならなかなか良い条件で発注が出来ないような会社でも、私個人のnoteを閲覧してくれたというだけのきっかけで繋がることが出来たのです。
個人のブランドを守る選択
副業で発信する以上、自分自身の名前やブランドイメージにも気を配りたいものです。
たとえば、あなたが会社員としてビジネスノウハウを有料公開する場合、同僚や友人に「怪しい情報商材を売っているのでは?」と誤解されてしまう恐れがあります。
ところが、同じ内容でもnote上で発信していれば、「役立つ知見を丁寧に共有しているんだな」と自然に受け入れてもらいやすくなる可能性が高いでしょう。
信頼性の高いプラットフォームを使うことは、あなた自身の信用を守ることにも直結するのです。
このことは、小規模な事業を営む方にとっても同様です。
信頼性の低いサイトで自社ノウハウを売り出してしまえば、事業自体のイメージダウンに繋がりかねません。
逆にnoteを使えば、「オープンに有益な情報を発信している会社だ」とポジティブに受け取られ、顧客からの信頼獲得に寄与します。
実際にnoteは法人の利用も多く、1企業が情報発信を行う場所としての認知もあります。
noteならではのコミュニティ意識
自然に広がる共感と口コミ
多くの人にコンテンツを届けるには、何らかの形で共有・拡散されることが欠かせません。
noteには前述した通りアフィリエイト機能が搭載されていおりませんので、有料記事を収益目的で拡散してくれるユーザー数は存在しません。
しかしながらnoteには独特のコミュニティ文化が根付いており、良質なコンテンツはSNSや他のユーザー間で自然とシェアされる傾向があります。
たとえば、あなたがnoteに有益な記事を投稿すれば、それを読んだ人がXなどのSNSで「このnote記事が役に立った!」と紹介してくれるかもしれません。
そうしたおすすめの声はアフィリエイトのように収益目的での感想ではなく、純粋な共感や感謝に基づくものであり、読んだ人同士の口コミによってコンテンツが広まっていくのです。
私自身は商品の製造・販売を本業で行なっているということもあるのですが、似たような事例としてPR案件とナチュラルな口コミの違いが存在します。
PR案件という単語を知らない人はいないと思いますが、要するに企業側から報酬を受け取って商品の宣伝をするというものです。昨今ではインフルエンサーなどの影響力を持つ方にPR依頼をするというのは当たり前になってきています。
ただ、実態としていろんな人にPR依頼をしてみると、影響力は凄く大きい人でもPR依頼では全く売れなかったり、売れたとしても買い煽りが強い表現でPRしていたりで結果的に企業側の信頼損失に繋がってしまうというケースも珍しくありません。
これと同じことがnoteやBrainなどのコンテンツプラットフォームの拡散にも言えると考えています。
もちろんアフィリエイトの中にも本当に心からオススメしたくて拡散しているユーザーもいるはずですが、事実として単なる収益目的で行なっている人がいるというのもあります。
noteはアフィリエイトという仕組みが採用されていないので、プラットフォーム全体に「いいものはみんなで応援しよう」という雰囲気があるため、執筆者自身が積極的に宣伝しなくても、コミュニティの力で着実に読者が増えていく可能性があります。
実際、私がnoteで公開した商品製造の記事も、公開後すぐに複数の読者がX(当時はまだTwitter)で紹介してくださり、自分のフォロワー圏外へと一気に広まった経験があります。
その経験だけで言えばアフィリエイトも同じように拡散性がありますが、お金をかけた広告ではなく、純粋なユーザーのおすすめによってPVが伸びたときには、本当に嬉しく感じましたし、その後のユーザーとの繋がりも強く感じることが出来ました。
アフィリエイトに頼らない健全な拡散
これに対し、他のプラットフォームではしばしばアフィリエイト目的の拡散が目立ちます。
BrainやTipsでは、購入者に紹介報酬を支払う仕組みがあるため、第三者があなたのコンテンツを宣伝する際に「私のリンクから購入すると豪華な〇〇特典を与えます!」のような文言を添えて拡散するといったケースも少なくありません。
そうした宣伝は一見効果的に思えますが、著者であるあなたの意図しない仕方で内容が伝わってしまったり、過度な誇張表現で売り込まれたりするリスクがあります。
結果として「宣伝がうさんくさい」「本当に信頼できる情報なのか?」といった印象を持たれ、あなた自身の信頼性にも悪影響が及ぶ可能性があるため注意が必要です。
熱量の高い読者との繋がり
一方、noteの読者はコンテンツをじっくり読み込み、価値を見出そうとする真剣な方が多い傾向があります。
有料記事を購入する場合でも、「この筆者の知見を吸収したい」「長期的に役立つ情報が欲しい」という前向きな動機で支援してくれる人が少なくありません。
そうした読者は一度きりの購入で終わらず、投稿をフォローして継続的に読んでくれたり、記事に「スキ」を押して応援してくれたり、コメント欄やSNSで質問や感想を寄せてくれたりします。
つまり、単なる顧客ではなくファンや仲間のような関係が築きやすいのです。
実際、noteには定期購読マガジンやメンバーシップといった機能もあり、熱心な読者はそうした形で長期的にクリエイターを支援することができます。
また、読者とのやり取りを通じて新たな気づきやアイデアが生まれ、コンテンツの質をより高めていけるという相乗効果も期待できます。noteを通じて得た読者との信頼関係は長期的な財産となり、将来の活動にも大きな支えとなってくれるでしょう。
クリエイター同士のつながり
note上では執筆者同士の横のつながりも生まれやすいです。
他のクリエイターの記事を読んで刺激を受けたり、コメントやSNSで感想を伝え合ったりするうちに、切磋琢磨できる仲間ができることもあります。
孤独になりがちな情報発信の副業ですが、noteでは同じ志を持つ仲間と出会えるため、モチベーションを高く保ちながら活動を続けやすいと言えます。
ちなみに私はというと、商品製造というジャンル自体がニッチすぎて横のつながりは生まれませんでした。
運営満足度の高さ(収益以上の価値)
収益以上に得られるものがある
noteでコンテンツを運営していると、単に売上金額以上の価値や喜びを実感できる場面が多々あります。
健全な読者層と前向きなコミュニティに支えられているおかげで、執筆者としての幸福度ややりがいが格段に高まるのです。
ここでは、他プラットフォームと比べた際に感じた違いや、noteを通じて得られた具体的なエピソードをいくつかご紹介します。
他プラットフォームでの苦い経験
まず、少しだけ前述した内容と被りますが、別のコンテンツ販売プラットフォームを利用していたときの話です。
そこでは販売開始直後からアフィリエイターが拡散を手伝ってくれ、確かに短期間で売上が伸びました。
しかし、その裏で「今だけ半額!」「これを買えば誰でも月○○万円稼げる!」といった過剰な宣伝文句が独り歩きしてしまい、コンテンツの本来の趣旨や適切な期待値がねじ曲げられて伝わってしまいました。
結果として、元からの読者の方に「印象が悪い」「信頼性に欠けるからやめた方が良い」とご指摘をオフライン交流イベントの場で数件いただき、せっかく中身は自信を持って提供しているはずのものが、誤解されたまま一部のまだ私のことをちゃんと知らない方から評価を落としてしまったはずなのです。
私は急いで誤解を解くためにSNS上でそのことをフォローするようなポストを出しましたが、結局私のことをあまり知っていない人からしたら「煽り売りするコンテンツを提供している人」というイメージを与えてしまいました。
中身はそうじゃないという風に分かってくれる人だけいれば良いという考え方もあるのですが、1人もアンチを作るべきでないとは言いませんが、一定割合でもアンチ的な視点で見られてしまう可能性を増やすというのは運営者としても気持ちが良いものではありません。
例えいくら収益が上がろうとしても、心の豊かさが損失してしまうと長く活動する原動力も湧きません。
この経験から、いくら手数料が低く、拡散性・収益性が高くても、ジャンルに応じて信頼性の低い場で売ることはリスクが高いと痛感しました。
実際、noteで記事を公開した時では、公開直後の売上は控えめだったものの、投稿後数ヶ月を経てもじわじわと読者が増え続け、結果的に長期的な収益という面ではたった1記事をここまで世に放出できました。
ここまでのロングセラーをたった1記事のみで達成出来たのはnoteというプラットフォームを活用することによる信頼性があってことだと考えています。
改めて直近5年間を振り返ってみても、信頼に裏打ちされた口コミの力で時間をかけて自分の記事が多くの人に広がっていく強さを実感しました。
noteが繋いでくれたオフラインでのチャンス
たった1本のnote記事をリリースしたことによって思いがけないチャンスがやってきました。
前述の通り私は商品製造に関する1記事のnoteを起点にSNSでも発信を続けていたところ、それを読んでいただいた製造メーカーさんやデザイン業者の代表の方から声がかかりました。
また、"小売商品のオンライン販売"を題材としたオフラインセミナーにゲストスピーカーとして登壇する機会を頂けたのです。
私は有名大手企業のお偉いさんなどでは決してなく、個人経営の弱小会社を細々と経営しているだけの人間です。
普段オンラインで文章を書いているだけだった私が、リアルの場で聴衆を前にお話しするなんて想像もしていませんでした。
オフラインの場に呼んでいただけたのは、note記事によって地道に実績と信頼を積み重ねてきたからこそだと感じています。
そして驚くことに、当日の会場では「note読ませていただきました!」と声をかけてくださる方も何人かいらっしゃいました。
オンラインで築いた信頼関係がリアルな出会いに繋がり、とても感慨深かったです。
このように、オンラインでの発信がきっかけで得られたリアルな交流の機会は、大変貴重な経験となりましたし、何者でもなかった自分の活動に自信を持つきっかけにもなりました。
本業やキャリアにもプラス効果
noteで発信していることで本業やキャリアにも好影響が及ぶ場合があります。
もちろん、前述したように製造メーカーさんと繋がれたりといった、直接的に本業に好影響を与えるシーンもありますし、noteの記事を読んだ方からコンサルティングの相談を受けたりもしました。
面白いものだと「零細企業向けのnote執筆方法を教えて欲しい」という問い合わせをいただいた経験もあります。
私の場合は個人経営ということもあって本業もこなす必要があったり、責任感というプレッシャーを変に気負うのも難しいと当時考えていたので、ちゃんとした契約をさせていただくということはしませんでした。
ただ、そのまま断るのも気が引けるので、30分程度のスポットコンサルという形で問い合わせをいただいた会社の方の中から1名のみのマンツーマンで相談を受けさせていただくということをしてみました。
私自信、誰かに教えるという経験があるわけではないので、無料で実施させていただいたのですが、これもまた良い経験になりました。むしろこの経験にお金を払わせて欲しいくらいです。
この経験によって社内や業務委託先とのコミュニケーションや情報の伝え方という部分が鍛えられたと思っています。
読者からの感謝の声が励みに
そして何より、noteで活動を続ける中で寄せられる読者からの温かいフィードバックは、筆者冥利に尽きる宝物です。
有料記事を購入してくださった方からSNSや問い合わせ用のLINEから「おかげで勇気が出ました」「具体的なステップがわかりやすく、すぐに実践できました」といった感想を毎月数件いまだにいただいています。
また、有料公開してお金をいただいているにも関わらず、「この内容をこの金額で読めるなんて驚きました。次回作もきっと買います!」とコメントもいただいたことがありました。
結局、有料記事はこの1本以降出していませんが…
他にも「いつも励まされています」「挑戦する勇気をもらえました」といった感謝の声が多数寄せられており、筆者冥利に尽きます。
こうした反響を目にするたびに、「本当にnoteで発信して良かった」と心から感じます。収益以上の価値——それは、自分の知識や経験が誰かの役に立ち、感謝される喜びや、信頼し合える仲間が増えていく充実感です。
noteはそうしたポジティブな循環を生み出しやすい場であり、クリエイターとして長く続けていく上での原動力を与えてくれます。
実際、私自身も収益だけを目標にしていたら恐らく最初の数ヶ月だけ売上が発生してそれ以降は全く売上が出なかったはずですが、noteで得られるやりがいや繋がりがあったおかげで、SNSを筆頭に楽しく活動し続けてこれたというのがここまで継続して手に取ってくれる人がいてくれる要因だと考えています。
まとめ:信頼とやりがいを求めるならnote
まとめると、短期的な利益以上に信頼ややりがいを重視する方にとって、noteは最適なプラットフォームと言えます。副業で情報発信を始めるなら、手数料の多少よりも、自分のコンテンツが安心して受け入れられ、長く愛される場所を選びたいものですよね。
その点、noteには信頼性、コミュニティからの自然な応援、そしてクリエイター自身の満足度向上という三拍子が揃っています。私自身、noteを選んだことでこれらの恩恵を大いに実感しています。皆さんもぜひ、noteでコンテンツ発信を始めて、このプラットフォームならではのメリットを存分に味わってみてください。
売上はあくまでも結果にすぎません。
1記事note戦略の構造
ここまで長々と「なぜnoteなのか?」という点を深堀りしてきましたが、大半の方には改めてnoteの魅力をnoteオタクが淡々と語っているだけで面白みがなかったかと思います。
ここからは実際に私がたった1本の有料記事だけでどのように5年間ご飯を食べてきたのかについて解説をしていこうと思います。
ここまでで読んでいただけていればなんとなく私という人間がどんな属性なのか理解できていると思いますので、改めて私の自己紹介をさせていただきます。
上記のような形で1記事noteでの運用を継続しています。
私のXアカウントです。当note執筆を機にnote情報の配信を専門とするアカウントを開設してみました。
このアカウントの開設理由として、複数の有料記事を投下し続ける運用やサブスク型の運用について情報発信をしているアカウントだけがnote情報の業界として一般認知されているのですが、「ニッチな1記事だけでも5年生き残れている運用方法も存在するんだよ」というのを知ってもらいたい。そして、noteを溺愛しているnoteオタクの方と繋がりたいなと考えて立ち上げました。
私の自己紹介なんて置いといて本題に戻りますが、「1記事で数千万円とか数億円とかnoteやその他のプラットフォームでも割と目にしますよね?」という話もあると思います。
確かに私もそういった事例は確認しているのですが、そのジャンルの全てが
・投資金融関係
・仮想通貨(暗号資産)
・恋愛ナンパ関係
・スピリチュアル系
という形で、全てがかなり市場規模の大きいジャンルであると把握しております。
逆に”商品製造・販売”みたいな誰がどうみてもニッチなジャンルの記事を大して知名度もない一般男性(当時SNSフォロワー1,000人くらいだった記憶)が5年もの期間継続してたった1記事のみで生計を立ててきたという事例がありますでしょうか?
私が調べた限りでは存在しなかったので、「それならこのコンセプトでみんなにnote運用を布教しよう」と考えたわけです。
このnoteではそんな"1記事note戦略"の仕組みについて触れていこうと思います。
一般的な有料コンテンツの収益化手法と「1記事note戦略」の違い
多くの人がnoteを使って収益を生み出す際、次のような方法を取りがちです。
複数の有料コンテンツを販売する
定期的に新しい有料コンテンツを用意し、発売のたびに宣伝して購入を促す手法。コンスタントに新作を出すことでリピーターを狙い、売上を積み重ねるスタイルです。コミュニティ機能やサブスクで稼ぐ
noteのサークル機能や定期購読プランなどを活用し、複数の読者から毎月500円など少額ずつ課金してもらう手法。コミュニティによる学習環境づくりや、継続参加による安定した売上が期待できます。
これらはいずれも有効な方法です。現在Xを筆頭に私もいろんな方をウォッチさせていただいていますが、99%が上記のやり方に該当しています。
しかし、私はどちらの方法も選ばずに「有料noteをたった1本だけ販売し続ける」という独自スタイルを貫いてきました。なぜこんな手法を選んだのか、どんなメリットがあるのか、ここから一つずつ解説します。
「1記事note戦略」の概要
「1記事note戦略」とは、その名の通り、買い切り形式の有料記事を1本だけ用意し、そのコンテンツを随時アップデートしながら長期的に販売を続けるという仕組みです。
私が勝手に命名してそう読んでいます。
たとえば、私が販売している有料noteには、
記事リリース当初の基本コンテンツ
ユーザーからの質問や最新情報が出た際に追記する追加コンテンツ
必要に応じて動画や音声などを組み合わせた発展的な学習要素
業界の情勢に応じた記事のリライト
といった形で、常に“生きたコンテンツ”にアップデートしていくことを心がけています。
1度購入すれば、追加料金なしで最新情報をゲットできる
私が用意している有料noteは、一度購入してもらえばアップデート後の情報もすべて読めるようにしてあります。
ユーザーにとっては「買い切り」である分、毎月課金が発生するサブスク型よりも導入しやすく、かつ、「あとから追加コンテンツが出ても追加料金はかからない」という安心感があります。
これによってユーザー目線としては「結果的にこの買い切りの記事を手に取っておくという選択が一番賢いよね」という判断がしやすくなり、購入率も高くなります。
同ジャンルの複数コンテンツ型をやっている方数名ににアクセス数と購入数をシェアしてもらったことがあるのですが、圧倒的に1記事note戦略の購入率が高かったです。
これは発信している筆者の影響力だったり信用度合い的な属人要素もあるため、一概にこの型だから購入率が高いという判断は出来ませんが…
一方、執筆する私の側としては、コンテンツを複数に分けてあれこれ販売する必要がないので、“一生この1本の質を高めていく”という明確な軸を持ちながら執筆・改訂できるのが最大の強みです。
さらに、「何度も新作を出して煽り売りをしているイメージ」を読者に与えてしまう可能性をなくせるので、自然と信頼性が高まり、“このジャンルの情報ならこの人のnoteが一番”というポジションを確立しやすくなりました。
複数コンテンツ型や低額サブスク型を否定するつもりは一切ないのですし、このnoteを執筆しているnote情報専用のSNSではサブスクなども活用してnoteを楽しんでいきたいと考えています。
で、結果的に1記事型で更新を続けていくというスタンスの方がユーザー目線としても買い切りとサブスク両方の良いとこ取り感がありますし、LTV(顧客生涯価値)的な観点で見た時にも月500円のサブスクを5か月継続しても2,500円な訳です。
もちろんサブスクの安定感にも魅力はある
また、サブスクの難しいポイントとして、一度解約してしまうと中々再度同じ人やサービスの課金をしようという気が起こりにくくなる特性が強いという点が挙げられます。
一度退会したサービスとか、オンラインサロンって皆さん再加入したりしたことありますか?
それに、一度課金を辞めた人の発信ってあまり注目して見なくなりませんか?
逆に1記事を買い切り更新型で実施されている場合って(ほぼ事例ないと思いますが)、その発信者に対しての注目が薄くなるとかってあまりないと思うんですよね。
課金を停止する=ネガティブ
というのは心のどこかで存在する感情なはずなんです。そのサービス自体が悪いわけじゃなくても低額コンテンツの課金を停止するというのは、「面白くない」「有益じゃない」「必要と感じなくなった」など、何かしらネガティブな感情が発生します。
一度ネガティブな感情が発生すると、仮に無意識だとしてもそのネガティブの対象となった人やサービスへの注目というのはしにくくなるはずです。
そう考えるとより一層半端な気持ちでnoteサブスクなんてやろうって思えなくなりますよね。
サブスクには覚悟が必要です。初心者向けでは決してなく、玄人向けです。
余談ですが私はこのアカウントでメンバーシップを試験的に立ち上げてみました。
話を戻しますが、サブスク型に関しては解約率がどの程度かというのはコンテンツ提供者次第ではあるものの、結果的に1記事買い切り型で数千円から数万円程度で販売した方がLTVとしては良い傾向にあるはずですし、キャッシュフローの観点でも優れており、面倒で複雑な計算をしなくて済むという隠れたメリットも存在しています。
この辺の小難しい話は永遠と語ってしまうのでこの辺に抑えておきます。
どの型でnoteを活用するかは人次第ではあるものの、私自身がこのアカウントを開設した理由として、「1記事note戦略というものをみんなに知ってもらいたい」と思ったこともあってこの記事を執筆していますので、この型の魅力を是非把握してもらって、あなたのnote生活に取り入れてみて欲しいです。
「1記事note戦略」がもたらすメリット
1.余計なコンテンツ量産の手間から解放される
複数の有料記事を何度も投下して売上を得る方法では、短期間で収益を最大化できる反面、常に新商品を作り続けなければならない負担が発生します。
それが楽しく感じられる人もいるでしょうが、多くの場合「売らなくてはいけない」「定期的に新作をリリースしなければ収益が下がる」といったプレッシャーが大きくなります。
しかし、私はこの「1記事note戦略」によって、“たった1本の記事を磨き続ける”ことに集中できました。
新規教材を連投する必要がないため、本業に割く時間も十分確保できます。
結果的に、コンテンツ開発の労力を1本に注ぐことで質の向上に繋がり、読者からの評価が高まりやすいという好循環が生まれます。
2.読者の信頼獲得に直結しやすい
1度有料noteを買ってくれた読者に対して、「最新情報を追記したのでぜひ読んでみてください」という形で自分のことを忘れかけていた読者様と再度交流をすることが可能です。
もちろん追加料金は不要。読者から見れば「一度の支払いでずっとアップデートを享受できる」「著者が常に最新情報を追いかけていて頼もしい」という印象につながります。
また、複数コンテンツ型によくある「一体どれを買えばいいの?」「追加教材を買わなきゃ情報が不足するのでは?」「今だけしか役に立たないかも」といった不安を感じさせにくい点も大きいです。
「あのnote1本買えばOK」というシンプルな商品設計が口コミを生みやすくしており、実際に私のnoteは「商品開発・販売の情報ならあれを読んでおけば間違いないよ」という評判がじわじわ広まっていきました。
実際にどこで私のnoteを知ったのかというお話を聞けた人の中では、多くが私の活動しているSNSで知ったという意見ではありましたが、「〇〇さん(私の知らない誰か)からこれを読めば間違いないと聞いて知りました!」という声も一定数ありました。
そこから、SNSで私を知ってnoteを読むのではなく、noteが第三者の誰かによって紹介されて結果的に私自身の名前やSNSアカウントを知ってもらい、さらに別の情報発信にも触れてもらう機会が増えていったのです。
3.煽り売りや「お金のイメージ」が薄れる
何度も新しい有料記事を出す手法は、一見すると「手広く商品を展開しているすごい人」というポジティブな印象を与えるかもしれません。
しかし、受け手によっては「この人は頻繁に商品を乱発してお金を稼ごうとしているだけなのでは?」という疑念を抱かれるリスクもあります。
キラキラ派手なサムネイルや煽り売り風のことをしていない場合でも、どうしても一定割合でお金に魂を売った情報商材屋であるという認識を持つ方は出てくることは避けられません。
私の場合、たった1記事しかないので、そもそも「乱発している」「どれを買うのが正解なのかわからない」といった印象を持たれません。
もちろん、中には有料記事で収益化している時点でお金に魂を売った情報商材屋であるという感想を持たれてしまうことはゼロではないと思っています。
直接言われたりエアリプみたいなことをされたことはありませんが。
ただ、1記事に特化することで複数有料コンテンツを出すよりは悪い印象を持たれにくいのは間違いないでしょう。
むしろ「一生懸命一本を作り込んでいる」という姿勢が伝わりやすく、「この著者はお金儲けだけが目的じゃないのだろう」という信頼感や安心感を抱いていただきやすくなります。
こうした企業イメージ・個人ブランドの側面でのメリットは、実は収益面よりも大きいと言っても過言ではありません。
副業とかで取り組まれる方は案外軽視しがちな内容ですが、信頼やイメージに優るものはありません。
売上は頑張ればいつでも大小限らず作れるチャンスはありますが、信頼やイメージは積み上げるのが大変で、崩れる時は一瞬です。
4.口コミが加速度的に広がる
私自身の「1記事note戦略」を5年間続ける中で、最も大きな成功要因となったのは口コミでした。
なぜ口コミが広がりやすいのかというと、上記で挙げたように商品が一つしかないため、「〇〇ならあれを買ってみて」と他人に勧めるハードルが非常に低いのです。
しかも、一度買えば継続的に最新版を読めるので、紹介者としても「とりあえずこれ買えば大丈夫だよ」と胸を張って推薦できます。
複数教材を出している場合、「どれを買えばいいの?」という質問や混乱が生じ、紹介する側に手間がかかります。あるいは、複数商品があったとしても、いちいち全部を調べてすすめるのは面倒くさいですよね。
しかし“1本だけ”なら、読者が友人知人にシンプルに紹介しやすく、自然と口コミサイクルが回りやすい仕組みが整います。
この口コミに関しては当然アフィリエイトが存在しているプラットフォームの方がネット上では広がりやすいという特性があると前述してきましたが、信頼を欠損させる可能性とのトレードオフではあります。
信頼を欠損させにくいジャンルを選定している場合であればそれでも良いと思いますが、私のようなスタイルというか世の中にある多くのジャンルではマッチしにくいと考えています。
「1記事note戦略」を支える広報チャネル
実は、この戦略をしっかり回すには最低限の広報が必要になります。ここまで良いことのみ伝えてきましたが、これが唯一かつ最大のデメリットと言えるでしょう。
要するに1記事を継続的に広げていくためには口コミ頼りだけでは難しく、自身での広報が必須になります。
この広報戦略はジャンルや人の得意・不得意によって選択すべき内容が変わるのですが、私の場合、主に以下のチャネルを組み合わせて活用しています。
上記の記事でこの辺りをタイパ良く運営する方法についてまとめています。
1.YouTube:メインの知識共有・認知獲得の場
私にとってYouTubeは、もっとも大きな役割を果たしているプラットフォームです。
noteではどのチャネルからどれくらい流入が取れているのかを確認が出来ませんが、直接いただく口コミの中ではYouTube経由でnoteを閲覧してくれたという割合が一番多いです。
直近1年間では数本しか動画を投稿していませんが、過去にアップした良質な動画がいまだに再生され続けていることが強みとなっています。
YouTubeは検索エンジンとしても機能しており、「〇〇のやり方」「〇〇の手順」といったキーワードで常に新規視聴者が流入してきます。
そこで私の動画を観てもらい、興味を持ってくれた人がSNSやnoteに足を運んでくれるのです。
最新情報が出たとき:必要に応じて新しい動画を作り、視聴者にとって有益な内容を無料で提供する。
概要欄や固定コメントにnoteやSNSのリンクを掲載して遷移してもらう。
こうした流れによって、YouTube→noteというルートでコンスタントに新規読者が増えていきます。YouTube動画という資産を積み上げておくことで、最新動画の更新頻度が低くても、半自動的に認知と集客を継続できるのが大きなメリットです。
本業も営んでいる私にとっては動画を制作するのは大変ですが、一度作った動画が継続的に再生してもらえるという点が相性良かったと考えています。
これは一度更新したら終わりのSNSにはない魅力です。
2.X(旧Twitter):リアルタイムな発信とライトなコミュニケーション
SNSでの広報といえばX(旧Twitter)も外せません。
私の使い方は決してゴリゴリのマーケティング寄りではなく、1日2〜3ポスト程度の日常的なつぶやきが中心です。食べたものや旅行先の写真を投稿することもしばしば。
もちろん、ときどき業界関連の有益情報もシェアしてはいますが、ガツガツ売り込みをするというよりはフォロワーさんとの距離を縮める場として使っている感覚です。
Xの拡散力はかつてより弱まったと言われがちですが、それでもバズる可能性がゼロではなく、特に有益な情報やタイムリーな話題は拡散されやすい傾向にあります。
私自身、「〇〇に関する情報が少しまとまったので、興味ある方はnoteの有料記事をどうぞ」という軽い投稿が思わぬリツイートを呼び、短期間で売上が伸びた経験もあります。
読者にとってタイムライン上に現れやすいSNSで認知を取り、興味を持った人をYouTubeやnoteへ導くイメージです。
3.Instagram:人間性を知ってもらう“裏側”の公開
私はInstagramも使っていますが、そこでは情報発信という感じは一切なく、一般人としての旅行の写真、趣味の投稿、食べ物の写真、仕事現場の様子など、プライベート感のある投稿を意識的に投稿しています。
というのも、私の運用スタイルの場合はXやYouTubeが認知や有益情報提供の場として機能しているので、Instagramまでも同じ内容で埋め尽くす必要はないと考えているからです。
Instagramも情報発信の場としてホットであるというのは間違いないのですが、私の場合はそこまで手が回す余裕がなかったというのが正しいでしょうね。
それならガッツリと日常方向に振り切って、私という人間について知ってもらう場所としての活用をしようという考えでポジショニングしている広報(?)チャネルです。
むしろ「日常のちょっとした出来事」「素顔の自分」をさらけ出すことで、読者や視聴者がより親近感を抱いてくれることがInstagramの利点です。
発信ジャンルについてだけを発信しているとどうしても“その道一筋の人”というイメージが強くなりがちですが、Instagramでは私という人間自体に興味を持ってもらうことを狙っています。
4.最小限の発信でも続く“口コミパワー”
先ほど触れた通り、私の「1記事note戦略」は、SNSにおける1日数回の投稿や、YouTubeへの新規動画の投稿が年間数本程度でも成り立っています。これは「一度買ったらアップデートが永遠についてくる」という特性ゆえに、読者が自然と人に紹介してくれることが最大の要因です。読者視点で考えると、
「買い切りなのに追加コンテンツがどんどん更新されてお得」
「無料情報も十分に手に入り、コスパが高い」
「煽り売りがなく、長く付き合える筆者だと信頼できる」
といった好印象を受ければ、その感動や安心感を友人・知人・SNSのフォロワーに話したくなるものです。
私の場合、この口コミサイクルがオフラインだけでなくSNS上でも長年にわたって売上を支え、さらに私の名前や活動を業界内で広める大きな推進力になっています。
※この役割分布は絶対ではありません
「1記事note戦略」がもたらす長期的な恩恵
ここからは当記事で記載してきた内容を再度分かりやすくまとめていきます。
1.シンプルだからこそ、長く続けられる
私がやれていないからというのもありますが、スタンダードなnote運営戦略として定着しているサブスク型や複数コンテンツ量産型は非常に複雑であり、常に目新しいもので読者を満足させなければいけないという点において難易度が高く感じます。
人は複雑な仕組みほど途中で飽きたり、運営が面倒になってしまいがちです。
その点、「1記事note戦略」は販売物が1本だけという非常にシンプルな構造で、必要に応じて記事をアップデートしていくだけ。
余分な負担が少ないからこそ、私も5年間こうして飽きることなく続けてこられました。
2.業界内外での“信頼”を積み上げる
有料記事の乱発は時に「お金稼ぎ最優先」というイメージを植え付けてしまい、業界の同業者や協業先から敬遠されることもあります。
一方で、1記事にフォーカスし続けていると「ブレない専門家」「責任をもって情報を常にアップデートする人」という評価を得やすく、業界でのコラボレーションやイベント登壇のお誘いなど、思わぬ形でチャンスが巡ってくることも珍しくありませんでした。
実際、私もこのスタンスを貫いていたおかげで、オフラインイベントへ登壇する機会をいただき、多くの方に「いつもnote読んでいます!」と直接言っていただくようになりました。
3.本業やライフワークとの両立が容易
有料コンテンツの数が増えると、それぞれをアップデートしたり宣伝したりする労力が莫大になります。
その点、「1記事note戦略」ならアップデート対象はたった1本。
私の場合、そもそも本業で個人経営の会社を運営していることもあり、noteを主軸としながらも他の仕事を十分こなしつつ、余裕を持った生活ができています。
副業・兼業スタイルの方にとっても、一つのコンテンツに集中投下する方が時間管理がしやすく、精神的な負担も少ないはずです。
4.“自分の名前”を広げやすい
1本の有料noteにすべてのノウハウを詰め込むという設計にすると、読者からは「〇〇といえばあのnoteの人だよね」と認識されるようになります。
これは自己ブランディングにも大きく寄与します。
コンテンツが増えすぎると「いったい何が専門なの?」とぼやけることもありますが、“1テーマ1コンテンツ”であれば、専門領域と自分の名前がスパッと紐づき、ブランディングに一貫性が生まれます。
まとめ
以上が、私が5年かけて取り組んできた「1記事note戦略」の骨格です。
ひと口に“有料noteの販売”といっても、複数コンテンツで稼ぐ方法や定期課金プランなど、さまざまなやり方があります。
しかし、私はあえて「1本の有料記事にすべてを注ぎ込む」というスタイルを貫くことで、
コンテンツ開発の負担を最小限に抑えながら質を高める
読者に「買い切り+アップデート永続」の安心感を提供する
煽り売りのイメージを払拭し、長期的な信頼と口コミを獲得する
最小限の広報活動でも売上が立つ仕組みを作る
自分の専門性や人物像を一貫してアピールしやすい
といった恩恵を得られました。そしてこの5年の間に、累計で8,000万円以上の売上を達成しつつも、SNSでの投稿を無理に増やしたり、複数教材の連投で追い込みをかけたりすることなく、穏やかに運営を続けてこられたわけです。
ざっくりと1記事note戦略についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?少しでもお役に立つ内容がありましたか?
初めて"noteを題材にしたnote"というものを執筆してみたので上手にテキストをまとめられたか若干不安ではあるのですが、この記事をきっかけに1記事note戦略と私という人間の存在を知ってもらえたら嬉しいなと思います。
最後に
このnoteはこれで終わりになります。
些細なお願いにはなるのですが、実はnote情報に特化したSNSはまだ立ち上げたばかりでして、note発信者の知り合いやお友達が執筆時点で1人もいない状態です。
Xなどネット上だけでも良いので下記に該当する方は仲良く交流してくれると嬉しいです。
・note愛好家
・noteオタク
・note研究家
・note頑張りたい方
また、上記メンバーシップで細かい戦略面や当アカウントの運用方針なども共有しています。いつでも入っていつでも抜けれので、気軽に覗いていってみてください。
追記:
当記事内で私のこれまでの事例として紹介した1記事のnoteアカウントを見て参考にしたいというお声をいただきました。
記事を読んでいただけていればnote内ですぐ見つかると思うので興味がある方は探してみてください。
・明らかにニッチなジャンルの有料note
・異質ないいね数
なのですぐに見つかると思いますし、既に発見報告かなりいただいております。笑
当アカウントで特に隠しているというつもりはありませんが、自ら飯の種をさらけ出すということはしないようにしていますので、発見した方はひっそりと感想などご連絡いただけると嬉しいです。
また、「リサーチ力がなくてどうしても見つけられないよ。ライティングや導線設計の勉強のために購入したい」という方がもしいましたら、単価5万円ほどしますがそれでも良ければ、以下のXもしくはインスタのDMまで個別でご連絡いただければ幸いです。
※ただどんな記事か知りたいだけの場合はご遠慮ください。その場合はご自身でお調べいただければ幸いです(本当に簡単に見つかると思うので)。
※現在、1記事note戦略の完全ガイド的な1記事を執筆中です。そちらの有料パートでアカウント事例載せて開設予定ですので、いつ公開できるかまだ未定ですが、そちらもお待ちいただければ幸いです。
また、どんな感じで自分が運用をしているのかは以下の記事も参考になると思います。
是非一緒にご確認ください。
特別なお知らせ&資料配布
僕がnote運営で重要視している指標や考え方一覧をいくつかの資料にまとめさせていただきました。
👇こんな感じのものです。
※解説動画付きです
また、「ひらかわのnote更新を見逃した」「note添削会とかやってほしい」というお声をいくつかいただきましたので、
・note更新
・YouTube更新
・note運営に関するコラム
・オンライン添削会の参加
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上記の通知を受け取れるメールマガジンも作成いたしました。
添削会、作業会についてはまだ未定です。
これらの配布は以下の公式LINEで行わせていただきます。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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