「子供を信じて待つ」は、私は全否定しております。
骨折したら放っておいてもいつかは自然に骨が付きます。
自然に治るからといって体の治癒力を信じて待ちましょうなんてなりますか?
「子供を信じて待つ」
これは不登校を治せない人の言い訳で、そんなことを言う人は無責任な人です。
7年待って大学生になりました。
と言う母親がいました。
7年待って大学に進学したということは、「7浪」して大学に進学したってことです。
7年待って大学生になってそこから大学を卒業しても企業に就職出来るのですか?。
大学に行けばいいってものじゃないのです。
こんな状況になっても「子供を信じて待つ」のですか?
高校に進学すればいいというものではありません。
不登校前の成績がいい子が、偏差値の低い高校に行ってもクラスメイトとレベルが違うので中退するのがオチです。
そんな子は、そもそも偏差値の低い高校に行く気なんてないでしょう。
高校に進学すればいい、というものではないのです。
不登校の子には
学校に行くなら行く
学校に行かないのなら行かない
大学進学するならそれに備える
働くのなら働く
さっさと自分の進路を決めさせるべきです。
不登校だからいって時間は待ってはくれません。
いつまでもゲームやネットをやらせてどうするのですか。
不登校関係者で「学校はゴールじゃなくて過程にすぎない」と言う人がいますが「ゴール」はどこなのですか?
有名企業の就職がゴールなら学校は絶対に必要ですし、肉体労働がゴールなら学校は必要ないです。
賛同される綺麗ごとを言うのは勝手ですがまず最初にやるべきことはゴールを決めることです。
不登校だったことを、消すことは出来ませんが、不登校だったことを、「良かったことにする」ことは出来ます。