自分が子供を持つようになって、
不登校中の母親が、どんなに苦しくて辛かったのかが
身に染みてわかりました。
ですから、私は、
不登校の子供より母親のほうに焦点を当てているのです。
母親の苦しみ辛さに比べたら、
子供の苦しみ辛さなど「甘えているんじゃない」と思っています。
私の母親は、どこへ行っても私の不登校が改善しなかったので
最後は「霊媒師」のところに行きました。
母親は「当時はどうかしていた」と言っておりますが、
これも苦しんだ挙句に精神的に追い詰められていたのだと思います。
さらに、不登校の母親は、周囲からも、
不登校の母親が子育てがどうとかこうとか言われて責められます。
今更さら言われてもどうなるものでもありません。
子育て、躾と言う人は、不登校の改善方法がわからないから子育て、躾に話を持っていくのです。
不登校のことも改善方法のことも何もわからないのなら、黙っていればいいのです。
自分の言ったことが、相手を傷つけていることを自覚して下さい。
私は、
不登校の母親に子育て、躾の講釈を垂れている人に
あなたは、さぞ立派な子育て、立派な躾をしているのでしょうね。
と言います。
不登校だったことを、消すことは出来ませんが、不登校だったことを、「良かったことにする」ことは出来ます。