エプスタイン文書公開を許可 大陪審記録、法案可決受け 米地裁
【ニューヨーク時事】米南部フロリダ州の連邦地裁は5日、少女らへの性的搾取で起訴され、勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告の捜査に関する大陪審の記録公開を許可すると決定した。 元被告の死去を巡っては、情報隠蔽(いんぺい)のために殺害されたとの陰謀論が根強く、連邦議会が先月、透明性を求めて関連文書の公開を司法省に義務付ける法案を可決していた。 法案は同19日にトランプ大統領が署名して成立。大陪審の記録は通常非公開だが、地裁は法に基づいて公開を認めた。ただ、公開時期は明示していない。